発達障害についてもっと知ってもらえたら…。そんな思いから4コマ漫画と共に具体的なエピソードを紹介する「発達障害の日常マンガ」シリーズ。
「最近どう?」と聞かれて思い出すのは失敗談や嫌なことばかり…私ってネガティブだなぁって思ってしまうことありませんか?
今回はネガティブな思考と発達障害の関係について紹介していきたいと思います!
新しいストーリーと共に「大変だけど楽しい」発達障害者の生活を身近に感じてみてください。
「すみません!」が人を困らせる!?
自分はいつも失敗してばかり?
感謝を伝えたい時に「すみません、ありがとうございます」となんとなく言ってしまったことありませんか?「すみません」が口癖の人は皆さんの周りにもたくさんいると思います。
「すみません」が口癖になってしまった理由は人それぞれだと思います。その中には実は、私のように発達障害が理由でそうなってしまっている人もいるかもしれません。
なぜ、発達障害が原因かもしれないと言えるのか?それは、発達障害の特徴で自分の失敗した経験や怒られた経験などのマイナスな出来事が人よりも強く残ってしまうというものがあるからです。
例えば「ここに誤字があるよ」と指摘してもらった時、指摘された理由やその後修正して褒められた経験よりも注意された!失敗した!という記憶だけが強く残ってしまいます。そのため私は、「自分はいつも失敗してばかりだ…すみません、すみません」と「すみません」が口癖になってしまったのです…。
ネガティブな思考をやめたい!
ネガティブな思考を止めるには考え方を変えるのが大切です。その方法を紹介してみたいと思います!
①ポジティブな出来事を思い出す
1日の終わりに「今日はあれがダメだった」「今日は嫌なことがあった」と反省点やネガティブなことをついつい考えてしまっていませんか?そうではなく、夜寝るまでに今日あったポジティブな出来事を一つ以上発見するようにしてみましょう!
例えば…
こんな風に日常的なことでもOK!少しでも幸せや気分の上昇を感じたらそれがポジティブな出来事なのです!
②ポジティブな出来事を書き出す
ポジティブな出来事を考える習慣ができたらそれを書き出してみましょう!日記のように毎日一つ書いてみるのもいいかもしれません。
発達障害の人にとって「見る」という行為はとても大きな力を持っています。日記に書いた文字やイラストを「見る」ことによってさらに考え方を変えるきっかけに繋がります。つまり書くだけでなく読み返してみることも大切なのです。
まとめ
今回は「すみません」が口癖になってしまったという話から、発達障害者はマイナスな出来事が人よりも強く残ってしまうという特徴について解説させていただきました。
嫌な経験というものは誰にでもあります。それに対しての考え方や感じ方が発達障害者は違うだけなのです。周りの人が嫌な経験をした時の考え方や対応を知り、自分の考え方を変えていくことで段々と生きやすくなっていくと思います。
「今日は良い日だった」と毎日思えるように私もこの記事を通して応援しています!
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