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2018.11.10:フリーペーパーVol.32発刊!

鹿児島ユナイテッドFCが知的障がい者サッカーチーム発足へ

知的障がい者サッカーチーム
「鹿児島ユナイテッドFCフューチャーズ」

『鹿児島をもっとひとつに』をクラブスローガンとして活動しているJ3の鹿児島ユナイテッドFCが、11月8日、知的障がい者サッカーチーム「鹿児島ユナイテッドFCフューチャーズ」を発足すると発表しました。Jリーグ54クラブ中、知的障がい者のチームをつくるのは横浜Fマリノスに続いて2例目。2020年に鹿児島で開催される第20回全国障害者スポーツ大会・かごしま大会での活躍が当面の目標となってくると思います。

鹿児島ユナイテッドFCフューチャーズ

J2昇格争い真っ盛りの鹿児島ユナイテッドFCが、チームの定例会見にて発表した知的障がい者サッカーチーム「鹿児島ユナイテッドFCフューチャーズ」結成。私は夕方の南日本放送(MBC)のニュースで知りました。

なぜ知的障がい者のチームを設立したのか

鹿児島ユナイテッドFCは、サッカーをしたいすべての人に対して、プレーする環境を作り出したいという思いが強かったようです。サッカーを通じて『鹿児島をもっとひとつに』がクラブスローガンのチームですもんね。あと、鹿児島には知的障がい者サッカー日本代表選手2名、監督、コーチがいるのも大きかったと思います。

人格形成の一助として

鹿児島ユナイテッドFCは、トップチームの他に、U-18、U-15、U-10のアカデミーをもっている環境も後押しをしています。交流、強化試合、サポートをすることで様々なカテゴリーに所属する選手たちがつながりをもつことができるので、サッカーの技術とともに人として成長する場にもなってきます。

総監督には西眞一氏

鹿児島ユナイテッドFCフューチャーズの総監督には知的障がい者サッカー日本代表監督の西眞一氏が就任、監督は日本代表コーチの泉谷光紀氏が務めることになりました。日本のトップの指導を鹿児島で受けられるのがいいですね。

知的障がい者サッカーの現状

今年の8月、知的障がい者サッカーの世界選手権があったのをご存知でしょうか?全国約7,200名の選手の中から17名を選出し、西監督が率いた日本代表チームはスウェーデンの地で熱戦を繰り広げました。

知的障がい者サッカー世界選手権

2018年スウェーデン大会の日本代表の成績は、サウジアラビア、アルゼンチン、ポーランド、フランス、ロシアに続いての6位。日本は予選リーグでポーランド、サウジアラビア、ロシアと対戦。どの試合も接戦で1点差でしたが、3戦全敗。順位決定プレイオフではスウェーデンにPK勝ち、5-6位決定戦ではロシアにPK負けでの6位でした。

結果的には、目指していたファイナリストとはいきませんでしたが、最終ロシア戦では、鹿児島在住の原良田選手が自身世界選手権初ゴールを上げる活躍もみせました

環境的に恵まれていない知的障がい者サッカー界

日本代表クラスですら、所属クラブがない選手もいる現状が知的障がい者サッカー界にはあります。また、今回の世界選手権の渡航費用にも大変苦労したと聞きます。鹿児島で県知的障がい者サッカー連盟が発足したのは今年の3月31日。まだ7ヶ月ちょっとしか経っていません。知的障がい者サッカーが広まるのには、もう少し時間がかかりそうです。

2019年2月1日からフューチャーズ始動

2019年2月1日から活動を開始する鹿児島ユナイテッドFCフューチャーズ。練習会を11月18日(日)から実施して選手を募集するそうです。

フューチャーズには、知的障がい者サッカー界に風穴をあけていただきたいなと思います。13歳から選手として活動できるということなので底辺拡大とともに、日本のトップ選手の育成にも取り組んでいただきたいですね。

鹿児島ユナイテッドFCとともに、フューチャーズも鹿児島のサッカークラブとして根付いていって欲しいですし、地元の選手はもちろん、県外からも選手が集まるようなクラブになると活気が出ていいだろうなと思います。