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2020/08/10:フリーペーパーvol.53発刊!

なんでレジ袋だけ?非分解性プラスチック製包装が横行する怪

レジ袋有料化。野菜や魚のプラスチック包装は?

2020年7月1日から全国一斉にレジ袋の有料化が始まりました。
なんでレジ袋だけ?
お店を見てください。潰れやすいトマトや折れやすいきゅうりなど一部の生鮮野菜や、さばいた魚はほとんどの商品がプラスチック(発泡スチロール)包装されています。

肉や魚のトレーは非分解性プラスチック

生分解性プラスチックのレジ袋に比べて肉や魚、卵のトレーは、非分解性の発泡スチロールや塩化ビニールが使われています。お菓子やパンの袋も非分解性プラスチックです。これらは製造原価に包装代が含まれていますから、消費者はそれを意識せずに買うことになります。

レジ袋がなぜ海に?

分別回収が進んでいる中、なぜレジ袋が海に出るのでしょう? 生ゴミを入れてゴミステーションに持っていくのが常識です。大きさによっては使えないものもありますが、そのようなものは「プラ容器」に分別しますよね? 今どき川や海に捨てる人っていないでしょう。

ときどきTVニュースで日本海沿岸に押し寄せる漂流ゴミの特集をやりますが、ほとんどのレジ袋やインスタント食品、お菓子の袋にどう読めばいいのかわからない文字や、日本では使わない漢字の店名、製品表示がしてあります。つまり海洋ゴミのほとんどが、対岸のあっちの国やこっちの国からのものだということになりますね。

再生古紙や木材など生分解可能な素材にしてみたら

私が子どもだった頃、卵は古新聞や雑誌を溶かして成型したケースで売られていました。魚はそぎ板で作ったフネ、肉は軽くコーティングした紙でした。いずれも燃えるゴミで出せました(もっともその頃はゴミの分別なんかなかったですが)。

この際、プラスチックをやめて再生古紙や木材など生分解可能な素材にしてみたらどうでしょう? 燃やしたときのダイオキシンと二酸化炭素の発生を抑える加工は必要ですが、紙や木材は燃やさなくてもほっとけば勝手に土に還りますし、紙なら何度でも溶かして再利用ができるので、ポリエチレンやプラスチック、発泡スチロールよりはマシだと思います。

コストはかかりますが、その分は売価に転嫁すればペイできます。売価は多少高くなりますが、商店街がデパ地下にますますかなわなくなる、という心配も少なくなると思います。というのも、デパ地下が率先して再生可能な素材を使い始めれば、地場商店の価格よりコスト面で高くなるので、中小商店への打撃もそれほど大きなものにはならないと思います。

レジ袋有料化による問題点

マイバッグが普及しはじめて、かなりの買い物でもレジ袋はいらないというお客も増えています。レジ袋とレシートは確かにお金を払った、という証拠になりますが、商品棚から直接マイバッグに商品を入れてしまう不届き者(万引)が増えることも懸念されます。

先日のインターネット番組「虎ノ門ニュース」では、マイバッグ万引による損害だけで1600億円に昇るだろうと予測していました。中学・高校に近いコンビニでは、多いところで月40万円の万引被害が出ているというデータもあります。1店舗で年間500万円近い損失ですから、従来ある万引額を加算するとコンビニだけでこの予測を大きく上回ってしまいます。

コンビニ以外でも書店や大小スーパー、ホームセンターもターゲットになるでしょう。そうなると全体の被害額は3000〜4000億円に昇ると私は思います。中小の商店、スーパーはひとたまりもありません。マイバッグを悪用した万引を防止するために店員を増やしたり、私服の巡回警備員を増やすのも手ですが、そのための人件費や防犯装置の設置費を考えると防犯費はコストパフォーマンス的にどうなるか?

損失を最小限に抑えるには従来どおり、レジ袋の無料配布しかないと思います。ただし海水や土で完全分解するか、また焼却で二酸化炭素を出さないように改良したものに限りますが。もちろん商品の包装方法や素材も自己分解性のものに変える必要もあります。

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