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2025/9/10:フリーペーパーvol.114発刊!

フィンランド語の動詞2 – フィンランド語の動詞の人称 タイプ②の動詞

フィンランド語の動詞の人称

フィンランド語の動詞は、さまざまな文法要素によって形を変えます。

ここでは、フィンランド語の動詞を変化させる人称について書いていきます。

タイプ②の動詞

ここではタイプ②の動詞の一つ、syödä(食べる)を見ていきます。

タイプ②の動詞は不定詞が -da/-dä で終わる動詞です。多くのフィンランド語の動詞がこのタイプ②に分類されます。

フィンランド語に取り入れられた外来語の多くは、名詞や形容詞、外来語の動詞から動詞を作る -oida と結びつけられるのでタイプ②に分類されます。

例:

satula(鞍) + -oida → satuloida(鞍を乗せる)
名詞や形容詞から動詞を作る

reset(英語のリセット) + -oida → resetoida(リセットする)
外来語の動詞から動詞を作る

syödä(食べる)の変化

syödä(食べる)を人称によって変化させると、以下のようになります。

    • 単数

1人称単数:syön
2人称単数:syöt
3人称単数:syö

    • 複数

1人称複数:syömme
2人称複数:syötte
3人称複数:syövät

タイプ②の動詞では不定詞から最後の -da/-dä を取り、残った部分(語幹)に人称語尾をつけます。
3人称では語幹の母音をのばさず、短母音のままにします。この動詞も母音調和の原則に従います。

タイプ②の動詞の人称変化

不定詞→ juoda 飲む syöda 食べる
人称語尾↓ 語幹→ juo- syö-
(minä) n juo-n syö-n
(sinä) t juo-t syö-t
hän juo syö
(me) mme juo-mme syö-mme
(te) tte juo-tte syö-tte
he vat / –vät juo-vat syö-vät

タイプ②の動詞を使った例文

Tuon kahvin ja kanelipullat. コーヒーとシナモンロールを持ってきます。 (tuoda 持ってくる)
Sinä luennoit yliopistossa. あなたは大学で講義をします。 (luennoida 講義する)
Hän syö leipää ja juo kahvia. 彼はパンを食べ、コーヒーを飲む。 (syödä 食べる、juoda 飲む)

参考

Finnish conjugation – Wikipedia英語版
『ニューエクスプレスフィンランド語』白水社
-oida – Wiktionary英語版

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