fbpx
2024/4/10:フリーペーパーvol.97発刊!

あなたや大切な人が大人の発達障害かもしれないと悩んでいる人へ

発達障害の検査をうける目的を見失わないでほしい理由

50歳で大人の発達障害の診断をうけた、blue star です。大人の女性の発達障害に関するコラムを、以前10回にわたって書きました。そのコラムでは「発達障害の特性が個々に違う形でみられること」の一例として、私の特性がわかりやすいと思う過去のエピソードを書きました。

私は小学生の頃に学校でIQのわかる検査を受けて、先生や友人のお母さんから発達障害を疑われ、家族が受診を検討したことがありました。結局近くに病院がなくて行きませんでしたが、なにか根本から他の人と違うことが多いという違和感をもって生きてきました。

この数年は発達障害に関する情報が増えて、社会にも過剰なほど「発達障害」という言葉の認知が高まったと感じています。しかし、実際に私が検査を受けることを検討したときには、大人の発達障害について知りたいことが具体的に書かれたものが少ないと感じました。だから私の書いたコラムは長いけれど、何かが誰かの役に立つかもしれないという思いを込めて書きました。

そして私のように幼少期からまわりの人と同じようにできないことが多くて、もしかしたら発達障害かもしれないと悩んでいる人には、思い切って検査を受けることもすすめました。なぜなら私の場合は、長いことモヤモヤしてきた様々なことの理由がわかり、素の自分を認めて生きやすくなったからです。

しかし、発達障害の検査を受けることが終点ではありません。もし発達障害だという診断を受けても、それだけでは何も解決しないからです。そして発達障害だと思っても、他のことが原因の可能性もあります。

診断を受けても受けなくても、最初に発達障害かもしれないと思った原因を少しでも良くすることが本来の目的だと思います。情報を集めるうちに、発達障害の診断をされるかどうかに気をとられて見失いがちですが、本来の問題を解決したり改善することが大切です。

私が発達障害の検査を受けてよかった理由

発達障害の検査では、成人であればIQのわかる検査で知られているWAIS−Ⅳ(ウェイス・フォー)検査を受けることが多いです。この検査は、4つの数値の分布で得意不得意を知ることができます。医師からはその数値の示す意味や、具体的な生活上でのアドバイスを受けることができます。

私の検査結果には意外な面もありましたが、客観的で納得しやすいものでした。だから検査後は、その結果を活かした生活を心がけるようになりました。人との関わり方も、自分を知ることで大きく変化したと感じています。

長いこと発達障害の検査を受けなかった理由

私が長いこと発達障害の検査を受けなかったのには、いろいろな理由がありました。発達障害について書かれたものを読んでも、自分とはちょっと違うようで確信がもてなかったことも原因です。

自傷をきっかけに、30代後半からはうつ症状や不眠で精神科クリニックへ通っていたものの、医師からは発達障害に関する指摘が何もなかったことも大きな理由です。一度だけ、「自閉スペクトラム症かなにかではないですか?」と聞いたら、全然関係ないと言われたこともありました。それ以降、素人の私からネットの知識だけで「発達障害ではないか?」というのは避けていました。なによりも「発達障害は治るものではないようだし、これ以上自分に診断名を増やしても意味がない」と思い込んでいたので、あまり診断には執着していませんでした。

ところが一人暮らしで何年も部屋にこもって人を避け、人に何も合わせなくて済む生活を続けるうちに、どうやら日常生活が人並みにこなせていないようだ、と感じるようになりました。

自閉的で昼間もカーテンをしめて生活したり、外の光や音に敏感で、週に2回も外に出れたらマシなほうでした。混乱すると部屋の真ん中でしゃがみこんでフリーズし、刺激に弱くて疲れやすくて眠ってばかりでした。

