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2020/06/10:フリーペーパーvol.51発刊!

マスクパニックは少し沈静化し始めました

マスク協奏曲

マスクの買い占めと高額転売が禁止されて以来、近所のドラッグストアには開店前に行列ができるようになりました。入り口前に椅子をおいて座り込んだり、ヒマを持て余して本や新聞を読む人、スマホをいじる人。100人以上はいたでしょうか? 人波は駐車場を取り囲み、最後尾は先頭に届きそうでした(その中に私もいたのですが)。

ほぼ毎日、並ぶのを30分づつ前倒して少しでも列の前方に並ぶようにしましたが、いつも列の2,3人前で売り切れ。アルコール消毒液、手洗い用の液体石鹸、果ては体温計まで品切れ。一時はトイレットペーパーやティッシュ、キッチンペーパーもなくなりましたね。55歳以上の人は第1次オイルショックを覚えているはずなんですけど。

マスクで罪悪感、危機感と幸福感

毎日並んでいると、前の方にいる人の顔ぶれくらいは覚えます。「あれ?このおばあちゃん、昨日も一昨日も先頭だったよな」とかですね。当人は買い占めしているつもりはないんでしょうが、時間をやりくりしてようやく列の後ろの方に並べた人にとっては「この人、この前も一番に入って箱入りの徳用買ったよな」とか「こすい婆さんだ」とか考えてしまうかもしれません。

こういう人、特にご老人は1枚でも使うと「もう使ってしまった」という罪悪感と、「あと何枚しかない」という危機感に苛まれ「また買いに行かなきゃ」となりがちで、次の日もまた次の日も早朝からドラッグストアの入り口に並ぶようになります。まさに、「悪意なき買い占め」です。

生産体制が強化されマスク不足は解消の方向に向かっていますから、一番前もしくは10人以内くらいまでに並べば箱入り30枚とかの得用品が確実に買えるようになってきていますが、箱ではなく5枚とか7枚入りの袋でさえ、並んでいる人全員が買えるほどまでには回復していません。

そんな中、早朝から入り口付近に陣取って、箱入りを買えたご老人たちは優越感と幸福感を感じながら家に戻るのですが、帰ったら現実に無理やり引き戻されます。数枚使っただけのマスクの箱など未使用のマスクの山。幸福感なんかすっ飛んで「また余計なものを…」という後悔が先に立ちます。それでも一度味わった幸福感は忘れられず、また次の日も、そのまた次の日もいつ入荷するかもわからないのにドラッグストア通いを続けるようになります。

マスク買えました!

さて、先日の日曜のこと、今日は薬屋に入荷もないし、他の買い物のためにバス2本を乗り継いで(直線距離だと大したことはないけど、バスで乗り継ぎを含めて1時間、徒歩だと5時間)、一番近いホームセンターまで出かけました。

買い物を済ませて食品売り場に行き、「今夜のおかずはなんじゃろかい」と惣菜コーナーをうろついていると、バックヤードから大きな段ボールが3つ。なんだろうか? と見ていると大量のマスク。パニックを防ぐためかマイクを使わず、大声を出すわけでもなく、「マスク入りましたぁどうぞぉ」と。マスク! あんなに並んで手に入らなかったマスクが目の前に大量に! こりゃ買わなきゃ。急いで一袋もらって買い物かごに。

1袋10枚入り550円。ちと高い気もしましたが、このご時世、背に腹は変えられません。喜んで買わせていただきました

マスクの売り方にも変化が

ここに来てドラッグストアの販売方法も変わってきました。入荷しても朝イチに出さないで、適当なタイミングで店出しをする。マスクが出るまで店の中に滞留するのもお断り、というケースも増えています。並んでも無駄、その時たまたま店内にいたラッキーなお客さんだけが買える。いい加減な品出しのおかげでマスクパニックも沈静化し始めました。

「朝早く並んでも無駄ですよ」店側ができる最大限の抵抗が功を奏したと言ってもいいでしょう。安定供給が始まって需給バランスがもとに戻るまで、皆さん、もう少し我慢しましょう。

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