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2024/11/10:フリーペーパーvol.104発刊!

『博士と彼女のセオリー』から考える障害を抱える夫婦の現実。

車椅子の天才科学者といわれるスティーブン・ホーキング博士イギリスの理論物理学者で、学生の時にALSを発症した。

筋萎縮性側索硬化症(ALS)とは、手足・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。しかし、筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経(運動ニューロン)だけが障害をうけます。その結果、脳から「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなることにより、力が弱くなり、筋肉がやせていきます。その一方で、体の感覚、視力や聴力、内臓機能などはすべて保たれることが普通です。

ALSを持ちながら天才科学者ということで、昔から興味があり、2014年公開の映画『博士と彼女のセオリー』をやっと観ることが出来た。

あらすじ天才物理学者として将来を期待されるスティーヴン・ホーキング(エディ・レッドメイン)はケンブリッジ大学大学院に在籍中、詩について勉強していたジェーン(フェリシティ・ジョーンズ)と出会い恋に落ちる。その直後、彼はALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し余命は2年だと言われてしまう。それでもスティーヴンと共に困難を乗り越え、彼を支えることを選んだジェーンは、二人で力を合わせて難病に立ち向かっていく。

宇宙論や科学的な事は全く分からないが、実話ということもあってどういった内容なのかとても楽しみだった。

が、観終わった後、わたしは報われない気持ちでいっぱいだった…。(これは、わたし個人の感想で、とても素晴らしい映画だったのでぜひたくさんの人に観て欲しい。)

ホーキング博士の夫婦の関係性や問題が、人事とは思えず、胸が苦しくなった。やはり、現実はそんなに甘くはないのか。好きだけではどうすることも出来ない問題が、障害を抱える夫婦には多すぎる

実際、わたしもそこから何度も逃げたいと思ったこともある。そういう思いを、この映画を通して前向きに変えたいとどこかで思っていたのかもしれない。ある意味、前向きではあったが、わたしの望んだものではなかった。

しかし、色んな事を考えさせられ、夫婦のあり方を見つめ直すキッカケにはなった。

今や日本では、年間25万組が離婚をしている。こんな時代だからこそ、頑張りたいと思っているのはわたしだけではないはずだ。

と、ここまで言うとわたしが危機みたいだが(笑)そんな時もあるということで(笑)

http://www.nanbyou.or.jp/entry/52

via:難病情報センター

http://movies.yahoo.co.jp/movie/博士と彼女のセオリー/350923/

via:Yahoo!JAPAN

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