かといって、いつもウツ状態みたいなのかというとそうでもなく、部屋の中が好きで一人で楽しくなにかに集中してハイテンションになっていることも多くありました。

何をしたいのかを忘れて落ち着きなく室内を歩きまわり、目についたものに集中しだして時間の感覚がなくなり、暗くなっても電気もつけず、ご飯も食べずに夢中になってしまいます。まともな掃除も入浴も、しなくて済むなら何日でもしたくない感覚でした。

自分の話し方も嫌でした。関係がないことを思いつくままに言ってしまうし、ゆっくりで癖のある言葉遣いで、なんだか中身が子供のようだと感じていました。

食物アレルギーでアナフィラキシーショックを起こした後には、成分表示を読み違えて食べてはいけない食品を買ってきたり、買物メモを作ってもどこかで失くし、スマホにメモをしてもスマホを忘れます。買い物や料理すらまともにできないのか、とますます落ち込んでいきました。

よく考えると、子供の頃から家族や周囲の人に合わせて頑張っていただけなのかもしれない、と思いました。幼少期から一人の時間がないとダメだったし、忘れ物が多いとか、モノが消えるとか、過集中になるのも、落ち着きがないのも、今に始まったことではありませんでした。頑張り続ける気力もない年齢になり、一人になって素の自分に戻ったのかもしれません。

そしてネットで何ヶ月かかけて詳しく発達障害のことを調べてみると、特性と書いてあるものにもいろいろな解釈があり、少しずつ医師が書いているような文章も理解できるようになっていきました。自分以外にも、不眠、摂食障害、PTSDになりやすい人がいたり、似たようなことで困っている当事者も多いことがわかってきました。

私が幼少期に受けたIQのわかる検査結果で凸凹が大きくて、発達障害の疑いがあったことも調べているうちにハッキリと思い出してきました。

最終的には発達障害の診断基準を調べ、医師がどのような人を診断するのかを確認しました。そして自分の特性が幼少期から続き、今も生活に困るレベルだと思ったので、当時通院していた精神科の医師に相談をして検査にいたりました。根本にあったのは、もうちょっと楽に生きられるようになりたいという気持ちでした。

発達障害は脳の特性で病気のように治すものではありませんが、自分の特性を知って工夫をすれば、生活や人との関わり方を改善することができます。

私が発達障害の検査を受けるまでには、幼少期から考えるとずいぶん長く時間がかかりましたが、いまある問題を把握して、検査の結果に納得のできるタイミングで検査を受けたのは、とても良かったと思っています。結果を受け入れて、改善をする準備ができていたからです。検査をすすめておきながら矛盾しているけれど、物事はタイミングが合うことも大切だと感じています。

検査後にしている工夫

発達障害の特性は、無理やストレスがかかると強く現れやすくなります。検査後は、できるだけ自分のペースでのんびりする時間をとるように心がけています。生活全般では、「あせらないこと」「欲張らないこと」に気をつけています。

とくに苦手なことは、できるだけ下準備をしてのぞみ、それでも難しく感じるときには執着をしすぎないようにしています。なかなか上手くいかない時は、混乱する前に得意な人からアドバイスをもらうようにしています。

やりやすいことや好きなことには、ある程度自由に時間を使います。でも楽しいことの後も、過度に集中した疲れや、受けた刺激の影響で疲れ切ってしまいます。

やることが多い日や外出が続くと、一人でゆっくり過ごしたり、好きなだけゴロゴロしたり、昼間に眠ったりするのに必要な時間がとれなくなります。そうなると私は疲労が蓄積して、自閉傾向が強くなったり、うつ状態になったり、混乱しやすくなります。通院を含めて長い時間の外出は、週一回程度におさえ、予定全般にゆとりがあると良いようです。

人間関係は、発達障害の特性の勉強が一般の人にも活用できているようです。相手の得意なこと・苦手なことを考えて、その人が理解しやすい伝え方を考えたり、相手のタイミングを考えるようになりました。

