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フィンランド語の格5 – 人称代名詞・指示代名詞の属格形・指示代名詞の複数主格・人称代名詞の対格

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フィンランド語の格と人称・指示代名詞

フィンランド語には格が多く、その格には様々な表現があります。
この投稿では、人称代名詞・指示代名詞の格の表現を見ていきます。

人称代名詞・指示代名詞の属格形

「語幹+語尾 -n」になります。

人称代名詞

主格 語幹 属格(~の、~のもの)
minä minu- minun 私の
sinä sinu- sinun あなたの
hän häne- hänen 彼・彼女の
me meidä- meidän 私たちの
te teidä- teidän あなた方の
he heidä- heidän 彼ら・彼女らの

指示代名詞

主格 語幹 属格
tämä tämä- tämän
tuo tuo- tuon
se se- sen

Tuo on minun koira. あれは私の犬です。
Tuo koira on minun. あの犬は私のものです。

フィンランド語では、「人称代名詞の属格+名詞」の場合、正式にはその名詞に人称に応じた所有接尾辞 -ni, -si, -nsa/-nsä, -mme, -nne, -nsa/-nsä を付けます。ですが所有接尾辞だけを用いたり、また話言葉ではたいてい人称代名詞の属格を使い、ダイアログのように所有接尾辞は省略されたりします。

minun koirani = koirani = minun koira 私の犬(話し言葉)

指示代名詞の複数主格

以下の通りになっています。

nämä これら (tämä) nuo あれら (tuo) ne それら (se)

Nämä kirjat maksavat paljon. これらの本は高い(かなりの値段だ)。
Nuo naiset puhuvat englantia. あ(れら)の女性たちは英語を話す。

人称代名詞の対格

普通名詞では単数で属格と対格の語尾が同じ –n、複数は主格と対格の語尾が同じ –t でした。
人称代名詞にのみ、主格や属格と重複しない -t を使う固有の対格の形があります。

疑問詞 kuka と人称代名詞の対格

主格 語幹 対格 主格 語幹 対格
kuka kene- kene-t
minä minu- minu-t me meidä- meidä-t
sinä sinu- sinu-t te teidä- teidä-t
hän häne- häne-t he heidä- heidä-t

注意!目的語に対格をとる動詞があります。(tavata, kutsua, tuntea など)

Minä tunnen hänet. 私は彼女を知っている。

比較:Minä tunnen tuon naisen. (対格) 私はあの女性を知っている。

参考

『ニューエクスプレスフィンランド語』白水社

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