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2024/11/10:フリーペーパーvol.104発刊!

たまの日のパパ料理、パパはチャーハン屋さん。

パートナーの不調

ここ最近の話しである。パートナーが体調を崩した…

忙しい日々が続いていたからだ。今週に至っては月曜から日曜まで休みは無しだ!仕事も休み無しなのに家事も育児にも手を貸していてくれたパートナー。

そのパートナーが腹部の痛みを訴え倒れこんだ。私は、手を貸したが何も出来ないでいた。焦る私。腹部の痛みを訴え続けるパートナー。

暫く様子を見ていたが、治る様子は一向にない。

真夜中の病院

パートナーに恐る恐る聞いてみた「病院行く?」すると頷くのでササッと支度をして、彼女を支え病院へと急ぐ。

無事、パートナーを病院に連れて行くと救急治療室での点滴と検査が始まった。パートナーは、夜も更けていたので私に「先に帰って」と促した。

私は、次の日の仕事もあったので一旦は帰る準備をしていたが、途中で踵を返して戻って来た。彼女は目を覚まし驚いたように言う「どうしたの?明日、仕事だょ。帰らないと」しかし、私は「大丈夫」と言って残ることを決意した。

結局、その日は、原因は分からず夜中に点滴と検査結果を持って帰宅したのだが、彼女は当分は安静の身だ。彼女に「2日3日はゆっくり休みを取ってね。」と言って彼女の看護学生の娘にバトンタッチした。

チビ達の下校後、仕事後の家事、炊事、洗濯…

そして、次の日からは私とチビ達の二人三脚の家事生活が始まった。

朝、パートナーからのモーニングコールで起きた私達は、朝はチビ達がゴミ出しに行き、仕事から帰って来た私は、皿洗いをし。私が出来ない時には、小学3年生の娘と小学2年生の息子が交代で洗ってくれた。

パートナーが炊飯の仕方を息子に教えていたので、息子が米を研ぎ、炊飯し、その間に娘は日課のお風呂掃除とトイレ掃除を仕上げた。

パパレシピは良いレシピ

私は、何日かの献立を決めチビ達を連れてスーパーに連れて行った。そして、調理スタートだ。

まず、第一日目はチャーハン。私、得意の中華だ。手際良くチャチャッと強火で炒めて仕上げる。そして、私はお食事待機中のチビ達に夕食のチャーハンを出した。チビ達が一口炒飯を口に運ぶ…一瞬、時が止まり

「美味しーい!」「美味い!!凄く美味いよ、パパ」

との賞賛の声がチビ達から、すると息子が

「パパ、今の仕事辞めて炒飯屋さんを開きなよ!」

と言う。喜んでいいのか、悲しむべきなのか微妙だが、チビ達の嬉しそうな顔をみるとこちらも嬉しかった。

次の日もパートナーは寝込んでいるので、昨日と同様、今夜も家事は分担だ。今日は娘が炊飯をし、息子が茶碗を洗ってくれ、日課のお風呂掃除とトイレ掃除を済ませて、洗濯機が洗った洗濯物を下に置きかけては、息子が台に乗って上から干した。

パパのしでかした失敗

さあ、今日は、麻婆豆腐だ。昨日と同じく中華料理なので、腕に自信があった。

出来上がった食事を差し出す…っと今日は、リアクションがないではないか、ど、どうした?尋ねてみると辛いらしい。しまったー!!チビ達には辛すぎたらしい。しかし、チビ達は料理を上手く工夫して平らげてくれた。

さて、3日目次の日も仕事の後に家事、育児が待っている。すると、3日目の昼、私が家での仕事をしていると、パートナーがやって来た。「だいぶ、お陰様でだいぶ良くなったよ。大変だったでしょう。今日は、ご飯作ろうか?」と提案してくれた。

「ほあっ、助かる」と思わず声が出たくらい安心したものだった。
私は、今回のパートナーの不調で色々な大切なことに気づかされた。当たり前の日常とは当たり前ではないこと。チビ達が一生懸命働いてる親の姿を見て助けようとしてくれる愛情を持っていてくれること。
そして、いかに幸せな毎日をいつも送っていたかと言うことだ。当たり前のようで当たり前でない幸せな日々に感謝して、かけがえのない毎日を大事に過ごしていこうと思う。

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