自分自身も、ちょっと客観視できるようになったかもしれません。

もし私が確定診断を受けていなくても、医師からアドバイスをもらいながら、検査の結果を活かす工夫をしていると思います。

発達障害は「検査をしなくてはならないもの」ではない

発達障害は脳の特性です。治療をして治るような病気とは違います。ですから、必ず検査を受けなくてはならないものではありません。しかしその特性の違いが原因で、一般的とされている生活がしにくい状態です。

脳の違いですから、「一般」と言われる発達障害ではない人とのあいだにハッキリとした境目はありません。個性や、性格との境目もありません。

発達の「障害」という言葉の重みが、誤解や過度な不安をあおる原因にもなっていることを考慮して、すでにいまの診断基準に用いられているDSM-5では、発達障害は「神経発達症群」というカテゴリーの名称へ変更されています。

いまは発達障害という言葉のかわりに、「神経発達症」という言葉が使われてる医療機関があります。社会に混在している状況ですが、過去にもDSMでは発達障害関連の名称や分類がたびたび変更されてきたので、次回も呼び方や分類が変わる可能性もあります。

診断基準となっている「一般的な生活が困難」というのは、いまの社会での生活が基準です。

だから私は、時代や社会が変われば「一般」の基準は変わると思うし、平均的な人間を求めるような基準への違和感も持っています。

個性と発達障害のあいまいさ

発達障害の情報を読んだり、一般の人との違いを観察してみると、「人間の個性=特性の違い」だと思うようになりました。一般といわれる人にも、発達障害の説明で使われる「特性」の内、いずれかの要素が強めにあると感じるのです。それが個性というもので、人間らしさだと思います。

しかし発達障害の当事者にとっては、「個性」といって軽くみられたくないほど辛いことが多くあります。その特性の違いで生活のままならない人がいるのですから、知れば知るほど発達障害とはあいまいで難しいものだと感じます。

発達障害ではない可能性が高いという事実

発達障害が広く知られると、自分も発達障害ではないかと不安になる人が多いと思います。

本当に発達障害なのかは、ネットの情報やセルフチェックだけではわかりません。自己診断の結果で深く悩まないで欲しいし、もし家族や職場で自分のことをよく知っている人から、「あなた絶対に発達障害よ」なんて言われても思いつめないでください。

実際に都内の二つの病院で発達障害に特化した外来を診ている医師の2023年のインタビュー記事では、診察をして検査を受けることになった人の中でも、ASDの診断をするのはせいぜい2割くらい、ADHDが1割弱だそうです。発達障害の特性にみえても、他のことが原因や診断を受けるレベルではない可能性が高いのです。

発達障害でなければ何の可能性?

発達障害の特性には、精神科で診られる他のことが原因の、落ちつかない症状や不安感、感情のコントロールができない症状と似ているものがあります。

精神科の医師は発達障害の検査とともに、パーソナリティ障害、愛着障害、コミュニケーション障害、適応障害、依存症、統合失調症などさまざまな精神的な問題の可能性も検討します。もしかしたら精神科で診られている以外の、脳や神経の病気が原因で落ち着きがなくなったり、記憶力が悪くなったり、過活動になったり、コミュニケーションや行動に支障がでて自閉的にみえている可能性もあります。

先程の発達障害の外来に力をいれている病院の医師は、「精神科を訪れる人の悩みの多くが対人関係に関するもの」だといっています。

中でも目立つのは「社交不安障害」とよばれる対人関係に敏感な人が、学校でのいじめや学業での失敗をきっかけに対人接触に不安をもって、ASDではないかと受診するケースのようです。

しかしASDの人は、どちらかというと人に対して鈍感なところがあり、周囲がみえていなくて関心がなかったりします。

社会の「普通」は変化していくもの

発達障害の診断を受ける人も、あくまでも「今の社会で一般的」とされる平均値にいないということです。

発達障害やその特性が強くある人の中には、飛び抜けた才能の人がいて社会にも注目されがちです。しかし残念ながら、ほとんどの人は違います。でもそのような突出した人たちの変える社会が、発達障害の人も生きやすくなる可能性はあると思います。

