ロービジョンとは視覚障害の一種で、メガネやコンタクトあるいはレーシックのような外科的処置によっても視力矯正が不可能な状態のことです。私も初めて聞きましたが、この「ロービジョン(弱視)」は皆さんもなる可能性を持っています。

ロービジョンは、全盲とは異なります。視覚的な評価として、健常視覚と全盲の間「グレーゾーン」とされているのだといいます。

いずれにせよ視覚障害の一種であることに違いはありません。

先天性のものもありますが、緑内障や糖尿病網膜症などによる後天性のものもあり、ロービジョンは誰にでも起こり得るものです。しかし一般的には、視覚障害のイメージが「健常視覚→全盲」でとどまっているため、その中間とも言えるさまざまな段階の視覚障害には理解が広がっていません。

そんなあまり知られていない「ロービジョン」を誰でも簡単に体験することができるGoogle Chromeの拡張機能があります。ブラウザに追加することで、ロービジョンの方が普段どのように見えているのかを体験できます。

Google Chromeの提供する『NoCoffee Vision Simulator』は、アドオンを追加することで簡単にロービジョンの人が見る視覚の状態を疑似体験することができます。

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画像引用:目ディア

 

この画像では、「Blur (low acuity)」のスライダーを10、「Cloudiness (cataracts)」のスライダーを5に設定。「Blur」は低視力による“ぼやけ”をレベル毎に再現、「Cloudiness」は白内障による“くもり”をシミュレートすることができるといいます。

視界が全体的にぼんやりとし、大きな文字でもほとんど読み取ることができません…。私も実際に体験してみましたが、全体がボヤけて「何か書いてあるなぁ」程度にしか認知することができませんでした。

この拡張機能の中には、黄斑変性症・緑内障、網膜色素変性症・網膜剥離・半盲・糖尿病性網膜症・飛蚊症といった様々な症状を体験できるものもあります。

ロービジョンの方の中でも、見え方はそれぞれ。全体的にぼやけて見える人もいれば、物が二重に見えてしまうという人もいます。普段当たり前に行っている「スマホを操作する・キーボードを打つ」という行為はもちろん、日常生活の様々な場面で不便を感じている人もいいます。スマートフォンといったデバイスを補助具として活用する人も多いのです。

さまざまな症状のロービジョン、「見えにくさ」には大きな幅があります。発症の原因もさまざま。決して私たちと無関係ではありません。

全盲ではなくとも、「見えにくい」障害を抱えるロービジョン、みなさんはいかがでしたか?

視力を矯正できない“見えにくい人” =『ロービジョン』の視覚を疑似体験 | 目をゆる〜くマジメに考える 目ディ…皆さんは『ロービジョン』という言葉を耳にしたことがあるでしょうか?視覚障害の一種で、メガネやコンタクト、あるいはレーシックのような外科的処置によっても視力矯正が不可能な状態を『ロービジョン』と呼びます。今回は、ロービジョ…eye-media.jp

via:目ディア