今年のGWに大阪へ3泊4日の旅行に行ったときの話だ。最終日の朝3時まで飲んで、それから梅田駅近くの関空行きのバスターミナルに徒歩で移動していた。
もちろん初めての場所なので、スマホの地図アプリを起動して歩いていたが、なかなかバスターミナルに着かない。
大阪は私の住む鹿児島と違い高い建物が多く、スマホのGPSが上手く拾えない。仕方がないので、近くのコンビニで道を聞くことにした。
店員さんは慣れているのか、バスターミナルに手書きで印をしてある地図を持って来て説明してくれた。地図の通りに行くと、1階フロアがターミナルになっているホテルがあった。さっき通り過ぎた場所だった。
無事バスに乗ることができ、飛行機で地元鹿児島まで帰ることができた。店員さんに感謝。
このコンビニの店員さんが教えてくれた情報。お金にするといくらなのだろうか?テキトーに換算してみることに。
まず飛行機代。友人と2人で行ったので「7,000円✕2人=14,000円」。LCCで帰る予定だったので、キャンセルも効かず14,000円はドブに捨てることになる。
この飛行機に乗れなかったので、替わりの便を取ると「10,000円✕2人=20,000円」。
もしその日に飛行機が取れなかったら「宿泊代:6,000円✕2人=12,000円」。
と、店員さんの道案内の情報をお金に換算するとその時の私と友人には、34,000円~46,000円の価値があることが分かった。
この中には時間損失は含まれていないので、この額より大きくなるかも。(※時間損失…もし時給1,000円のアルバイトに1時間遅れたら、1,000円の損失になること。)
今日の私には、このコンビニの店員さんの道案内の情報は0円だが、旅行のときの私には約4万円ほどの価値があった。
地元の人が持っている土地勘に、スマホ・インターネットなどの情報インフラが勝てない場面が出て来るとは思ってもいなかった。
みなさんも身近な情報をお金に換算してみると、情報のありがたさが分かるかもしれません。
最新情報を購読しよう!
就労継続支援・就労移行支援事業者様へ
HIFUMIYO TIMESでは毎月フリーペーパー版を発行しており、各エリア版の加盟店を募集中です。福祉事業者に最適なブランディングと広報力をご提供します。詳しくはお問い合わせください。