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2020/06/10:フリーペーパーvol.51発刊!

私が受けている音楽療法について

音楽療法の先生に出会い、新しい世界が広がった

音楽療法というと、どのようなイメージをもっているだろうか。日本ではまだ音楽療法士の認知度も高くないので、みんなで楽器をかき鳴らしたり、歌ったりして楽しむ程度…そんなイメージだろうか?

私が音楽療法を受けるようになってからは、自分では挑戦しないジャンルの曲をみんなでセッションするようになって技術も向上し、他のメンバーとの仲間意識も持つようになったと思う。個人的にやっているギターの弾き語りについても、先生から向いているのでは?とすすめていただいたジャンルを練習し、人前で披露できる程度まで上達してきた。他のメンバーもそれぞれに自信がついて、表情も明るくなったように感じている。

最初は楽療法を拒絶していた

以前、担当医から音楽療法を受けられると聞いたことがあった。しかしその頃の私は、参加してみる気持ちになれなかった。病院関連で知り合いが出来ると、面倒な人間関係が発生した経験があったし、単純に体調が悪くて休みの日に外出する予定を作りたくなかった。しかし1年程経ち、急に音楽療法でどのようなことをやるのか興味を持ち、受けてみたくなった。その時が、私の音楽療法を受け入れるタイミングだったのだろう。

突然、音楽療法を受けることに決めた

私が音楽療法を受けるようになったのは、昨年2019年7月だ。音楽療法の先生が他の方を指導する様子を先に見学し、先生と私が合いそうな事と高いレベルで行われている事に興味を持ち、すぐに始める事にした。

その前年の8月、久しぶりにギターを手にして練習し、少し自信も付いてきた頃だった。「病院で受ける音楽療法なんて、ジャカジャカ音を皆んなで鳴らして合わせたりする程度だろう。元々ピアノも10年以上やっていたし、ギターもコードを覚えて来たし、余裕かな〜」そんなナメた気持ちで参加を決めた私は、すぐに改心せざるをえなくなった…。

初めての音楽療法

初めて音楽療法に参加する日、私はギターは持ってきたほうが良いということだけを確認し、他は何をやるのか具体的に何も聞いていない状態で作業療法室へ行った。数台のキーボードが輪になって置かれ、アンプに繋がれていた。ドラムセットも小さな打楽器も、沢山の楽器があった。参加者は私を含めて3名。作業療法士さんと先生も参加して、合計5名での演奏だ。「最近、参加者が少ないから良かった〜」と先生に聞いていたので、人が多いのが少し苦手な私にはちょうど良かった。

スタートすると、いつも来ている二人へサクサクと確認・指示をする先生。私もキーボードを「これ…その後これ…こんな感じでね」と簡単に指示をされ、全体の流れはサクッと説明されていきなり演奏スタート。演奏しながら、「はい、××さん、どーぞ!」「次、○○さーん!」とソロで順番に鍵盤を鳴らす。「もっとゆっくり〜」「次、みんなで〜!」など先生が声をかけながら一曲演奏が終わった。「××さん、最初はもうちょっと抑えて、終わりの方を盛り上げる感じにしましょう!」など個々へ声をかけて、また演奏。一曲終えると次は他の曲をギターで演奏。「コードは…E Am D7 G C!」と言われて慌ててメモをとった。曲の雰囲気に合わせて弾いてみたが、「結構ハードだ…これはセッションだ…」、と真剣に頑張り、精一杯な状態になった。

勇気を出して一歩踏み出してみたら…

音楽療法を始めてまだ数カ月だが、私は確実に変わった。一人で練習するだけだったのに、音楽の仲間が出来た。新しいジャンルの曲が出来るようになった自信、音楽療法の先生との信頼関係。メンバーは今後も変化していくであろうが、最初はそれほど乗り気ではなかったのに、沢山のことを学べるので、やってみたら一週間に一回の大きな楽しみとなった。ロック、クラシック、ボサノヴァ、ジャズ…なんでもありで楽しい。楽器もドラム、ジャンベにも挑戦出来た。

いきなり発表会!

この記事が出る頃は、今の音楽療法のメンバー達5名で発表会をやった直後の予定だ。全部で7曲。みんなで練習してきた曲を、初めて人前で演奏する。きっと緊張して色々やらかしそうだが、心から楽しみだ。個人的にも2曲、先生にすすめられて始めたジャズのカバーの弾き語りもやる。とにかく楽しくやっている様子が観る方に伝われば嬉しい。

私の音楽療法、まとめ

音楽療法にも様々な内容があり、向き不向きもあると思う。だから全面的にみなさんへおすすめする気は無い。しかし新しいことへ挑戦するタイミングが来たら、勇気を持って試してみると意外なことがあなたに向いているかもしれない。その一つの選択肢として、音楽療法というものにも少し興味をもっていただけたらと思う。

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