いまの「あたりまえ」があたりまえでなくなり、一般の基準が変わる可能性は高いと思います。

自分にあう医師との出会いのためにできること

発達障害の検査を受けようと考えている人の多くは、ネットで病院を探していると思います。自分の求めるものに合う病院かどうかは、ホームページや評価だけではわからないと思います。

私は引越しも多くて、内科や眼科などいろいろなクリニックを探した経験があります。ネットで近くの病院を探しますが、評価や口コミサイトも、近所の人の口コミも参考になりませんでした。

病院選びで重視するポイントが、人によってまったく違うからだと思います。

病院を決めるためにできること

発達障害の検査に特化していて、ホームページが充実している病院やクリニックもあります。しかし、たいていはネットだけで完結せず、電話で診察の予約を取ることになります。

自分で積極的に情報を比較して、わからないことは電話をかけて聞くような意欲がないと、なかなか検査の予約までたどりつけないと思います。でもその努力が、満足のできる医療機関へと繋げてくれると思います。

いまは発達障害に関する情報がたくさんあるので、読む側が情報を選択する力が大切です。ネット上にあるすべての情報が本当のこと、根拠のあることとは限らないし、自分に合う情報かどうかもわかりません。今の常識があっという間に、過去の間違った知識になる可能性もあります。

インターネットが苦手だったり、不調で気力のないときには、各地域に発達障害者支援センターのような名称で相談機関があるので、病院探しを助けてもらうと良いかもしれません。

できるだけ通いやすい病院へ

住んでいる地域によっては難しいかもしれませんが、自宅から通院を続けることができる距離に病院があるかどうかはとても大切です。診察や検査で、何度も足を運ぶことになります。

悩みや人生の話しをするのは、誰でも感情が揺さぶられてとても疲れます。さらに交通手段に慣れることや、病院という場所に慣れること、医師やスタッフとの新たな人間関係も発生します。できるだけ少ない負担で、通院を継続できることが大切です。

もし家族に検査を受けてもらいたい人がいる場合は、通院に付き添ったり、医師に話を聞きにいったり、薬をとりに行ったり、必要な時にさまざまなサポートをする覚悟も大切です。本人に生きやすくなってもらいたいし、家族関係も良くしたいことが受診してほしい理由ならば、一方に任せきりにせず、一緒に向き合う姿勢も関係の変化には重要だと思うからです。通院を押し付けられて、あとは放ったらかしにされ、周りは何も変わらなかったら誰でも嫌な気分になるはずです。

発達障害の診断を受けても受けなくても、どのような治療やサポートを受けられる病院なのかも調べておきましょう。病院を変えることなく治療やサービスを継続できれば、その分の負担が少なくて済みます。

発達障害の検査を受ける前にできること

大人が発達障害の診断を受けても、それだけでは何も変わりません。できないことを許される免罪符になるわけでも、急に家族や周囲が優しくなって自分の扱いが良くなるわけでもありません。

発達障害の検査はスタート地点で、検査結果や医師の助言を生かした工夫や治療を実行しないと何も変わりません。

もし発達障害の診断を受けることにならなくても、眠れないほど悩んでいたり、人間関係や困難なことで苦しんでいるのであれば、その解決に必要な治療のために通院をすることもイメージしてください。

検査の前にもできることは、すでにやってみましたか?今ある問題を解決する方法は考えましたか?どうせ発達障害だろうから工夫なんてできないだろうと思い込んで、あなたやあなたの大切な人のことを諦めてはいませんか?

