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2024/4/10:フリーペーパーvol.97発刊!

病気と向き合うために、親友のような主治医を!

信じられる主治医の先生を!

診察を受ける時に一番のキーポイントはお医者さんとの相性だと思っています。
「風邪をひいた」「軽い怪我をした」というレベルでも、あー、この先生、ちょっと苦手だな。と思うと、かかりつけの病院を選ぶのも重要に感じます。
このことから、精神病や難病の方たちなど、定期的に、そして長期にわたって病院にかからなければならない場合、主治医の先生との相性はとても大切なことなのです。

「相性がいい」ってそんなに重要?

私が長期にわたって通院した病院は4ヶ所。最初に言うと、私は今の病院がとても安心して通院出来る病院で、診察とは別にカウンセリングも受けているのですが、とてもリラックス出来ています。むしろ通院することが様々な不安を拭ってくれるくらいです。

それでは、どうして先生との相性が重要か。風邪などの病気の時には「これはこんな症状が出ているから、この病気であって、この治療をしましょう」というようなある程度決まった治療があるはずです。
しかし、これは精神科の話になるのですが、病名は同じであっても症状が異なることが大抵なので、どういった治療をしていくかという指針も違うし、その人によって処方される薬も違います。だからこそ、それを見極めるために、先生とのコミュニケーションが重要。
つまりは、自分の体調のことを安心して話せて、またそれを自分が安心出来る形で汲み取ってくれる先生と出会う必要があるのです。

主治医の先生との関係性

もっと簡単に言うと、心を許せて、気軽に仲良く出来る友達と付き合うのと同じように、付き合っていける先生と出会えるのが最善です。
先生という「他人」ではなく、信頼関係を結び二人三脚で進んでいくような「パートナー」だと言える先生。
長期的に付き合う必要があるのだから、それは当然です。
それでも、自分と合わない先生と付き合ってしまうケースもあります。

時に、出会いは奇跡

通院をすることで、もちろん元気になりたいですよね。そうじゃないとなんなの? と思いますが、精神科の場合それが案外難しいのです。コミュニケーションが上手く取れなくて気持ちがすれ違ってしまったり、自分に良いお薬を処方してもらえなかったり、逆にそもそも、その先生に会うことがストレスに感じてしまったり……。

だからこそ自分で納得出来る先生を探すのですが、本当にそれが大変だったりします。
私は今の病院で、今の先生に出会えたことは奇跡だと思っています。
「この先生に出会って、人生が変わった」という患者さんの話も聞いたことがあります。

けれど、出会いを引き寄せるために必死にならないで

それじゃあどうやったら、そんな先生と出会えるの?

そう言われると、こんなことを言ってしまっては悪いなと思うのですが、そこには「運」もあります。私の場合は最初の病院は勝手に行かなくなり、残りの病院はきちんと紹介状を持って転院しました。2ヶ所目の病院には何年もの間通院し、最終的にはそこがクリニックだったために入院施設が無く転院。その後入院した病院では退院後に主治医が非常勤になってしまったために転院。という形でしっかりとした理由があったし、そして転院するための信頼関係も築けていました。

しかし、私の場合はこういった形でしたが、信頼関係が築けそうにないのなら極論「自分にとっては何の得もない病院」なので、あっさり転院してしまっても良いかもしれません。ですが、もちろん私たちは病気についてのプロではありません。なので、高望みをしてしまうこともいけません。

以前、『病院を渡り歩かないためにセカンドオピニオンを!』の記事で

「セカンドオピニオン」も含めた転院についてのことを書きましたが、「相性がいい先生」と「自分が望む先生」は違います。自分を支えてくれ、助けてくれると信じられる先生に出会って、必死に治療をするのではなく、少しでもリラックスして病気と向け合っていけるようになればいいと私は思います。

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