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2019.11.10:フリーペーパーVol.44発刊!

障害者雇用率が高い上位3社はどんな会社?

障害者雇用率が最も高い会社は「ゼネラルパートナーズ」

10月7日、東洋経済オンラインが「『障害者雇用率』が高い上位100社ランキング」を発表しました(東洋経済『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2019年版より)。上位3社は「ゼネラルパートナーズ」20.92%、「エフピコ」13.78%、「エイベックス」7.09%。この3社はどんな会社なのか? なんで障害者雇用率が高いのか? ちょっと気になりました。

ゼネラルパートナーズ

障害のある方向けの総合就職・転職サービスなどを行っている株式会社ゼネラルパートナーズ。サービスの性質上、障害者雇用率ナンバーワンなのは頷けます。前年からの伸びも100社中トップ。20.92%は断トツですね。

細分化することで障害・個性を活かせるのでは

新卒やアスリート、高い専門性をもつ方など特性に応じての就職支援、うつ病や統合失調症、発達障害など個性に特化した就労移行支援、農業、障害やLGBTなどに特化したwebメディア、障害者雇用に関する調査・研究機関など、細分化している部分が障害・個性を生かして働きやすいひとつの要因なのかな、と思います。

企業理念から何か頑張れそう

ゼネラルパートナーズの企業理念は「誰もが自分らしくワクワクする人生」。仕事に、そして人生にワクワク感、大切ですよね。障害をもっていると人生を楽しむ感覚が薄れてしまう印象があります。自分らしささえ忘れることも。

ワクワク感を全面に出してくれると、何か頑張れそうな気がしてきます。ひとりひとりの個性を大切に、凸凹な個性をつなぎ合わせて、楽しく頑張れる集団づくりをしているんじゃないかなと思います。

エフピコ

食品売り場に並ぶ生鮮食品やお惣菜、お弁当などの食品トレー容器のナンバーワンメーカーである株式会社エフピコ。エフピコの障害者雇用は、知的障害者をもつ親の会「あひるの会」とのつながりからはじまっています。全国各地に障害者を雇用するグループ会社があるのが、障害者雇用率上位をキープしている理由かと思います。

特例子会社とA型事業所

エフピコグループでは、特例子会社、就労継続支援A型事業所、事業提携先、業務請負先で多くの障害者が働いています。

エフピコダックス株式会社は、北海道、茨城、千葉、広島、高知、佐賀にあるエフピコグループの特例子会社です。設立したのは1986年。33年の歴史があります。社外からの評価も高く、2019年1月には「障害者活躍企業」に認証されています。

エフピコ愛パック株式会社は全国に10か所ある、就労継続支援A型事業所です。山形(2か所)、茨城、岐阜、兵庫(2か所)、広島(2か所)、佐賀(2か所)にあります。2007年にはじまった民間の営利法人初のA型事業所です。

一緒にスポーツを楽しんで壁をなくす

2010年からエフピコグループでは、フロアホッケー活動を取り入れています。フロアホッケーは、スペシャルオリンピックスの競技の中でも最も歴史のあるスポーツのひとつです。障害の有無、年齢、性別に関係なく、補欠もつくらない、そんな特徴もあります。

この活動は全国10か所の事業所に広がり、約600名(障害のある社員約200名、障害のない社員約400名)が参加をしているといいます。一緒にフロアホッケーを楽しむことで、壁がなくなると言っている社員も多いそうです。

エイベックス

エンターテイメント事業を手掛けるエイベックス株式会社。エイベックスと聞くと、1990年代の音楽シーンを席巻した会社というイメージをもっている方も多いかと思います。そのエイベックスが、今は障害者雇用率第3位になっています。

サテライトオフィス

エイベックスでは、障害者の勤務場所として、バリアフリーのサテライトオフィスを確保しています。障害をもっている方には、バックオフィス業務(人事・経理・総務・情報システム管理など顧客に直接対応するフロントオフィスを支援する部門)を行うことが多いようです。

障害者アスリート

また、エイベックスでは、障害者アスリートに特化した部署もつくっています。2008年から障害者スポーツアスリートを雇用することにも力を入れはじめました。2013年からは「エイベックス・チャレンジド・アスリート」としてチームを発足。車いすテニスや陸上、柔道、スキーなどの選手が所属しています。

障害者雇用率の高い上位3社は3社3様

「ゼネラルパートナーズ」は、障害のある方向けの総合就職・転職サービスという仕事内容から、障害者として生きている方々の障害を価値として見出している会社なのかなという印象がありました。

「エフピコ」は、知的障害者の親の会とのつながりからはじまり、多くの障害者が働きやすいように特例子会社、A型事業所もつくっていました。また、フロアホッケーというスポーツを通しての障害の壁を取っ払う取り組みはいいなと思います。

「エイベックス」は、サテライトオフィスを活用して環境面のバリアをクリア。障害者アスリートに特化した部署をつくり、所属選手として障害者アスリートを支援していました。

障害者雇用率の高い上位3社は3社3様。独自の方向性で障害者の雇用に力をいれています。障害者雇用が注目を集めている今、多くのチャンスが手の届くところにあると思われます。いろんな形で力を入れている会社はあると思うので、情報を掴んでチャレンジし、チャンスをものにしちゃいましょう。

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