網田のオススメ作品【弱虫ペダル】
皆様、私の記事を読んでいただきありがとうございます。
今回紹介させていただく作品は『弱虫ペダル』です。『弱虫ペダル』(通称 弱ペダ)は、週刊少年チャンピオン(秋田書店)から2008年12号(2008年2月21日発売)より連載開始して、現在も連載中の自転車競技(主にロードレース)を題材としたスポーツ漫画です。
本記事は、今泉俊輔との出会いパート2です。未読の場合でしたらパート1を閲覧していただくとより楽しめると思います。それでは今泉俊輔との出会いパート2をお楽しみください。
俺が敗けたらアニ研に入ってやるよ
裏門坂での衝撃の出会いから数日後、今泉くんは小野田くんを探していました。今泉くんは中学時代の最後のレースで、ある人物に敗北しています。その敗北から今泉くんは、誰にも負けないように、特にソイツに敗けないようになるためにトレーニングをしていました。そこで出会ったのが、裏門坂を歌いながらママチャリで上る小野田くんです。
今泉くんは本当に裏門坂をママチャリで上っていたのか、それとも足をつきながら上っていたのかを確かめたい為に小野田くんを探し、勝負を申し込みます。
勝負を申し込まれた小野田くんは当然・・・拒否しました。
小野田くんに全くメリットがないし、オタクの自分にいきなり自転車で勝負だと言われても訳が分かりません。自転車はもう直らないとか色々と嘘の理由を言いますが、今泉くんは自転車は貸してやるとか等で、その断る理由を穴埋めしていきます。
ふとそこで今泉くんは、小野田くんがアニメ・漫画研究部を復活させるために部員を集めている事を知り、今泉くんは「俺が敗けたらアニ研に入ってやるよ」と約束します。
それを聞いた小野田くんは、部員確保のチャンスと思いテンションが上がり勝負の約束をします。小野田くんまさかの自分が勝つ前提で話しを進めちゃうというお茶目さを見せていきます。
そして一方の今泉くんは、自転車競技部の女子マネージャーであり、今泉くんの幼馴染であり、実家が自転車屋さんで店主のお兄さんは元総北高校の自転車競技部の主将だったという、自転車オタクになるなという方が難しいと言っても過言ではない生粋の自転車オタクの『寒咲 幹(かんざき みき)』に、小野田くんとの裏門坂レースをする事がバレてしまいます。
そして裏門坂レースの当日、スタート地点は学校の近くにある小規模な神社から直線を3km、裏門坂を2km上って学校の裏門がゴールの合計5kmのコースです。
小野田くんが初心者という事もあり、小野田くんがスタートした15分後に今泉くんがスタートするハンデありのレースでもあります。今泉くんとしては事を大きくしたくなかったのと小野田くんが萎縮してしまう可能性が高いので、ひっそりと行いたかったのですが、ここで寒咲さんが「自転車レースにはギャラリーが付き物だよ!」と余計な事をして、ギャラリーにクラスの女子を少人数連れて応援に来てしまいます。
今泉くんは、寒咲さんに「誰にも言うな」とちゃんと伝えて念押しをしていたのですが、日本の伝統芸能である「押すな押すな」なのだと勘違いしてしまっていたのです。オタクは好きな分野になると周りが見えなくなってしまうのは、男子でも女子でも一緒なんですね。
ここで今泉くんは、小野田くんにコースの説明とハンデとして自分は小野田くんがスタートしてから15分後にスタートする旨のレース内容の説明をしてくれます。そして、今泉くんが小野田くんにストップウォッチ的な意味で時間の確認と速度などが確認できるサイクロコンピューター(以降 サイコン)を自転車に付けてくれます。優泉くんですね。
そして、寒咲さんも小野田くんに「相手はイケメンでロードレーサーだよ、これで勝ったら超カッコいいよ!」と激励?発破?をかけてくれます。その際に「ここから秋葉原まで45km、本当に自転車で行ったんだね」と小野田くんに言うと小野田くんから衝撃的な返事が返ってきます。
