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2019.06.10:フリーペーパーVol.39発刊!

盲導犬は救急車に乗れる?乗れない?

ほじょ犬のこと知っていますか?

東京消防庁は2019年4月26日、心肺停止状態のため救急搬送される女性に視覚障害のある家族が付き添おうとした際、「盲導犬は同乗できない」と誤った説明をし、病院への搬送が5分遅れたと発表しました。

原因は、現場の救急隊員に指示を出した総合司令室員の認識不足。家族が「過去に同乗したことがある」と指摘したことから誤りが判明したとのこと。搬送された女性の命が助かったからまだいいものの、この5分が命取りになる可能性もありました。

身体障害者補助犬法

2002年5月22日、身体障害者補助犬法は成立しました。公共施設や公共交通機関だけでなく、スーパー、レストラン、ホテル、病院などの民間の施設でもほじょ犬の受け入れが義務付けられています。

成立、施行した直後はニュースや新聞で大きく報じられました。当時はほじょ犬の認知度も高まり、同乗拒否・同伴拒否は減ったそうです。でも、最近はまた増えつつあるといいます。

ほじょ犬とは

ほじょ犬は、盲導犬・介助犬・聴導犬のことをいいます。障害のある方が自立と社会参加をするための大切なパートナーです。ほじょ犬とユーザーは、一心同体ということをわたしたちは忘れてはいけないと思います。

平成31年3月1日現在、ほじょ犬の実働頭数は

  • 盲導犬:941頭
  • 聴導犬:68頭
  • 介助犬:65頭(厚生労働省社会・援護局保健福祉部調べ)

となっています。わたしの住んでいる鹿児島県に関しては、盲導犬が15頭で、聴導犬・介助犬はいないとのことです。

ほじょ犬は必要な訓練を受けていますし、ユーザーは衛生・行動管理をしっかりしています。社会のマナーは守りますし、清潔にしています。そこをしっかり理解できていれば、同乗拒否・同伴拒否という判断はなくなるでしょう。

盲導犬

目が見えない、見えにくい方が安全に歩けるようにサポートする盲導犬。立ち止まって段差や曲がり角を教えたり、障害物を避けたり、盲導犬ユーザーを誘導します。

介助犬

手や足に障害のある人の日常生活をサポートする介助犬。指示した物を持ってきたり、落とした物を拾ったり、脱衣の介助などを行います。

聴導犬

耳が聞こえない、聞こえにくい方に必要な生活音を知らせる聴導犬。玄関のチャイムの音や赤ちゃんの泣き声、車のクラクションなどを聞き分け、聴導犬ユーザーに教えます。

ほじょ犬のしるし

盲導犬は白か黄色のハーネスが目印、介助犬と聴導犬は胴着などに表示をしてあります。ほじょ犬ユーザーには、認定証(盲導犬の場合は使用者証)と身体障害者補助犬健康管理手帳など健康管理記録の携帯が義務付けられているので、もし確認が必要なケースがありましたら、ユーザーに提示を求めるといいでしょう。

ほじょ犬はペットではない

ほじょ犬は、ユーザーにとってからだの一部です。一緒にいるからといって、ペットと勘違いしないでくださいね。

食べ物を与えたり、気を引く行為(話しかける、じっと見つめる、触るなど)は避けましょう。ほじょ犬が気が散って、任務に集中出来ませんから。

同乗拒否・同伴拒否がなくなるように

公共施設をはじめ、バスや電車、タクシーなどの交通機関、飲食店、宿泊施設、病院などいろんな場所でほじょ犬を受け入れることは、身体障害者補助犬法で義務付けられています。また、障壁を取り除くのが社会の責務とうたっている障害者差別解消法も2016年4月から施行されています。ほじょ犬の同伴は法的権利として確立されているのです。

わたしたちは、ほじょ犬ユーザーがどのような生活をしているかもっと理解しなければならないと思います。そこがしっかりできれば、ほじょ犬の同乗拒否や同伴拒否はなくなるのではないでしょうか?

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