パソコンのサイトやパソコン専門店に行くと、よくパソコン用語を見かけます。仕様を見たり店員に聞いてもわからず、困ってしまうことはよくあることです。では、パソコン用語「CPU」「メモリー」「グラフィックボード」とは一体何なのでしょうか?
@yuibb パソコン買い換えなきゃいけなくなって店行ったんだけど、こんな感じのやつを勧められたんだわー。でもぶっちゃけよくわからんので困ってる。 pic.twitter.com/4D0tulGafT
— きょろろ島たんぼ (@tanbo93) December 21, 2014
パソコンってなに?
パソコン(パーソナルコンピューター:Personal Computer)とは、コンピューターの知識があまりない人でも使用できる汎用コンピューターです。人の代わりに計算やデーター管理・情報収集などを確実にしてくれます。
企業にとっては、人の代わりにいろんな情報の処理などをしてくれるので人件費などあまりかからず、便利でありがたい機器と言えるでしょう。
家庭では、音楽や映画鑑賞・世界との情報共有やコミュニケーション・ゲーム・教養など、他にもいろんなことを楽しむことができます。
パソコンって、どうやって動いているの?
人がOS(Operating System)というソフトウェアを使い命令します。するとパソコン内部のCPU(Central Prosessing Unit)という中央処理装置が、命令にしたがってデーターを処理します。CPUには以下の5つの装置が備わっています。
- 制御装置:各装置に命令(計算しろ・プリントアウトしろ・データーを読み取れなど)を出す装置。
- 演算装置:データーを計算する装置。
- 記憶装置:いろんなデーターを記憶する装置。
- 入力装置:周辺機器(キーボードやマウス・光学ディスクなど)を使い、データーを読み込む装置。
- 出力装置:記憶したデーターを他の機器(プリンターや光学媒体など)に出力する装置。
流れとしては、制御装置が順次、各装置に命令を出します。たとえば、キーボードで「1+1の答えを画面に出せ」とパソコンに命令すると、以下の手順で各装置が働きます。
- キーボード(入力装置)から入力されたデーターが、CPUに転送。
- CPUにある制御装置が「1+1を計算しろ」と演算装置に命令し、答えを解答させる。
- 制御装置が「答えを保存しろ」と記憶装置に命令し、答えを保存させる。
- 制御装置が「答えを画面に出せ」と出力装置に命令し、保存した答えを画面に出力させる。
「CPU」「メモリー」「グラフィックカード」ってなあに?
CPUやメモリーなどは、パソコンの各装置の名称です。をほとんどがパソコンの本体内にあるので、滅多に見ることができません。
- CPU(中央処理装置)
各装置に命令したり、計算して記憶したり、データーの読み書きをする場所です。主に、5つの機能が備わっています。CPUの処理速度はHzで表し、1秒間で何回処理できるかを示しています。
- OS(Operating System)
使用者がパソコンを操作するためのソフトウェア。難しいシステム操作やデーター管理はOSがしてくれるので、簡単に操作することができます。
- メモリー
CPUを補助してくれる記憶装置。CPUに入りきれない大きなデーターを記憶します。他に、転送速度を上げるための外部記憶装置とCPU間のデーターの受け渡しをしています。CPUより容量は大きいが、データー転送速度は遅いです。
- 外部記憶装置(HDD・SSD)
データーを保存するための大容量記憶装置。パソコンの電源をOFFにしてもデーターが消えないので、データーの保存などに使われています。CPUやメモリーと比べ記憶容量が何千〜何万倍も多いが、データー転送速度がかなり遅いです。
- 光学ドライブ(CD・DVD・ブルーレイドライブ)
データーの保管ができる、光学ディスクドライブ。ドライブ内のレンズからレーザー光を発し、光の反射を利用してデーターを読み書きします。パソコンで操作しない限りデーターが消えないので、データーのバックアップや音楽・映画鑑賞用ディスクに利用されています。
- マザーボード
パソコンの各装置を接続している大きな基盤。パソコン本体内にあります。
- グラフィックボード(ビデオチップ・チップセット)
OSなどのパソコン画面をモニターに映像出力する装置。パソコン本体の裏側にあるDVI端子やHDMI端子などの差込口から、モニターに映像出力されます。
- USB
パソコンと周辺装置(マウスやキーボード・プリンターなど)をつなぐ、長方形の形をした端子。パソコン本体の表や裏側に差し込み口があります。ほとんどの周辺装置に採用されており、差し込み方法も簡単です。
- モニター(ディスプレイ)
グラフィックボードから出力された映像を映し出す、液晶ディスプレイ。スピーカー付やTVチューナー付など、いろんな種類があります。
人の代わりに作業をしてくれる便利なコンピューター。当時は研究所などで使われていましたが、操作の簡易化や価格の激減し、パソコンとしていろんなところで使われるようになりました。これからパソコンはどんどん性能が向上し、いろんなところで使用されつつあります。これからどんな風に成長していくのか、楽しみです。
http://www.pc-master.jp/words/computer.html
via:パソコン初心者講座
最新情報を購読しよう!
就労継続支援・就労移行支援事業者様へ
HIFUMIYO TIMESでは毎月フリーペーパー版を発行しており、各エリア版の加盟店を募集中です。福祉事業者に最適なブランディングと広報力をご提供します。詳しくはお問い合わせください。