「はい、この自転車を買ってもらった小学校4年の時から秋葉には毎週通っています!」
秋葉にタダで行けるからという理由だけで、小学4年から自転車で毎週往復で90kmを走ってる小野田くんの行動力はマジやべぇ・・・
今泉くんと寒咲さんに衝撃を与えた小野田くんの発言からなんとか復帰した寒咲さんがレース開始の宣言をして、小野田坂道vs今泉俊輔の裏門坂レースがついに開始されます。
裏門坂レースの開始と小野田くんの驚き
裏門坂レースの開始が宣言された瞬間に飛び出し好スタートをした小野田くんは、アニ研部員を獲得する為に全力でペダルをこいで走ります。前方に自転車で走っていた女学生が見え、その横を追い抜いていきます。その際に女学生から「何今の速っ!」と言われ「今速いって聞こえたけど、速いのか僕?」と思いますが、気のせいだと思ってそのまま走りますが。ふとサイコンを見た瞬間に自分が現在時速27kmで走っており、更にスクーターと並走している事に気が付きます。そして28km、29kmとドンドン速度が上がっていきます。
そしてついに平坦3kmが終わり裏門坂に着いた小野田くんは「もう今泉くんはスタートしている頃かな?」とサイコンを見た瞬間に衝撃が走りました、なんとまだ10分しか経過していなかったのです。
今泉くんが時間を間違えたのかと一瞬考えますが「部員確保の為、アニ研復活の為に勝たせてもらいます!」と裏門坂を上っていきました。
一方の今泉くんはギャラリーの女子から「もうスタートした方がいいんじゃない?」
「15分はハンデあげすぎなんじゃないの?もうあの眼鏡の子はもう裏門坂を上ってるかもよ?」
と声をかけられますが、今泉くんは「あいつはもう裏門坂を上っているだろうな、最初からフラット3kmはあいつに本気で山を上らせる為のウォーミンクアップ代わりだ」と言ったのと同時に15分が経過して今泉くんがスタートしていきました。
グングンと今泉くんが速度を上げていき、小野田くんが抜いていった女学生に並走したスクーターまで一瞬で抜き去り、なんと車と並走しています。
今泉くんのサイコンには、なんと時速51kmと表示されていたのです。
※超今更ですが自転車は立派な車両なので歩道ではなく車道の端を走りましょうね。
小野田くんは平坦とは違い、坂道を上るのに思ったより時間がかかると感じていました。既に今泉くんがスタートしている事はサイコンの時間表示で確認済み、でも焦らず平常心を意識しながら上っていきます。
そこでふと何かの音を感じますが、風の音だと思い進んでいきます。
ですがその音が風の音ではない事が決定的になってしまいます。そう今泉くんが小野田くんに追い付いたのです。
そして、ママチャリ小野田くんとロードレーサー今泉くんの勝負の行方を気にしている人物、寒咲さんがお客さんの自転車を配達中だったお兄ちゃんの車にギャラリーの女子たちと一緒に乗りこみ、二人を追いかけていました。そこで裏門坂の途中で止まっている小野田くんに追いつきます。小野田くんは今泉くんに一瞬で追い抜かれて意気消沈してしまっていたのです。
今泉俊輔との出会いパート2のまとめ
小野田くんがママチャリでまさかの時速30kmも出してたんですね・・・。
そして毎週往復90kmもかかる距離を行き来してたとかもヤバいですよね。おまけに小学3年生の時からなのも驚きですよね。
弱虫ペダルじゃなくて妖怪ペダルですよ。本当に小野田くんの情熱には同じオタクとして尊敬します。今泉くんもスタートしましたね。やっぱりロードレーサーはママチャリと性能が段違いですね。
それを知っていながら勝負を決行している今泉くんはハンデをあげてるにしても自転車の性能差がありすぎますよね、小野田くんはこれからどうなるのか楽しみですね。
それではパート3に続きます、よろしくお願いします。
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