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2024/4/10:フリーペーパーvol.97発刊!

リオパラリンピック開催前にボランティア辞退者が続出?その理由とは

パラリンピック ボランティア

あっという間にリオデジャネイロオリンピックも終わり、次はパラリンピック!しかし今、パラリンピックが無事に開催されるのか?という問題が上がっているらしい。

その理由として、ボランティアに辞退者が続出しているという。
オリンピック、パラリンピックの成功の裏に「ボランティアの協力」あり。今回のリオオリンピックで過労など不満を訴える声が相次ぎ、パラリンピック不参加の声が後を絶たないというのだ。

そこで、私たち日本人が気になるのが五輪でのボランティア。その内容はというと、

  1. 来場者に対する会場案内
  2. 競技運営補助
  3. 会場までの移動車のドライバー
  4. 表彰式のサポート
  5. セキュリティチェック
  6. 通訳スタッフになる
  7. 医療系の資格があれば医療スタッフ

大きく分けると、東京五輪ではこのような内容のボランティアが募集されるようだ。

オリンピック、パラリンピックを成功させるにはボランティアの力が必要になってくる。しかも世界的スポーツイベントとあり、色々な国の人がボランティアに参加してくるだろう。

現在のブラジルは日本と真逆で冬である。しかし、冬とはいえブラジルでは気温のアップダウンが激しく最高で35度になったり20度になったりするのだそうだ。気温の大幅な変化で体調を崩す人も多い。熱帯地区が多いブラジルならではのことである。

そしてリオパラリンピックが開催する9月はもっと暑くなる。こうした環境により、パラリンピックのボランティアに不参加が増えているともいえるだろう。

ラグビー会場などがあるデオドロ地区を担当する女性は、3カ国語を操る貴重な存在だが、「仕事でとても疲れている。暑さの中で一日中立ったまま仕事をしている。これをもう一度はできない。9月はもっと暑い」とうんざり。サンパウロから来ている男性は「決まった時間に仕事が終わらない。パラリンピックでは活動しないと伝える。もう耐えられない」と憤りを隠せない様子だ。

たしかに、体調を崩してしまってはボランティアどころではない。

組織委が経費削減のため当初予定の7万人から5万人に削減した経緯がある。その分、1人当たりの負担が増す事態を招いた。食事が十分に準備されない会場もあり、厳しい労働条件を理由に職場放棄する者も相次いでいるという。

7万人募集していたリオオリンピックに、今回およそ24万人のボランティア応募があったという。オリンピックに是非参加したい、誰かのために貢献したいと思って応募した人が多いのではないだろうか。

もうすぐ開催されるリオパラリンピックは、財政難でチケットを売れ行きも低調しており、ボランティアの参加も集まるのかどうか心配な問題を抱えている。

このように資金面や環境面が理由でボランティア削減になったリオ。正直、何故に立候補したのだろう?と思ってしまったのだが…。

パラリンピック委員会のフィリップ・クレーゲン会長が「リオの大会は歴史的なものになる」と語っているよう、是非ボランティアにも頑張ってほしいものだ。

2020年の東京オリンピック、パラリンピックでも多くのボランティアの募集が予想される。環境や安全面では安心の日本、多くのボランディアの力で盛り上げてもらいたい。

https://twitter.com/mya212630/status/767676521683095552

http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081800518&g=spo

via:時事ドットコム

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