アニメキャラクターに命を吹き込む職業、それが「声優」である。

皆さんの中には好きなアニメを観ていて、「このキャラクターの声優さんになりたい!!」と1度は思ったことがあるのではないだろうか。

ちなみに声優さんはアニメ以外にもたくさんの仕事をしている。

声優の仕事といえば、「アニメーション」や「映画(外画)」の吹き替えを想像する人が多いでしょう。アニメや外国人のキャラクターになりきり、そのイメージに合わせて声を使い分けていきます。

しかし、声優の活躍の場はアニメだけではありません。テレビ・ラジオのナレーション、ラジオドラマ、ゲームソフト、アナウンス、ドキュメンタリーの吹き替えなどまで、幅広い仕事があります。

売れっ子の声優ともなると、CDを発売したりコンサートやイベントに参加したりする機会もあります。かつては声優といえば「顔が見えない」存在でしたが、最近では一部の有名な声優は、まるでアイドルのような人気を集める人もいます。

自分がいつも観ている好きなアニメで、好きなキャラクターの声が変わると違和感を感じる方も多いだろう。国民的人気アニメ「サザエさん」の波平役を演じていた永井一郎さんが亡くなり、2代目波平役は茶風林さんにバトンが渡された。

知っている方もたくさんいると思うが、茶風林さんは「名探偵コナン」に出てくる目暮警部の声を担当している。

下の動画で波平の永井さんと茶風林さんの声を聴き比べてみると、結構似ています。

ぼく個人としてはどうしても2代目波平が喋っていると、ふと目暮警部がアタマに浮かんでくる。波平が叱るセリフ「うるさいぞ!!」のセリフは目暮警部が部下を叱る声そのものに聞こえた(笑)

最近では、ちびまる子ちゃんのまる子のお姉ちゃん役の水谷優子さんが51歳という若さで亡くなり、2代目に豊嶋真千子さんにバトンパスされた。

現在ではネットやTwitterですぐに世間の声が飛び交う時代。声が変わった放送後、ネットでは「全く違和感がない」「優しいまる子のお姉ちゃんの声」と賞賛の声が多かった。

アニメが大好きな人や作品にもよるが、初代の声優さんに感情移入してしまっているので、声が少しでも違うと残念で観なくなる。慣れ親しんだキャラクターの声が変わるとしたら変わった声に慣れるまで時間がかかる。

某バラエティー番組に出演した声優、古川登志夫さん(ドラゴンボール ピッコロ役・ワンピース エース役など)はこんな事を語っていた。

「声優が1番緊張するのはアニメキャラクターの2代目を担当することです!」とのこと。

古川さんは2代目ルパンのオーディションを受けたのだが、初代の声の方に寄せるとどうしてもおかしくなるし、「真似をしている!!」「似てない」「声がキャラクターと合わない」とクレームがくるので自分の声そのままでオーディションを受けたのだという。

しかし、熱いファンからは脅しとして郵便物に危険な物を送りつけられたり、上の動画にも出てくるような悪質な言葉が書いてある手紙を送られてきたりしたらしいのだ。

声優さんも人間。いつ、何が起こるか分からない。年齢的な理由で降板、病気を患って降板、大人の事情があって降板など、様々な理由で若い声優さんなどにバトンを渡す。

有名なアニメ「ドラゴンボール」の主人公、孫悟空役を演じるのは野沢雅子さん。

野沢雅子

画像引用:毎日生活・ラボ

アニメが好きな芸能人も、生で聞く悟空の声の野沢さんに物凄く興奮して喜んでいる(笑)

 

もし野沢さんが降板した時は「ドラゴンボール」というアニメ自体が終わると思ってもいいだろうと個人的に思う。もしも2代目悟空を演じるとなると、悟空というキャラクターを潰すだけ。ドラゴンボールファンからは相当なクレームが飛び交うことだろう。これだけは悟空ファンのぼくも変わってほしくないと願っている。

野沢さんに変わる声優さんはこの世にはいない。それだけ「悟空=野沢雅子」というイメージが強いのだ。

声優さんが変わるとイメージが変わる、これだけは仕方がないし、誰もが思っていることだと思う。

どんなアニメキャラクターの声優さんもいつか変わる日はやってくる。2代目の声優さんに愛着が湧くまでに時間がかかるかもしれないが、声優さんの努力の結晶がアニメに命を宿らせる。普段のアニメを、少し視点を変えて見てみてほしいと思う。

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via:http://careergarden.jp/seiyuu/work/