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2023/12/10:フリーペーパーvol.93発刊!

今メディアでも話題に。若者たちはなぜ昭和ポップスにハマるのか

今、平成生まれの若者たちにブームが起きている

最近よくメディアで「今若者たちにブームの80年代アイドル特集」など昭和のアイドルやアーティストについて取り上げられているのをよく見ます。

「マツコの知らない世界」や「今夜くらべてみました」「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」など様々なメディアに取り上げられる程、今若者に「昭和ポップス」が大人気なのです。

なぜ、昭和ポップスというジャンルに若者の火が着いたのか。いつから昭和ポップスが流行したのか、今回紐解いていきたいと思います。

平成生まれだから平成、令和の曲ばかり聴いているわけではない

昭和ポップスというジャンルになぜ若者の火がついたのかなどを紐解く前に・・・昭和ポップスが好きな私が思うことを少しだけお話します。

コロナの感染拡大前は、スナックなどに出向きよく一人飲みをしていました。そこで歌う最初の1曲目は藤井フミヤさんの「TRUE LOVE」2曲目以降はチェッカーズの「ジュリアに傷心」や中森明菜さんの「DESIRE」や「少女A」松田聖子さんの「夏の扉」や「チェリーブロッサム」など皆が盛り上がれるメジャーな曲を選曲して歌います。

歌い終わると必ずスナックにいるお客さんに「若いのになんで知ってるの?」と言われます。お決まりのセリフです。

平成生まれだから最近の曲しか聴かないとイメージされますが、平成生まれでも昭和ポップスの曲を聴く人はいるのです。

平成生まれ昭和好きが言われる「生まれて来る時代間違えたね」

よく周りに「生まれて来る時代間違えたね」と言われるのですがどう返していいのか分からず愛想笑いしています。私は平成に生まれてよかったなと思いますし、昭和時代にも生まれて見たかったなとも思います。

今の時代、なにもかもが便利です。逆に昭和の時代はあまりデジタル普及していませんでした。何をするにも手間が掛かりそうだなと思いますが、その手間がまた平成生まれには新鮮に映るのです。今の便利な時代も好きですが、昭和〜平成初期のあのノスタルジックな雰囲気もまた好きなのです。

色々な音楽ジャンルのブームがあった昭和

昭和の時代はアイドルがとても多かった時代。主に70年代女性アイドルは1人で歌手活動していた山口百恵さん、桜田淳子さん、森昌子さん(花の中三トリオ)などのアーティストもいましたが、ピンクレディーやキャンディーズ2〜3人でのグループ活動が多く見らました。80年代女性アイドルはというと、松田聖子さん、中森明菜さん、小泉今日子さん、原田知世さんなど1人でアイドル活動をしている人が多く見られました。

一方で、70年代男性アイドルは1人での活動が多く、郷ひろみさん、西城秀樹さん、野口五郎さん(新御三家)沢田研二さんなどいました。世のお姉様方をメロメロにしたフォーリーブスやフィンガー5などグループ活動してるアーティストもたくさんいました。

80年代男性アイドルは、近藤真彦さん、田原俊彦さん、野村義男さん(たのきんトリオ)シブがき隊、少年隊、光GENJI、男闘呼組、忍者などジャニーズに所属するアイドルグループも多くいました。

そして、70年代は、フォークソングが流行し、イルカ、かぐや姫、バンバン、チェリッシュなど多くのフォーク歌手が活動していました。80年代は空前のバンドブームが起き、チェッカーズや安全地帯、BOØWY、THE BLUE HEARTSなど多くのバンドが活動していました。

なぜ昭和ポップスというジャンルに若者の火が着いたのか

平成生まれの方が、昭和ポップスを好きになったきっかけはなんだったのかを聞いてみると「父親、母親が昭和ポップスを聞いていたのでそれがきっかけで好きになった」と多くの人が答えていました。

私も、同じようなきっかけで昭和ポップスを聴くきっかけになりました。ラジカセを寝室に持っていき、布団の上で母親とカラオケ大会をしていました。それがきっかけで1960年代70年代80年代の昭和ポップスがとても大好きになりました。この頃は、1960年代の昭和歌謡などを主に聴かされていました。

私のように親からの影響だったり、YouTubeで昭和の歌番組などを視聴したことで、若者に昭和ポップスのジャンルに若者の火が着いたのではないかと思います。

この夏に聴いてほしい昭和ポップス

私が、オススメする夏に聴いてほしい昭和ポップスをご紹介。

【SUMMER SUSPICION /杉山清貴&オメガトライブ】

この曲は1983年に発売された杉山清貴&オメガトライブのデビューシングル。イントロ部分が大人なメロディーになっており、歌い出しの「なぜ〜」の「ぜ」のところが個人的に好きです。

転調のサビ部分もとてもよく、ゆっくりノれる曲です。

【ふたりの夏物語NEVER ENDING SUMMER /杉山清貴&オメガトライブ】

続いての曲は、1985年発売杉山清貴&オメガトライブ5枚目のシングル。この曲のイントロはとてもリズミカルで歌い出しもまた良いです。

私はこの曲を初めて聴いた時に、海に行った帰り道に、近くのたこ焼き屋でたこ焼きやイカ、かき氷などを買って食べながら聴きたい曲だなと思いました(笑)

【夏のクラクション /稲垣潤一】

稲垣潤一さんの隠れた名曲と言われている1983年発売の「夏のクラクション」

作詞は売野雅勇さん。作曲は筒美京平さん。ゆっくりめなメロディーでイントロも最高。サビの「夏のぉぉぉ〜クラクション」という歌い出しは、稲垣さんが売野さんに提案し起用したそうです。

この曲を聴くと私の脳内ではこんなショートストーリーが出来上がります。

彼女の家まで車で来た彼氏が「プップー」とクラクションを鳴らし、彼女が「〇〇くん!」と気づいて下まで降り、彼氏は彼女を車にエスコートしそのまま車でドライブデート。なんて私の脳内では、そんな妄想?ショートストーリーが出来上がっています。

しかし、この曲は好きだった女性を思い出し、もう一度あの夏のように君が乗っていたクーペのクラクションを鳴らしてほしいと切ない曲なのです。夏の海岸沿いを車で走りたくなるような曲だなと私は思います。

 

【メロンのためいき /山瀬まみ】

1986年発売の山瀬まみさんデビュー曲「メロンのためいき」

作曲は松任谷由実さん。松任谷由実さんも数々のアーティストに楽曲提供しています。イントロのズッチャズッチャからイントロに入るところが大好きです。「蒼いメロンのためいきみたいなキッスを〜」のサビの歌い出しも可愛らしいです。テレビ番組での衣装も爽やかなグリーンで夏らしいとてもかわいい山瀬まみさんが見れます。

 

昭和ポップスが身近な存在になっている

若者の間でいつから昭和歌謡が流行ったのか。流行った時期というのは最近ではないのかなと思います。

最近では、昭和ポップスのサブスク解禁が多く出ていますが、大滝詠一さんのサブスク解禁には私はとても衝撃でした。昭和ポップスのサブスク解禁で昭和ポップスも身近に感じることができ、今まで聴いたことがなかった若者が聴くきっかけになるのではないでしょうか。

 

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