パートナーの不調
ここ最近の話しである。パートナーが体調を崩した…
忙しい日々が続いていたからだ。今週に至っては月曜から日曜まで休みは無しだ!仕事も休み無しなのに家事も育児にも手を貸していてくれたパートナー。
そのパートナーが腹部の痛みを訴え倒れこんだ。私は、手を貸したが何も出来ないでいた。焦る私。腹部の痛みを訴え続けるパートナー。
暫く様子を見ていたが、治る様子は一向にない。
真夜中の病院
パートナーに恐る恐る聞いてみた「病院行く?」すると頷くのでササッと支度をして、彼女を支え病院へと急ぐ。
無事、パートナーを病院に連れて行くと救急治療室での点滴と検査が始まった。パートナーは、夜も更けていたので私に「先に帰って」と促した。
私は、次の日の仕事もあったので一旦は帰る準備をしていたが、途中で踵を返して戻って来た。彼女は目を覚まし驚いたように言う「どうしたの?明日、仕事だょ。帰らないと」しかし、私は「大丈夫」と言って残ることを決意した。
結局、その日は、原因は分からず夜中に点滴と検査結果を持って帰宅したのだが、彼女は当分は安静の身だ。彼女に「2日3日はゆっくり休みを取ってね。」と言って彼女の看護学生の娘にバトンタッチした。
チビ達の下校後、仕事後の家事、炊事、洗濯…
そして、次の日からは私とチビ達の二人三脚の家事生活が始まった。
朝、パートナーからのモーニングコールで起きた私達は、朝はチビ達がゴミ出しに行き、仕事から帰って来た私は、皿洗いをし。私が出来ない時には、小学3年生の娘と小学2年生の息子が交代で洗ってくれた。
パートナーが炊飯の仕方を息子に教えていたので、息子が米を研ぎ、炊飯し、その間に娘は日課のお風呂掃除とトイレ掃除を仕上げた。
パパレシピは良いレシピ
私は、何日かの献立を決めチビ達を連れてスーパーに連れて行った。そして、調理スタートだ。
まず、第一日目はチャーハン。私、得意の中華だ。手際良くチャチャッと強火で炒めて仕上げる。そして、私はお食事待機中のチビ達に夕食のチャーハンを出した。チビ達が一口炒飯を口に運ぶ…一瞬、時が止まり
「美味しーい!」「美味い!!凄く美味いよ、パパ」
との賞賛の声がチビ達から、すると息子が
「パパ、今の仕事辞めて炒飯屋さんを開きなよ!」
と言う。喜んでいいのか、悲しむべきなのか微妙だが、チビ達の嬉しそうな顔をみるとこちらも嬉しかった。
次の日もパートナーは寝込んでいるので、昨日と同様、今夜も家事は分担だ。今日は娘が炊飯をし、息子が茶碗を洗ってくれ、日課のお風呂掃除とトイレ掃除を済ませて、洗濯機が洗った洗濯物を下に置きかけては、息子が台に乗って上から干した。
パパのしでかした失敗
さあ、今日は、麻婆豆腐だ。昨日と同じく中華料理なので、腕に自信があった。
出来上がった食事を差し出す…っと今日は、リアクションがないではないか、ど、どうした?尋ねてみると辛いらしい。しまったー!!チビ達には辛すぎたらしい。しかし、チビ達は料理を上手く工夫して平らげてくれた。
さて、3日目次の日も仕事の後に家事、育児が待っている。すると、3日目の昼、私が家での仕事をしていると、パートナーがやって来た。「だいぶ、お陰様でだいぶ良くなったよ。大変だったでしょう。今日は、ご飯作ろうか?」と提案してくれた。