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2024/12/10:フリーペーパーvol.105発刊!

VR世界への布石か。ファイナルファンタジー15で描かれるリアリティ空間のスゴさ。

プレイステーション4「以下PS4」とXbox One用ソフトとして発売される最新作「ファイナルファンタジー15」がいよいよ11月29日に発売される。当初は9月30日発売とのことだったがゲームバランスやクオリティーの向上、不具合が見つかったなど完成度をより高めるといった理由で11月29日に延期となった。ファイナルファンタジーやドラゴンクエストなどの有名なゲームタイトルの発売延期はもはや恒例であり、お約束のようなものである(笑)本作はPS4とXbox Oneの2機種で発売予定だ。

早速、ファイナルファンタジー(以下FF)15のプロモーションビデオを観てみよう。「これ、もうゲームじゃなくて映画やん(笑)」というのが第1印象だ。

現実世界のようなグラフィック映像は、あらためてPS4の性能を目の当たりにしてくれる。

主題歌はあの名曲「スタンド・バイ・ミー」だ!歌っているのは「フローレンス ・アンド・ ザ・ マシーン」というイギリスのバンド。

ゲームの世界観も実際にスタッフが世界を周り、洞窟や山、森などにキャンプをしながらロケハンしているのだ。

なんと、モンスターの動きのヒントを得ようと実際にサファリパークに訪れて、ライオンやキリンを観察し、参考にしているとのこと。

よりリアリティーを!とゲーム開発チームの熱意が伝わってくる。

https://twitter.com/x007x007x007/status/772384774472081408

FF15のバトルシステムはというと、基本アクションシステム。まわりにモンスターなどの敵キャラがいて、主人公たちが「行くぞ!!」とか「油断しているとやられるぞ!!」など声を掛け合いながら剣や銃、魔法を使って倒していく。

豪華な声優さんたちの演技にも注目だ。画面左下にある武器や魔法、技を選択しながら戦うようだ。右下にはキャラクターの名前とHP(生命力)、MPバー(魔法力)が表示してある。

初期の頃のFFのバトルシーンはサイドビュー画面。そして「戦う」「魔法」「アイテム」などを選ぶだけだった。FF15では自分でキャラクターを動かすアクションゲームで、ちょっと難しいかもしれない。実は、アクションゲームが苦手な私…。

ワクワクする音楽にも期待が高まる。

しかし、複雑な操作を要求されると往年のFFファンは着いていけるだろうか、、、そこが唯一心配なポイントだ。

体験版プレイの評価もまずまずなようで、心配しすぎかもしれない。

さて、過去の作品を振り返ると、FF7からはハード機をスーパーファミコンからプレイステーションに移した頃から映像を重視しているような印象を受ける。

店頭やテレビCMなどでプロモーションビデオが毎日流されて、映像の迫力が目に焼きつきプレイステーションとFF7が大ヒット。もともとドラクエよりストーリーの構成が複雑で、キャラクターのセリフもそれぞれの個性があって、世界観に没頭できるRPGがFFシリーズではないだろうか?

PS2ソフトのFF10から徐々にシステムが変わりはじめてきて、この作品からキャラクターに声優さんを起用した。これで、よりドラマチックなストーリーで感動する作品となりFF10は約250万本とPS2ソフト第1位となる大ヒットを飛ばした。

ちなみにFF7はPS4でHDリマスターとしてリメイク予定、FF10はPS3とPS4でHDリマスター版としてすでに発売中である。HDリマスターとは簡単にいえば綺麗な映像になったということ。

「FF10HDぱっけーじ 」の画像検索結果

画像引用:Amazon

PS3ソフトでFF13が発売された。やはり注目したのは綺麗な映像だ……。プレイしてみたが、ちょっと難解な専門用語がでてくる。「パルシ」「コクーン」「ルシ」「パージ」など。クリアーした時点で意味がよく分からずな状態だった。例に漏れず、FF15にも専門用語が登場する。「ブーニベルゼ」「パルス」「リンゼ」…果たしてついていけるかどうか?ちょっと不安だ(汗)

時間を忘れ現実社会に帰ってこれなくなりそうなぐらいの作品になっている最新作FF15。「楽しみにしている」「これはFFではない」と賛否両論あるが、FFユーザーはもちろん、ゲームをしたことがない人にも心に響く作品になっているはずだ。

2ヶ月と発売日は延びたのは少々残念ではあるが、開発スタッフには頑張ってより素晴らしい作品に仕上げてもらいたい。

すばらしいグラフィックを通じて、劇中の空気感や土埃の匂い、海から吹く爽やかな風すら感じることができるような錯覚すら覚えるFF15は、様々な事情で外出が困難な方にもぜひプレイしてもらいたい。FF15はVRではないが、自分の枠を超えた無限の世界をドラマチックに駆け抜けることで何かを得られるかもしれない。僕自身も、病で外出が困難な時期はゲームで仮想世界を駆け巡り、爽快感を疑似体験することでストレスや不安を解消してきた。

ここまで、リアルを追求した劇中グラフィックを実現したテクノロジーは近未来で実現されるVRゲームへの大きな布石となるだろう。VRでは描かれるコンピュータグラフィックのリアリティが高ければ高いほど、現実世界との境界を曖昧なものにしてくれるのだから。

この新しい大冒険と壮大なるドラマは11月29日にいよいよスタートする。

http://www.jp.square-enix.com/ff15/

via:Square Enix

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