最近バンドのロゴやCDジャケットデザインのTシャツを街で見かける機会が増えた気がします。ユニクロなどのファッションチェーン店が取り扱い、比較的手に入りやすくなった事や海外セレブの間で何故かメタルTシャツが流行したことなど様々な要因があるのではないかと思います。しかし「そのTシャツのバンドがどういうバンドか知ってるのかな・・・?」と思うこともしばしばでデザインだけとは言え、それだけ一般的に浸透してることはある意味スゴイことですがやはりよく知らないで着ている人を見るとどこか寂しい気持ちになってしまいます。どうせならそのバンドについて少しでも知ってついでに聴いてもらいたいという思いも込めて、街でよく見かけるTシャツに描かれているバンドをご紹介したいと思います。あなたのタンスの中に見覚えのあるモノがありあせんか?
The Velvet Underground(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド)
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このバナナのジャケットはバンドを知らなくとも見たことがある方も少なくは無いと思います、The Velvet Underground(ヴェルヴェット・アンダーグラウンド) の1967年発表のデビューアルバム。ポップアート界の巨匠アンディ・ウォーホルに気に入られ、彼のスタジオに出入りしていたドイツ人のニコをヴォーカルとして参加して制作されたアルバムで、ジャケットはアンディ・ウォーホルが手掛けました。発売当時こそ大したヒットに恵まれなかったそうですが(それでも3万枚は売れたとか)その後数多くのミュージシャンに影響を与えた歴史的名盤です。実にシンプルでオシャレなこのジャケットで中身もさぞポップな音楽が入ってるのだろうと思いがちですが実際には非常に過激な内容の歌詞にザラザラでノイジーで実験的なサウンド、キャッチーとは程遠い実にとっつきにくい内容ですが一聴の価値ありの傑作です。BeatlesやRolling Stonesが台頭していた時代にアンダーグラウンドですでにこんなことをやっていたのだからスゴイの一言に尽きます。
そんなアルバムからノイジーな1曲を。
NIRVANA(ニルヴァーナ)
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赤ちゃんがプールで泳いでる写真、ニコちゃんマークのロゴ、バンドロゴなどなど様々なデザインのシャツを見かけることが少なくないNIRVANA(ニルヴァーナ)。90年代にアルバム「Never Mind」が全世界で爆発的ヒットを飛ばし一躍90年代ロックの象徴的存在として君臨しました。その後もバンドはアルバム1枚を制作するも中心人物のカート・コバーンの自殺によりバンドは解散してしまいますが今なお多くのロックファンから愛される続けている1枚です。ちなみにこのバンドで最後にドラムを叩いていたデイヴ・グロールは解散後にFoo Fighters を結成し今や名実ともにアメリカを代表するロックバンドとして活躍しています。
そんなNIRVANAの「Never Mind」からオープニング飾る大ヒット曲です。
AC/DC(エーシーディーシー)
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最近よくこのロゴマークを目にする機会が増えた気がするのですが、このバンドについて知っている人があまり少ないような気がしてならないオーストラリアの国民的ハードロックバンドAC/DC(エーシーディーシー)。バンド名の由来は電化製品の裏側に記載されていた「AC/DC」を見てバンド名にしたそうです。彼らの代表作「Back in Black」はこれまで全世界で5000万枚を売り上げ歴代CD売り上げ2位を記録しています。(ちなみに1位はMichael Jackson の「Thriller」)1973年結成から2017年現在もメンバーチェンジをしながら今なお現役で活躍しつづけるモンスターバンドです。バンドのロゴと共によくTシャツにデザインされる短パンでギターを弾く人物はこのバンドのリーダーであり象徴的存在、アンガス・ヤングです。
以下はアルバムのタイトルトラックで「80年代最高のギターリフ」とも言われた大名曲です。
今回は「The Velvet Underground」「NIRVANA」「AC/DC」の3バンドを紹介しました。個人的な見解ではありますが、その人が好きなバンドやミュージシャンのTシャツを着ている人は「好き」がにじみ出ている雰囲気を感じることがあります。しかしそこはやはり洋服なのでデザインの良し悪しで決めることも大事な事ですが、そこに描かれているモノの事を知るのもまた面白いのではないかと思います。
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