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2019.11.10:フリーペーパーVol.44発刊!

「店内撮影」を解禁するという大胆なパラダイムシフト

ダイソーが店内撮影解禁に方針転換

100円ショップの最大手ダイソーが、従来の小売商店として初めてとなる(であろう)店舗内撮影OKを一部直営店で始めています。これまで多くの小売店では、他の客の映り込みによるプライバシー侵害や商品価格の他店流出を嫌って、店内撮影を禁止していました。なぜ今、ダイソーはタブーである写真撮影を解禁したのでしょう?

目的は意外にもインスタ映え

ダイソーは何を目的に撮影を解禁したのでしょう?
目的は客の滞留時間の延長。

100円ショップに客が求めているのは何か?
ひとつは「今」必要なものを安く手早く買うこと。もうひとつは「暇つぶし」。

この目的の違うふたつのタイプに共通するものとは?
大量の雑貨に囲まれたときのワクワク感と新製品を探すドキドキ感、「こんなものまで100円?」という驚き、そういうものを求めているのだと思います。

そのためには商品数を増やし、客の滞在時間をのばす必要があります。かわいいものや新製品、今はいいけどこの先きっと欲しくなるもの。こういうものは忘備録の代わりにどこそこの〇〇コーナーにあったと写真と一緒に保存。それが「こんなの見つけた」と仲間内でおしゃべりのネタになったりSNSを通じて拡散したりしています。

口コミの拡散

100円商材はどこで買っても100円。売っているものも大して変わりません。だから、それそのものの写真はいいとして、他人が映り込むと肖像権やらプライバシーやらでうるさいのです。

でも、口コミは重要。できれば写真付きで、となると、商品と投稿者がアップで写る自撮りで、インスタにでも上げてもらおうか? ということで従来の小売店ではあり得なかった「店内撮影禁止」を解禁するという大胆なパラダイムシフトを行ったのだと勝手に想像しています。

伝染するマナー違反

ダイソーが撮影解禁に踏み切った理由。それは、外国人観光客の傍若無人の振る舞いや無断撮影に負けたと言うのもあったと思います。ああいう行動は言葉や習慣を超えて伝染しますからね。そのうちに、日本人の中にも真似をする人たちが出てきてもおかしくはなかったわけです。

日本ではマナー違反でも、かの国ではOK(かどうかはしりませんが)、写真はもちろん、精算前のスナック菓子を味見と称して食べてしまう・・・そういう習慣を持ち込まないでほしいし、日本人も真似をしてほしくないし、店側も「お客様は神様」的に甘やかさないでほしいです。

「撮るな!」と一度決めたことは、相手が何者であってもブレずに「しちゃダメ!」とするか、客の行為を逆手に取って「どんどん撮ってインスタ映えする写真をUPして店のPRをしてください」とするかのふたつになり、ダイソーは後者を選んだのです。

私も毎日行くほどヒマではないですし、店内で商品を持って写真を撮っている場面にも2回ほどしか遭遇したことがないですが、なんか田舎臭いというか下品に見えるんですよね。いや、店としての試みとしては斬新で面白いと思うのですが、商品だけの写真だけとか陳列がきれいだとかならともかく、商品を顔の横まで持ってきて自撮りしたのをNETに上げるのはどーなんかなあ・・・と思うのでございますよ。

これからの100均

ダイソーに関しては、写真の他にもクレカNGだったのが、キャッシュレス決済に対応したりこれまでの常識(パラダイム)を覆し、新たな100円ショップ時代を作り出すという意味で他のチェーンをも巻き込んだけん引役の地位をますます高めていくことでしょう。

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