「子供と一緒にかけっこがしたい」「走りたい」。そんな自然な思いを満たすために始まった「Blade Runners ブレードランナーズ」。
走ることは自然なことであり、普通のことである。はいはいから始まり、立ち、歩いてそして、走る。そんな自然であり普通のことが叶わない世界もある。普通でないことが普通の世界。
Blade Runners (ブレードランナーズ)は、義足、車椅子、障害者、難病、さらに走らなくても少し前に進みたい人。そして、それらを応援したい人が集まるチームです。
毎週月曜日と木曜日の19時からグランドで練習をします。自分自身も難病障害者の立場から参加し、さらに他のメンバーの前進する様子を記録に残すために写真担当として記録を撮っています。
Blade Runners (ブレードランナーズ)の公式フェイスブックページはこちら>>https://www.facebook.com/BladeRunnerJP/
前回、僕が受賞した「ビッグ・アイアートプロジェクト」の写真部門について紹介しましたが、僕がビッグ・アイアートプロジェクトに応募した作品は、このBlade Runners ブレードランナーズの練習風景を撮ったものになります。
障害者が障害者を撮る。ずっと続け行けば障害(生涯)カメラマンとして名乗れそうです笑。
受賞した作品は、以下3つになります。
- なかむらよしひろ/Play the Race
- なかむらよしひろ/ただ、挑戦するだけ
- なかむらよしひろ/Move On Now
作品自体はまだ公開されていないので、こちらでお見せすることがまだできません。しかし、応募していない他の作品を今回は紹介したいと思います。公開できるようになりましたら、ここHIFUMIYO TIMESでも紹介したいと思います。みなさんぜひみてください。
スポーツ義足で駆け抜ける。空気を感じ、風を押し除ける爽快感。
普通義足で綺麗な歩きの練習中。フルマラソンは通過点。
毎回、絶対的無理だと思っていたものが相対的な無理に変わって行きます。一つずつ積み上げていき壁を乗り越えて行く姿を記録として撮っています。
40代のおっさん(笑)たちがこれだけ毎回、壁を壊して行く姿を見ていると障害者の未来はかなり明るいものだと感じます。
今回、ビッグ・アイアートプロジェクトに応募した作品は撮り貯めていた Blade Runnersブレードランナーズの自分なりのベストショットを選び応募したものになります。それが、受賞したことはとても嬉しく思っています。メンバーもとても喜んでもらっています。
さてさて次はどんなかっこいい姿を撮ろうかな〜。
次回予告:第3部へつづく。
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