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2024/4/10:フリーペーパーvol.97発刊!

第3波到来中!改めて知っておきたい新型コロナウィルスのこと

改めて確認したいコロナウィルスにかかりやすい・重症化しやすい人

12月に入ってからというもの、再びコロナウィルス(COVID-19)が猛威を振るうようになってきました。1日の感染者数も1500人を超える日が出てきたり、一部地域では医療体制の崩壊が現実味を帯びてきつつあります。しかし、コロナウィルスは全ての方が感染・重症化するわけではなく、無症状の方もいらっしゃれば、重症化して命を落とされる方もいらっしゃいます。そこで、今回は改めてコロナウィルスにかかりやすい・重症化しやすいのはどんな方か、改めて見直してみたいと思います。

高齢者の方

内閣官房発表資料を見てみますと、高齢者(60歳以上)から加速度的に致死率が上がっていることが伺えます。感染者の変化もあり、若年層が多かった夏の「第2波」の時と比べると、40代以上の患者の割合が増加しているそうです。
重症化の比率を見ても、高齢者ほど重症化の割合が高くなっています。アメリカCDC(アメリカ疾病予防管理センター)によると、18歳から29歳までの感染時の入院・死亡リスクを1とした場合、85歳以上の入院リスクは約13倍、死亡リスクは約630倍となっています。

基礎疾患をお持ちの方

基礎疾患とは、

・糖尿病
・心不全
・呼吸器疾患
(慢性閉塞性肺疾患(COPD)など)
・透析を受けていらっしゃる方
・免疫抑制剤や抗がん剤など

をお持ちの方、または使用中の方と言われています。

持病をお持ちの方で、服薬中の方はかかりつけ医に確認・相談されてみるのもいいかもしれません。また、他にもがん・慢性腎臓病・固形臓器移植による免疫不全状態・肥満(BMI30以上)・重篤な心疾患・喘息・脳血管疾患・高血圧・肝疾患・高尿酸血症などの疾病や、妊娠・喫煙なども重症化や死亡のリスクが増加すると言われています。
しかも、疾患が重なるほどリスクも増加するとの報告も出ていて、例えばアメリカのデータでは、肥満・糖尿病・高血圧など3つ以上が該当する方は、1つもない方と比べて入院リスクが約5倍もあったと言われています。生活習慣を見直したりして、生活習慣病の予防をすることも大事になってきます。

これら基礎疾患等を持っていたら

治療がある方はこれまで通りに治療を継続されることが大事です。気になることや体調不良時にどのようにしたら良いか、担当医と事前に相談しておくことも大切だと思います。
重症化のリスクが高い方もそうでない方も、「手洗い、うがい」・「マスクの着用」・「3密を避ける」といった基本的な対策と行動を行うことも大切になってきます。自分を守ることもそうですが、周りの方や自分の大切な方を守るためにも心掛けていきましょう。

また、外出制限などで運動不足になりがちです。私がそうなのですが、ストレスが溜まると大食いをしてしまう傾向があります。カロリー過多になって肥満になってしまうと、それだけでも感染リスクを上げてしまいます。体調管理や生活リズムが崩れないようにしていかなければなりませんが、しっかり食べないことには免疫力の低下を招いてしまい、かえってリスクを負いかねません。バランスよくしっかりと食事をし、生活のリズムを保つことで体内時計を狂わせず、心身ともに健康でいられることになります。

最近ではマスクを着用していないと、入店や入場を断られるケースも増えています。もしもアレルギーや知覚過敏などでマスクがつけられない場合は、事前にお店などに確認や相談をしましょう。最近では、マスクがつけられない旨を書いた「意思表示カード」を身につけて対策される方もいるようです。

コロナウィルス下のこれから

米Google社は11月17日より日本国内の新型コロナウィルス感染の28日間予測の公表を始めました。
アメリカでは既に8月より公表されていて、数理モデルとAI(人工知能)を用いて今後の感染の広がりを予測するものです。医療機関や国・自治体などに役立ててもらうのが狙いですが、私たち一般の方も利用できます。
興味のある方は COVID-19 感染予測 (日本版) の公開について を確認してみてください。

また、スマートフォンをお持ちの方は、COCOAなど接触確認アプリを入れておくのもいいかもしれません。陽性の方と接触の可能性があった場合に通知してくれるアプリです。利用者の同意を前提として、bluetooth機能を使ってお互いに特定されないよう配慮されながら接触した可能性について通知を受けることができます。
詳しくは 新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA) COVID-19 Contact-Confirming Applicationより確認できます。

また、国の新型コロナウィルス感染症対策についてはこちらからどうぞ。
厚生労働省・新型コロナウィルス感染症について

この記事を書いている12月時点でイギリスやカナダ、アメリカなどでワクチン接種も始まりました。現時点では、日本での接種開始は3月ごろとなるようです。
また、コロナウィルスも変異していっているようです。そういった中で、ワクチンがどの程度効いてくるのか、その状況次第で今後の社会生活も変わってくると思います。引き続き大変な時期が続くとは思いますが、人と人との思いやりを改めて感じられる大切な時期でもあると思います。ワクチンの効果確認はまだまだ先になりそうですが、一人ひとりが自分だけではなく、周りの方達のために出来ることも考えて行動していきましょう!

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