先日発売された、コロコロコミック2018年3月号に掲載されていた作品「やりすぎ!!! イタズラくん」にて、世界史でもお馴染みのモンゴル帝国を築いたチンギス・ハンの肖像に、落書きをしたものが載せられました。
これに対して、元横綱力士朝青龍が Twitter 上で猛抗議をした事などを受け、発売中止になる騒ぎとなりました。
小学館が漫画誌「月刊 #コロコロコミック 」3月号の販売を中止します。チンギスハンへの落書き問題で、波紋が広がっていました。https://t.co/2230icj5m5
— 毎日新聞 (@mainichi) 2018年3月6日
小学生が対象の本誌。
正直なところ、世界史や日本史の教科書に載っている歴史上の写真に落書きをするのは、定番の遊びのひとつと言えると思います。
今回もそのノリで楽しんでもらおうと思って描かれたモノがこのような波紋を広げてしまったのかもしれません。
その問題のシーンを見る限り、コロコロコミックならではの「小学生男子にウケそうな下ネタ」的な表現のひとつに感じました。
私がコロコロコミックを読んでいた頃で言うと「学級王ヤマザキ」
その前の世代になると「おぼっちゃまくん」
これまで連載された作品の中でも、このような「下ネタギャグ」などは定番のネタでした。
「学級王ヤマザキ」“トラウマ的”エピソード集めた単行本、作者のこぼれ話も収録 https://t.co/0oS8uZVmo7 pic.twitter.com/OSrYqXsOUX
— コミックナタリー (@comic_natalie) 2017年12月13日
しかし、今回の件に関しては、
ネタの対象が対象だけに「混ぜるな危険」的な内容だった事や
SNSから火が付き、一気に広がった事など、
いろいろとタイミングが悪かったのかなとも感じます。
先に挙げた「学級王ヤマザキ」「おぼっちゃまくん」も、インターネットがまだなかった時代ではありましたが、どちらもアニメ放送が始まった頃、子供を持つ親世代からの評判は非常に悪かった印象があります。
でもあの頃は一部の家庭が「そのアニメを観せない」「原作のマンガを読ませない」ぐらいで、アニメの放送も原作の連載も続いていました。
その結果、作品をリアルタイムで楽しんだ世代の人には「記憶に残る作品」として、愛され続けました。
私も同世代の友人との話題の中で、このあたりの懐かしい話をする時に、これらの作品の中のネタなどが話題にあがることがあります。
今回騒動となった「やりすぎ!!! イタズラくん」も、今は風当たりの強い状況に立たされていますが、それをリアルタイムに楽しんだ世代の人たちには、「あのマンガは面白かったよねぇ〜」といつまでも記憶に残る作品となるかもしれません。
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