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2024/12/10:フリーペーパーvol.105発刊!

引きこもりでも居場所がある地域活動支援センター

居場所になった地域活動支援センター

皆さんは、『地域活動支援センター』をご存じだろうか?

現在、引きこもりや人間不信・精神疾患・いじめ・家庭でのトラブルなど、沢山の生活困窮をなされている方々がおり、辛い毎日を送っている。自分の居場所が見つからない方も沢山だ。

そこで今回、生活困窮を改ざんできる『地域活動支援センター』の紹介したいと思う。

地域包括支援センター

私は、就労継続支援B型事業所のひふみよベース紫原でWebライターをしながら時折、通っている場所がある。

それは、近所にある地域活動支援センターだ。週に2回、家で在宅ワークをしてから午後から行く、私のかけがえのない居場所となっている。

地域活動支援センターとは、住民が住み慣れた地域で安心して過ごすことができるよう、心身の状況や生活の実態、必要な支援等の把握、利用者からの相談等を通して地域における適切な保健・医療・福祉サービスの利用につなげる支援を実施している機関を言う。

ひふみよベースの出所日とそれ以外の何もない平日にも地域活動支援センターには行っている。

辛いときに救われた地域活動支援センター

前は蚊帳の外だった引きこもりも、変化が激しい今の時代は、引きこもりになる世代も人数も増えている。引きこもりとなったときはどこにも行く居場所がない。そんな時に行けるのが地域活動支援センターだ。

地域活動支援センターの良いところ、それは引きこもりであっても手軽に通える居場所となり、同じ当事者同士で話せる場となるということだ。そこに通うようになってから、私は気分が安定することが多くなっている。

そこに通う前は、辛さの緩和のために、祖母にあちこちに連れて行ってもらうことが多かった。地域活動支援センターに通うようになってからそれはなくなり、自分の居場所を得られたのだ。それから祖母にも迷惑をかけなくなり、祖母も安心するようになった。

私は今、同人誌を作成しているのだが、地域活動支援センターで出会った仲間に完成品を見せることで自信に繋がる、良い機会になっている。

引きこもりであっても行ける居場所

地域活動支援センターには同じ引きこもりの仲間がたくさんいる。その施設の仲間とともに会話を交わすことで、有益な時間が過ごせるのだ。

ピアサポーターとしての活躍

地域活動支援センターでは、ピアサポーターの育成にも力を入れている。ピアサポーターとは、当事者を率先してリカバリーを促すサポーターのこと。

ピアサポーターは、施設によっては臨時職員として採用されることもあり、雇用の場にも開かれている。私自身もピアサポーターには関心があり、もし、近い将来ピアサポーターになれるのであらば、自分の自立への一歩にも繋がると思っている。

現在、国全体もピアサポーターの育成には力を入れており、引きこもりであっても働ける場所を作る原動力となっているのだ。そういうことで、『引きこもりであっても、将来が全く閉ざされるわけではない』と言える時代となっている。

どんな人も零れないために

地域活動支援センターには様々な方が通所に来る。そんな方たちの人生を知るだけで、自分だけが辛かったわけではないと思えるのだ。

昨今、話題のSEDGsには『どんな人も取りこぼさない』とあるが、地域活動支援センターはまさしくそれを体現する居場所とも言える。

今、この記事を読んでいる引きこもった方に、地域活動支援センターで自身の居場所が作れると伝えたい。『決して、社会の下で藻掻き続けているだけじゃないんだ!』と伝えたい。

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