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今年はバッサリとイメチェン?美容室で広がるヘアドネーション

胸まであった髪をバッサリと切ると、ひと昔前までは「失恋?」なんてよく言ったものですが、現在は髪の長い男性というのも珍しくありませんね。

先日はタレントのベッキーさんが60cm髪を切ったことでも話題になりましたね!男性が髪を結んでいて、女性はショートカットというカップルもよく見かけます。

毎年変わるヘアスタイルのトレンド。こんな季節の変わり目には美容室に足を運ぶ方も多いのではないでしょうか?

今年の秋冬も「エイジェンダー」「ゆるウェーブ」「センターパート」など、トレンドのヘアスタイルに注目が集まります。ジェンダーレスブームはまだまだ続き、2016-2017 Autumn Winter(秋冬)NYコレクションでは、女性の角刈りヘアやベビーショートのモデルさんも多かったのだとか!

「a」とは「無、非」を意味する接頭辞、「gender」は、社会的・文化的に形成される性差。つまり男女という性差の枠組みにとらわれないアイデンティティを意味する。

そんな中、日本の美容室では、病気やけがなどの理由で髪を失った18歳未満の子どもに、自分の髪を寄付して医療用かつらを贈る「ヘアドネーション(髪の寄付)」という活動が広まってきているのだそうです。

Japan Hair Donation & Charity(通称 JHDAC ; ジャーダック)は、頭髪の悩みを持つ18歳以下の子供たちに、100%寄付された髪の毛を使って「フルオーダーメイドの医療用ウィッグ」を作り無償でプレゼントしている、日本で唯一の特定非営利活動法人。

この活動に賛同する美容室では、寄付を申し出るお客様の髪を切ることはもちろん、その美容室で寄付を募ったり、自身の髪を寄付する美容師さんも増えているのだとか。

寄付できる髪は長さ31センチ以上が条件で、性別は問わない。賛同美容室は、切った髪をゴムで束ねてJHDACに送るほか、医療用かつらを希望する人の頭の採寸やフィッティングなども担う。

先日は、アナウンサーで歌舞伎俳優 市川海老蔵さんの妻である小林麻央さんが、自身の乳がん闘病についてブログに綴っているとのニュースを見て、麻央さんのブログを見にいったという方も多いのではないでしょうか。

画像引用:amblo

抗がん剤により抜けてしまった髪の代わりに、様々なウィッグをかぶり写真をアップしています。金髪のウィッグの際は、夫婦で「お揃いでしたね」と綴るなど、チャーミングな姿も見られました。

訪れる客はさまざまだ。最長の寄付は90センチで、パンクロック好きの男性だった。髪をばっさり切った母と娘、来店する度にお小遣いから10円を寄付する女の子…。「いろいろな思いに触れ、自分もできることをしたいと思った」

麻央さんのブログを見て、今の医療用ウィッグは、とても自然で様々な髪型のものがあるのに驚きました。

JHDACのホームページによると、現時点の医療用かつらの順番待ちは98人。提供数は115名。全国から集まった髪のトリートメント処理や医療用かつらの発注などにも資金が必要です。

ちなみに、ロングヘアのウィッグを希望するお子さまも多いとのこと。女の子の場合は特にロングヘアには憧れるものですよね。自分だけのウィッグで、おしゃれが楽しめ子供たちにも笑顔で日々を過ごせることを願います。

こういう活動があるということを皆さんはご存知でしたか?もっと多くの人に知ってもらい、募金の協力によって少しでも貢献してみてはいかがでしょうか?

via:Japan Hair Donation & Charity

http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/65809

via:沖縄タイムスプラス

https://i-see.in/articles/5548

via:iSEE

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