赤い唇から下を出しているグラフィックが社会現象にもなった英ロックバンド「ローリング・ストーンズ」。「tongue」と呼ばれるストーンズの公式アイコンだ。ガンズ・アンド・ローゼズやオアシス、エアロスミスなどを始めストーンズを崇拝しているアーティストは数知れない。
Have you turned your tongue blue? Add the iconic new Stones logo to your photos & share! https://t.co/mOpW26BSvO #BlueAndLonesome pic.twitter.com/xYY2WJRqwp
— The Rolling Stones (@RollingStones) December 6, 2016
ストーンズといえば2013年に結成50年を迎え、記念のワールドツアーでは70歳代とは思えないパフォーマンスでボーカルのミック・ジャガーがステージを駆け回り話題となった。そんなミック・ジャガーの女性遍歴もなおロックな事で有名だ。
73歳になった今もなお、超元気でロックなミック・ジャガーの29歳の恋人が、先日男の子を出産した。44歳差という事にも驚きだが、今時は年の差に驚く時代でもない。何より個人的には「男ってやっぱりいいな!」という若干嫉妬の目でミックを見ていた(笑)
この年齢で自分の遺伝子を持った新しい命を授かれる人は少ない。相手が若いということもあるが、やはり本人の精子もそれなりに元気だったのだろう。そもそも美しい美女とそういった行為ができる事がとてもロックだ、と感じた。
ところで最近は、スマホで自分の精子チェックができるのをご存知だろうか。「Seem」という精子セルフチェックキットでは、スマートフォンのカメラを使って精子を測定できるようだ。自分の精子の動きがどうなっているのか、恋人の精子は元気なのか、気になる人は多いことだろう。妊活は女性だけのものではない。
男性の妊活の第一歩となるよう作られたseem
seemのパンフレットによると、WHOの調査で不妊の原因の約半分が男性にあることが判明しているものの、不妊治療の現場では女性が主導で、男性の妊活への参加が遅れているとのこと。
使い方はまず専用の無料アプリを起動し測定用のバーコードを読み取る。尿検査のような採取用カップに精子を採取し、サラサラに液体化するまで15分〜30分待つ。その後ゆっくりとカップを回し専用の棒を使用し摂取。スマホカメラのレンズに読み込ませる、という流れのようだ。とても簡単そう。
画像引用:engadget日本版
撮影した動画を元に濃度や精子の運動率を測定できるようだ。妊活中で不妊に悩んでいる男性の中には病院へ足を運ぶのに躊躇う方は多い。妻の希望はあるものの、自分が原因ではないと思い込んでいる人も少なくない。さらに精子チェックを病院で…となるとなかなか気軽に行けるものではないだろう。自宅で手軽にできるこの「seem」。とても画期的で感動した。万が一セルフチェックのデータで濃度や運動率が悪いとわかれば、病院へ行ってみるといいかもしれない。
画像引用:engadget日本版
ところで先日、人気雑誌や記事が月額400円の「dマガジン」に加入し「クーリエ・ジャポン」を読んだ。その号の見出しは「世界 性革命 報告」。中でも気になったのが「死後の体外受精」という記事。どうやら今世界では、愛する男性の遺体から精子を採取する女性が増えているという。
画像引用:COURRiER JAPON
例え彼が死んだとしても愛する男性との子供がほしいと望む女性は多い。技術的には可能なようだが、自分の意思に関係なく父親にさせられる故人や、死者の精子から生まれた「死後懐胎子」と呼ばれる子供の人権が問題になっているとのこと。
夫は死んでも、その一部はまだ生きている。死後の精子摂取の依頼は世界的に増加傾向にあるらしい。女性の場合も、卵子凍結保存や精子バンクといった方法をとる方も増えている。
当たり前のように生理と排卵があり、当たり前のように恋人と結婚し夫との子供を授かり子供が生まれる。この「当たり前」とされていた人間の生まれ方のサイクルは、今や「当たり前」とは呼ばれるものではないのかもしれない。
ちなみにミック・ジャガーの29歳のお相手は妻ではなく恋人と呼ばれている。LGBTの方も子供を望む方がいる。新しい命の誕生のあり方は、将来的にとても多様なものになりそうだ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161209-00000007-spnannex-ent
via:Yahoo!Japan
http://japanese.engadget.com/2016/12/08/seem/
via:engadget日本版
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