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2026/3/10:フリーペーパーvol.120発刊!

息苦しいこの世界に生まれ落ちて

孤独の上で成り立つ美しさは確かにそこにある

 

希望を探している

毎日毎日、生きることはとても大変だ。もう取り戻せない存在を確かに感じながら、それでも前を向いて歩きたい。心と現実の風景はいつだって食い違っていて、それがとても苦しいけど、君が生きてきた世界だから、希望を探す。

絶望に慣れて、何度も負けて、心の居所さえ分からなくなって、それでもなかなかこの世界は簡単には諦められないように出来ている。季節とは裏腹にまだ雪解けはずっと先のほう。冷たい場所で涙がそっと雪に落ちる。希望を探している。

この袋小路に迷い込んで、何年経っただろう?明かりが差し込む隙間、そこは入口だろうか、出口だろうか、わからない。頼りない灯火を手に出口を探している、探している。暗闇に目が慣れないから、心の記録もままならない。隙間風のひゅーという音が耳の機能を妨害する。頼りの君の声も、うまく聞こえない。そこで君の声こそ希望だと認識する。

確かなことなど何もないけれど

手探りで前へ進む。引き返すには歳を取りすぎた。いや、後ろの過去が怖いんだな。直視出来ないくらい醜いんだから。恐怖を知ること、過去と向き合うことは、この人生で必修科目らしい。いつになったら修了証書がもらえるのだろうか。

「まだ生きていられる」という。
「もう死んでしまえ」という。
限界という崖っぷちの中では、心はメトロノームの針のよう。
陳腐な表現もまた一興。
暗いな、ほんと暗いや。

確かなことなど何もないけれど、この暗闇だけは紛れもなく、「現実」だ。

未来をこぼさないで

子供の頃は約束されていた未来。保証書付きの未来。砂場の中のガラスで手を切ったの。どこかで間違えたの。血で汚れたら、それは紙切れだって。言われたよ、多分。

時間概念を飛び越えて。未来はもう君のもの。手から砂と一緒にこぼさないで。

過去に縛られないで。そこにはもう誰もいないよ。
心の中に宿るんだよ、人は。

誰もが確信も無く、それでも歌を歌うよ。忘れないように、人と共にいたことを。

たった一度きりの人生だから

呼吸がうまくできない。暗すぎて足元がおぼつかない。目は見たくないものばかり映す。
それでも…まだ風を感じたい。人の温もりを知りたい。君と話したい。

「たった一度きりの人生、後悔のないようにな」

そしてまた歩き始めるんだ。…祈りみたいなものなんだ。

それでも君を見つけてみせるよ。

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