「Start Line(スタートライン)」。この言葉を聞いた時にあなたは何を思いつくだろうか?
この映画は聴覚障害という個性を持った今村彩子さんが57日間、距離にして3,824kmを自転車で走ったときのドキュメンタリーだ。
生まれつき耳が聞こえない映画監督の今村彩子さん(37)が、自転車で日本を縦断する自らの姿を映したドキュメンタリー「Start Line」を撮った。テーマは、ずっと苦手意識があったという、他者とのコミュニケーション。
現在は、名古屋・シネマスコーレで9/17~10/14、 大阪・第七藝術劇場では10/1~10/28で公開中で、ほか全国順次公開予定だ。
今村さんは母が妊娠中に風疹にかかり、聴覚障害者となった。支えの母が他界し、ヒドく落ち込んだが、「もう一度スタートラインに立ち、前を向いて生きたい」という気持ちから、この「START LINE」の製作に入った。沖縄〜北海道までの3,892kmを走行し、26都道府県を訪れた。
予告編では、今村さん自身に「日本縦断は、何のためなのか」と疑問を投げかけ、旅を重ねていくうちに「自転車の旅は、人生の旅そのものだった」と答えを見つけていく。
映画の評判は良く、映画を見たあとにパンフレットを見るだけで、涙を流す人も。
昨日の「にしぴりかの映画祭」を思い出している。
昨日の上映作品の「Start Line(今村彩子監督)https://t.co/PXxX2I5rW1」はとってもよかった。
パンフレットを読んでいると涙が出てくるなぁ。
10/29(土)~11/11(金)は仙台で上映です。(せ)— ボランティアステーション (@volaste) October 2, 2016
中には2回目を見に行った人も。
https://twitter.com/hiro1985yuki/status/775497822665789440
今村さんは「コミュニケーションに悩んでいる方や自分に自信が持てない方、ぜひご覧ください」とコメントしている。
先日キャンペーンでご来港いただいた映画『Start Line』今村彩子監督のコメント動画です。『Start Line』は11/19(土)公開、初日には今村監督の舞台あいさつもあります。お楽しみに! pic.twitter.com/7ynToMlWfi
— シネ・ウインド (@cine_wind) September 28, 2016
鹿児島でもぜひ放映して欲しいものだ。
今村 彩子(いまむらあやこ)/映像作家
名古屋出身/Studio AYA代表
愛知県立豊橋聾学校高等部卒業/愛知教育大学教育学部卒業
大学在籍中にカリフォルニア州立大学ノースリッジ校に留学し、映画制作・アメリカ手話を学ぶ。
初めて見た映画は「E.T.」。
宇宙人と少年の友情物語に感動した私は、大人になったら、
多くの人に元気や勇気を与えるような映画を作りたいと思うようになりました。
「耳、聞こえません。コミュニケーション、苦手です。」そう語る彼女の沖縄→北海道57日間の自転車旅、人生の旅をご覧になってはいかがだろうか。
http://studioaya.com/startline/top.html
via:Start Line
http://www.asahi.com/articles/ASJ8J7K8VJ8JUCVL02J.html
via:朝日新聞
http://www.studioaya.com/
via:映画監督 今村彩子
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