還暦。生誕時に還る私の人生!
昨年、還暦を迎えました。「赤いちゃんちゃんこ」を着て、親戚や家族にお祝いされることを私は知りませんでした。
還暦祝いでは、かつて魔除けの意味で産着に赤色が使われていたので、生誕時に還るという意味でこの慣習があるという事です。何も知らない私は、60歳の誕生日がきたら還暦だと安易に考えていました。
昔、祖父の米寿のお祝いに参加した時、祖父が「黄色のちゃんちゃんこ」を着て祝ってもらっていた事を思い出しました。
今日はちょっと早いけどパパの還暦祝いをしたよ(*ˊᵕˋ* )おめでとう🙌✨ pic.twitter.com/YubKxO1i4v
— tomochi🍓9m (@akncnty_1010) August 31, 2019
還暦とは
60年で干支は一回りします。再び生まれた干支にかえることから元の暦に戻るという意味で還暦と呼ばれています。本卦還り(ほんけがえり)ともいいますが、生まれ変わる歳の始まりでもあるのです。
干支は、十干十二支(じっかんじゅうにし)の事で「十干」と「十ニ支」を組み合わせたものになります。それが60通りもあるのです。
干支とは
干支は、前述した通り十干と十二支が組み合わせたもので全部60通りです。
まず十干とは、甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸です。2つずつセットになっており、え(陽)と(陰)の関係になっています。
干支にまつわるもので、甲子園球場は、1924年(大正13年)その年の干支は甲子(きのえね)なので、「甲子園」となったそうです。
皆様もご承知の通り、十二支は、子(ねずみ)、丑(うし)、寅(とら)、卯(うさぎ)、辰(たつ)、巳(へび)、牛(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(いのしし)の順で、12種類の動物です。
12種類の動物たち(順不動)
干支の順番のお話には、病気のお釈迦様へのお見舞い順(お釈迦様バージョン)と、元旦朝に干支決め競争(神様バージョン)があります。
・一番乗りしようとしたウシの背中からネズミが素早く降りて一位を奪った。
・イヌとサルがケンカしながら順位を争った時、仲介した鳥が間に入った。
・ネコはネズミに騙されてレースの日程を間違えた。
など、干支決め競争の逸話を聞いた事があるかもしれません。
歳の祝い
健康で長生きをすれば、還暦祝いの後、緑寿(66歳)、古希(70歳)、喜寿(77歳)、傘寿(80歳)、米寿(88歳)、卒寿(90歳)、白寿(99歳)、百寿(100歳)と、順に歳のお祝い事が続きます。
各祝い事を迎える大先輩、家族の方が身近にいれば、みんなでお祝いしましょう。
先日、80歳を過ぎたお義母さんに「体の調子はどうですか?」と伺うと、「体が思うように動かないの」「周りが見えにくくなってきているの」等々、健康長寿を願っているのですが、愚痴はでてきます。
私も還暦を迎え気持ちを切り替え、自分ができる事を見つけていきたいと考えています。また、お義母さんが長生きしていける事も考えます。
還暦を迎えた私
シニア世代は50代後半から62歳位。シルバー世代は67歳位から70歳前まで、高齢者は67歳から71歳位まで、老人は70歳以上をいうようです。場合によっては、年齢幅に差異あります。
65歳以上の高齢者の人口は、
男性:1,552万人(男性人口の25.2%)
女性:2,019万人(女性人口の31.1%)
男女合計:3,571万人
です。65歳以上の高齢者の人口比率は28.2%で、約3割近くになります。思った以上に多いのではないでしょうか(ちなみに、総務省の統計データ(2018年3月)では、総人口:12,624万人で、男性人口:6,144万人、女性人口:6,480万人となっています)。
私はシニア世代。私たちの時代は、昭和、平成と流れてきました。そして、新しい令和の時代を迎えました。
還暦を迎え、毎年苦難に直面しますが、大還暦(120歳)目指して、私自身しっかりと目標を決め、健康第一で人生を仕上げていきます。
世界的に見ても高齢な偉人達は、歴史に残る事を成し遂げています。その偉人達は、常に「学ぶ事」の大切さを教えています。私は偉人ではありませんが、「学ぶ事」を忘れずに努めていきます。
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