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【GO!HI!的日常】自分より車いすを守る!

2016年4月1日に「障害者差別解消法」が施行されましたが、世の中にはどのような合理的配慮(ごうりてきはいりょ)が飛び交い、障がいのある人々は日々、どのような合理的配慮と向き合っているのでしょうか?

人気シリーズ【GO!HI!的日常】では、車いすユーザーが身の回りで起こったさまざまな出来事の中から「それって合理的!」あるいは「それは合理的じゃないよね!」と感じたエピソードを紹介。イラストレーターの《えりこ》、ライターで1児の母の《かおり》で構成された「トリプル☆リー」が制作しています。

※当コンテンツは南日本新聞で2017年10月から掲載開始。今回は2024年6月11日に67回目として掲載された紙面オリジナルコンテンツ【GO!HI! ゴーハイ的合理的配慮な日常】のバックナンバーとしてお届けします。

雨の外出、車いすユーザーはこうなります…

Illustration by えりこ

雨は電動車いすユーザーにとって大敵です。

機械が濡れると故障の原因になってしまうので、自分よりも車いすが濡れないようにしなければいけません。外出の時はレインコートや傘を使いますが、マンガのようになかなか大変なのです。

レインコートの場合、風が吹くとめくり上がって濡れて、さらには顔まで覆いかぶさることもあって危険です。傘の場合、ちょっとした風であおられて支えきれず、結局濡れます。

予定を入れる時は天気予報をチェックしますが、大きく外れることもあり、泣く泣くキャンセルしたことは数えきれません。

梅雨など雨の季節は予定が立てづらくなるので、天気を気にせず出掛けられる便利なグッズができないかと考えています。

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