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2018.11.10:フリーペーパーVol.32発刊!

鹿児島実業サッカー部、今年も全国で見られず…

高校サッカー鹿児島県予選、まさかの初戦敗退

鹿児島県でサッカーの名門校である鹿児島実業高校。城彰二さんや前園真聖さん、遠藤保仁選手や松井大輔選手など多くのJリーガーや日本代表選手が誕生しました。最近の鹿実サッカー部は冬の全国高校サッカー大会に11年連続で出場を逃すほど低迷しています。そして今年の鹿児島県予選ではなんと創部初めて初戦で敗退するという大波乱となりました。

出水中央高校が鹿実を破り大金星

11月5日に開幕した第97回冬の全国高校サッカー鹿児島県予選。鹿実の初戦の対戦校は出水中央高校。インターハイや冬の全国選手権の県大会予選ではベスト8やベスト4にも残る、鹿児島県では野球やサッカーが強い高校で有名です。

鹿児島県予選「鹿児島実業−出水中央」は、初戦屈指の好カードでした。

 「2−1」で出水中央高校が勝利

試合結果はなんと出水中央が鹿実を「2−1」のスコアで破り、大金星を上げたのです!
この日の鹿児島のニュースや翌日の新聞では、
・「鹿実が初戦でまさかの敗退」
・「選手たちが号泣」
と話題になっていました!

全国優勝2回、準優勝3回と名門校だった鹿実

鹿実サッカー部が初めて冬の全国高校サッカーで優勝したのは、第74回大会で静岡学園と「2−2」で同時優勝を果たしたときです。この時は決勝戦でPK戦で決着というルールはなく、延長でも同点だったら同時優勝というルールでした。この時は鹿児島県民は歓喜に包まれてニュースでも多く取り上げられ、優勝旗が初めて鹿児島に渡りました。

松澤隆司総監督の指導で全国区になった

鹿実サッカー部を指導してきたのは松澤隆司総監督。鹿実サッカーを全国区に育てあげ、前園真聖さんや城彰二さん、遠藤保仁選手や松井大輔選手など多くのJリーガーを輩出しました。

1978年の第57回大会冬の全国高校サッカー選手権に初出場し、第74回大会は同時優勝。第83回大会は決勝戦で千葉県の名門校である、市立船橋高校をPK戦の末に破り、初の単独優勝を果たしました。

松澤総監督の指導で全国優勝2回、準優勝3回、ベスト4に残ることも多く、鹿実が着る赤いユニフォームは全国でも有名で、ファンもたくさんいるのです。

2011年に総監督を勇退、そして2017年に逝去された

松澤総監督は1996年に全日本ユースも制し、合計3回も全国優勝を果たして「鹿児島県民表彰」を受賞されました。そして2011年に総監督を勇退、去年の2017年8月11日に逝去されました。

11年間冬の全国高校サッカー出場が遠ざかっている

鹿実サッカーは年々低迷してきており、神村学園と鹿児島城西高校の2校がここ11年間、鹿児島代表として全国大会に出場しています。あの強い鹿実はどこに行ってしまったのか。県大会の決勝や準決勝ぐらいまでには勝ち残るのですが、神村学園と鹿児島城西高校にあと1歩で敗れることが多く全国の切符を逃しています。

そして今年は創部初の初戦敗退という歴史的な波乱が起こり、今年も全国で鹿実サッカーは見られなくなりました。

帝京や国見、鹿実が出場していた時代が面白かった!

個人的な感想ですが、過去の全国大会に出場してきた名門校、東京の帝京高校や長崎の国見高校も最近出場しなくなりました。帝京高校と国見高校は冬の全国高校サッカーを6回も優勝している名門校です。

「鹿実−帝京」「鹿実−国見」といった好カードが組まれると、年末年始は高校サッカーを観るのが本当に楽しみでテレビで応援していました。県大会初戦敗退は残念でしたが、鹿実ファンの1人としてまた古豪の復活を期待するとともに、全国で活躍する鹿実サッカーを待っています!