もし発達障害でも、困っていることを解決して生きやすくなるには、本人の意志や工夫、周囲の協力が必要です。大切なのは発達障害の診断ではなくて、問題を解決して「いまよりも生きやすくなること」です。

そして検査を受けるなら、その前にやっておくと良いことがあります。検査を受けるかどうかを悩んでいる時にも役立つので、ぜひ試してみてください。

過去のエピソード集め

私が発達障害の検査を受けたのは、以前からうつ症状や不眠、複雑性PTSDを診てもらっていた精神科病院です。心理士さんによる検査2回と、聞き取りを2回の計4回。一回あたりの検査には、約2時間かかりました。検査結果が出る度に診察で説明をうけて、診断までには二ヶ月以上かかりました。長くかかりましたが、すでに信頼関係ができていた医師に相談しながら、検査から治療開始までの間も安心して過ごすことができました。

発達障害の検査や診断には、幼少期のエピソードの聞き取りが重視されます。診断を受けた病院でそのまま検査後も診てもらえると、どのような問題を抱えてきた患者なのかを医師がよく知っている状態からスタートできます。

「いまの日常生活に困るレベルの問題は、幼少期から継続してみられるのか」をよく思い出してください。思い出したエピソードをノートに書いておくと、幼少期からの聞き取りに役立ちます。自分がどんな子供だったのかを思い出して、検査が必要なのかを検討する材料にもなります。

発達障害かもしれないと思う理由、自分の特性なども書いてみましょう。冷静に検討できるし、後に医師へ伝えたいことを忘れずに済みます。

私も検査前にノートをつくって、思い出したことや過去のエピソードを書き溜めておきました。検査や診察の時も持ち歩いて、言われたこともメモしました。ひとつにまとめておくと、どれをどこに書いたのかがわからなくならなくて便利です。検査前から常に持ち歩き、検査後もしばらくは持ち歩いていました。

検査を受けたあとのことをイメージしておこう

発達障害の検査を受ける場合、今ある問題を医師に相談して、必要ならば治療を受けたいのかどうかを考えておくべきです。いま不眠やうつが酷ければ、先にお薬の治療が必要かもしれません。カウンセリングが必要な場合もあるかもしれません。

選ぶ病院がどのような治療や検査ができて、なにを得意としているのかをチェックしてみると、自分の求める病院のイメージがわかりやすくなるかもしれません。病院やクリニックによっては、心理士がいなくて院内で検査やカウンセリングをしないところもあります。反対に、診察以外のカウンセリングや福祉利用のサポートにも力をいれていたり、社会で生きやすくなるためにデイケアを行っているような病院もあります。

いろいろな病院やクリニックがあるので、ご自身がなにを求めているのかをよく考えてみてください。

まとめ

発達障害の検査を検討している人、大切な人に検査を受けてもらいたい人にとっては、情報がたくさんあり過ぎて結局どうしたら良いのかがわかりにくいと思います。

私も検査を受けることに散々迷いましたが、納得ができるタイミングが来るまで根気強く発達障害のことを調べて検討したことが、検査結果を受け入れることにつながったと思います。私は深く掘り下げて調べて納得ができないと気が済まないタイプなので、それで良かったのだろうと思います。

検査を受けて診断をされても、障害者手帳を申請したり支援を必ずうける必要はありません。もし誰にも言わなければ、周りの人に知られることもないと思います。ご自身の環境や今後のためになにが良いのかをよく考えてみてください。

発達障害かもしれないと思って調べだすと、検査を受ける病院探しや診断を受けることが目的になってしまいがちです。でも当初発達障害かもしれないと思った理由を解決したり、改善することを忘れないでください。

あなた自身、もしくはあなたの大切な人が、もっと生きやすくなることが最も大切なはずです。

最新情報を購読しよう!

就労継続支援・就労移行支援事業者様へ

HIFUMIYO TIMESでは毎月フリーペーパー版を発行しており、各エリア版の加盟店を募集中です。福祉事業者に最適なブランディングと広報力をご提供します。詳しくはお問い合わせください。