高校サッカー鹿児島県予選、まさかの初戦敗退
鹿児島県でサッカーの名門校である鹿児島実業高校。城彰二さんや前園真聖さん、遠藤保仁選手や松井大輔選手など多くのJリーガーや日本代表選手が誕生しました。最近の鹿実サッカー部は冬の全国高校サッカー大会に11年連続で出場を逃すほど低迷しています。そして今年の鹿児島県予選ではなんと創部初めて初戦で敗退するという大波乱となりました。
【鹿実初戦で散る!波乱の幕開け】
全国高校サッカー選手権の鹿児島県大会が開幕しました。伝統校の鹿児島実業が創部以来、初めての初戦敗退。波乱の幕開けとなりました。 https://t.co/zVrdZWvGhS— 鹿児島KYTニュース (@KYT_4chNEWS) 2018年11月5日
鹿実サッカー…
創部初の初戦敗退(>_<)— たつや♂ (@x8g849FhcwqOPmh) 2018年11月5日
ざっくり
出水中央高校が鹿実を破り大金星
11月5日に開幕した第97回冬の全国高校サッカー鹿児島県予選。鹿実の初戦の対戦校は出水中央高校。インターハイや冬の全国選手権の県大会予選ではベスト8やベスト4にも残る、鹿児島県では野球やサッカーが強い高校で有名です。
鹿児島県予選「鹿児島実業−出水中央」は、初戦屈指の好カードでした。
【開幕!全国高校サッカー選手権鹿児島県大会】
いよいよきょう開幕した第97回全国高校サッカー選手権鹿児島県大会!初日の注目は1回戦屈指の好カード 鹿児島実業vs出水中央!その結果は!?午後6時15分からのKYT news.everyかごしまで詳しく! pic.twitter.com/vXD5eX8Arj— 鹿児島KYTニュース (@KYT_4chNEWS) 2018年11月5日
「2−1」で出水中央高校が勝利
試合結果はなんと出水中央が鹿実を「2−1」のスコアで破り、大金星を上げたのです!
この日の鹿児島のニュースや翌日の新聞では、
・「鹿実が初戦でまさかの敗退」
・「選手たちが号泣」
と話題になっていました!
まじか、鹿実が初戦敗退って😭
鹿児島実業、初戦敗退!出水中央に1-2で敗れる | 高校サッカードットコム https://t.co/6FrAsBZFqY @kokosoccercomより
— ギグス@西野家 (@giggs_nishino29) 2018年11月5日
全国優勝2回、準優勝3回と名門校だった鹿実
鹿実サッカー部が初めて冬の全国高校サッカーで優勝したのは、第74回大会で静岡学園と「2−2」で同時優勝を果たしたときです。この時は決勝戦でPK戦で決着というルールはなく、延長でも同点だったら同時優勝というルールでした。この時は鹿児島県民は歓喜に包まれてニュースでも多く取り上げられ、優勝旗が初めて鹿児島に渡りました。
松澤隆司総監督の指導で全国区になった
鹿実サッカー部を指導してきたのは松澤隆司総監督。鹿実サッカーを全国区に育てあげ、前園真聖さんや城彰二さん、遠藤保仁選手や松井大輔選手など多くのJリーガーを輩出しました。
1978年の第57回大会冬の全国高校サッカー選手権に初出場し、第74回大会は同時優勝。第83回大会は決勝戦で千葉県の名門校である、市立船橋高校をPK戦の末に破り、初の単独優勝を果たしました。
松澤総監督の指導で全国優勝2回、準優勝3回、ベスト4に残ることも多く、鹿実が着る赤いユニフォームは全国でも有名で、ファンもたくさんいるのです。
甲子園出場校のサッカー部48
鹿児島
鹿児島実業両部ともに名門!
サッカー部は赤ユニに坊主って
イメージだったけど今は違うの!? pic.twitter.com/46rSaQ5AV0— 白サカストG(変態垢興味なしはスルー!) (@white_stoc_life) 2015年8月20日
2011年に総監督を勇退、そして2017年に逝去された
松澤総監督は1996年に全日本ユースも制し、合計3回も全国優勝を果たして「鹿児島県民表彰」を受賞されました。そして2011年に総監督を勇退、去年の2017年8月11日に逝去されました。
9/10鹿児島読売TV 17:00~17:25
追悼・松澤隆司前総監督~夫婦で掴んだ日本一https://t.co/MK7YXZXKUt
鹿実サッカー部から世界へ羽ばたいた前園、城、遠藤保仁ら元日本代表が語る恩師の素顔とは。
松澤前総監督が私たちに遺したメッセージを紹介する。 pic.twitter.com/XvFFzM8hGv— Hiro (@hiro_gamba7) 2017年9月8日
MBCニュース
去年8月に亡くなった鹿児島実業サッカー部前総監督の松澤隆司さんをしのぶ会が、6月30日に鹿児島市で開かれました。出席した人たちは、生前の思い出を語りながら松澤さんをしのんでいました。#鹿児島 https://t.co/uueINigB0j pic.twitter.com/LM5E450MwI— MBCニューズナウ (@MBC_newsnow) 2018年7月2日
11年間冬の全国高校サッカー出場が遠ざかっている
鹿実サッカーは年々低迷してきており、神村学園と鹿児島城西高校の2校がここ11年間、鹿児島代表として全国大会に出場しています。あの強い鹿実はどこに行ってしまったのか。県大会の決勝や準決勝ぐらいまでには勝ち残るのですが、神村学園と鹿児島城西高校にあと1歩で敗れることが多く全国の切符を逃しています。
そして今年は創部初の初戦敗退という歴史的な波乱が起こり、今年も全国で鹿実サッカーは見られなくなりました。
高校サッカーで我が母校が1回戦で鹿実を破ったと知って驚いてる。
— 平野 (@permanent_atone) 2018年11月8日
帝京や国見、鹿実が出場していた時代が面白かった!
個人的な感想ですが、過去の全国大会に出場してきた名門校、東京の帝京高校や長崎の国見高校も最近出場しなくなりました。帝京高校と国見高校は冬の全国高校サッカーを6回も優勝している名門校です。
「鹿実−帝京」「鹿実−国見」といった好カードが組まれると、年末年始は高校サッカーを観るのが本当に楽しみでテレビで応援していました。県大会初戦敗退は残念でしたが、鹿実ファンの1人としてまた古豪の復活を期待するとともに、全国で活躍する鹿実サッカーを待っています!
帝京、国見、鹿実、南宇和あたりが言わば育ての親が居なくなって低迷したのに、市船、四中工は上手く継いでるなぁとしみじみ。
愛媛にも若くて活きのいい育成年代の指導者出てこんかなぁ。そろそろ。— masashi i (@iatsu_e_o) 2016年8月2日
東福岡とか静学とかが勝ち上がるとやっぱり高校サッカーは盛り上がる。
あとはやっぱり帝京と鹿実、国見あたりが出て来てくれると良いなぁ。— 庄形和也 (@shogata) 2015年1月3日
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