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2020/05/10:フリーペーパーvol.50発刊!

うつると誤解されがちな病気「乾癬」はうつりません

乾癬は感染しません!

2017年5月、モデルの道端アンジェリカさんが乾癬(かんせん)であることをインスタグラムで告白しました。最近ニュースでも乾癬の話題が出ていますが、みなさんは乾癬がどのような病気か知っていますか? 10月29日は世界乾癬デー。乾癬で苦しんでいる方は、世界で約1億2500万人、日本で約56万人いるといわれています。うつると誤解されがちな乾癬ですが、自分の免疫が過剰に働くことが原因で起こる(と考えられている)病気なのでうつることはありません。

乾癬ってどんな病気?

乾癬は、皮膚に特有の症状が現れる病気です。自分の免疫が過剰に働き、皮膚の細胞が通常の約10倍の速さで増えてしまいます。

乾癬の9割が尋常性乾癬

関節性乾癬、乾癬性紅皮症、滴状乾癬、汎発性膿疱性乾癬(はんぱつせいのうほうせいかんせん)といった種類がありますが、乾癬の約9割が尋常性乾癬です。尋常性乾癬は、炎症を起こして皮膚が赤く盛り上がり、やがて白いかさぶたになって剥がれ落ちます。

乾癬の症状が出やすい部位と症状

頭皮や膝、肘などに多くみられる乾癬ですが、全身に広がるケースもみられるようです。症状は人それぞれですが、痛みやかゆみ、出血を伴う場合もあります。

見た目に苦しむケースも

乾癬は皮膚が赤みを帯び、やがて白くなり剥がれていく皮膚の病気です。乾癬になった方は症状とともに、見た目に苦しむケースもあります。温泉などで肌をジロジロ見られたり、皮膚が剥がれてふけのように見えるので黒い服が着られなかったり、不潔に見られるんじゃないかと不安に思ったり。

乾癬であることを告白した道端アンジェリカさんは、モデルという職業柄、肌を見せなくてはならない場面も多く、症状が出ている部分にファンデーションを塗っていたとのこと。また「アンジェリカの肌は汚い」など、ネット上に心無い言葉が踊っていた時期は、悔しさやモヤモヤした感じとともに、周囲に嘘をついて隠している罪悪感もあったそうです。

「乾癬」を「疥癬」と勘違い

「乾癬(かんせん)」と間違えやすい病気に「疥癬(かいせん)」があります。私は、「乾癬」と「疥癬」を完全に間違えていました。「かんせんって病院でよく感染する病気だよな」と、下に貼った Twitter を見るまで勘違いしていました。

乾癬が自己免疫疾患でうつらない病気であるのに対し、疥癬はヒゼンダニがヒトの皮膚に寄生しておこる病気で、ヒトからヒトへうつります。おなかや胸、太ももの内側に激しいかゆみを伴う感染症です。直接的に肌から肌へうつります。また、間接的に衣服やリネン類を介してうつることもあります。

以前、友人のおばあちゃんが入院中に疥癬に罹ったという話をよく聞いていたので、「乾癬」と「疥癬」の区別を理解していなかった私は「かんせんって病院でよく感染する病気だよな」と勘違いをしていたのです。

「乾癬」と「疥癬」は、両方とも皮膚の病気ではありますが、全く違う病気です!

HIKANSEN Project

乾癬という病気への誤解に一石を投じる「HIKANSEN Project(ヒカンセン プロジェクト)」。ヤンセンファーマ株式会社(ジョンソン・エンド・ジョンソン医薬品部門の日本法人)が手掛ける乾癬の疾患啓発プロジェクトです。

HIKANSEN Project の目的

HIKANSEN Project は、乾癬は感染しない(非感染)という理解を深め、乾癬に苦しんでいる方々が悲観することなく生活できる社会づくりを目的に立ち上がったプロジェクトです。

乾癬の認知度が低い

私は乾癬と疥癬を勘違いしました。私のような間違いをしている人は多いかもしれません。乾癬の認知度はとても低く29.2%(2011年 ヤンセンファーマ株式会社調べ)です。しかし、日本の乾癬患者は近年増加傾向にあります。冒頭でも書きましたが、日本では約56万人が乾癬で苦しんでいるのです。

HIKANSEN Project 特設サイト

乾癬を知らない方、乾癬に苦しんでいる方に向けた HIKANSEN Project 特設サイトが10月4日に開設されました。私が気になっていた東京ミッドタウンで行われたアートイベント「ふれられなかったにんげんもよう展」の様子や、道端アンジェリカさんのメッセージ動画なども見ることができます。

乾癬は絶対うつらない!

乾癬に苦しんでいる方の多くが人に言えないと聞きます。それはなぜか? いろんな噂をされる心配があるからではないかと私は思います。

乾癬は自分の免疫が過剰に働くことが原因の病気なので、絶対うつりません。かゆみや痛みだけでも大変なのに、見た目で何か言われて精神的に追い詰められたら、心の調子も崩してしまいます。

こんな病気もあるんだと理解してくれる方が一人でも多く増え、乾癬と闘っている方が今より生活しやすい世の中になって欲しいなと思います。

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