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2024/9/10:フリーペーパーvol.102発刊!

東京オリンピック正式種目のクライミング競技とは?

フリークライミング、ボルダリング、ロッククライミング、を紹介

今回は、フリークライミング、ボルダリング、ロッククライミング、それぞれについての紹介をしていきます。フリークライミングは、2020年東京オリンピックの正式種目に採用された競技なだけに、今後注目が集まるであろう競技です。

フリークライミング

2020年、東京オリンピックの正式種目となったフリークライミングは、ロープとハーネスを装着し、人工の岩場や、自然の岩場の突起を手がかりに、また足がかりとし、上へ上へと登っていくス競技です。

ボルダリング

人工の岩場や、自然な大きな丸い岩場(川などの)の横、縦、斜めによじ登る室内屋外競技です。ボルダリングは、河原に流れてきたと思われる大きな巨石についた凸凹ボコを自分流(決まった順番のホールドもある)に横や上につたって進んで行く競技です。

ロッククライミング

上記で紹介したフリークライミング、ボルダリングは、元々ロッククライミングから派生した競技です。自然の岩場を、鐙(あぶみ)とハーケン(岸壁の隙間に差し込みこみ落下を防ぐもの)・ロープ・人工物を使って、登坂する競技です。

地域ごとに呼び方が違う難易度表

各難易度は国別に表示が異なります。

日本は「段級グレード」という表示法で
「10級、9級〜2級、1級」と表示されます。

アメリカは「Vグレード」という表示法で、
「V0、V0+、V1〜V5、V6」と表示されます。

フランスは「フレンチグレード」という表示法で、
「5a、5b、5c〜6c、6c+、7a」と表示されます。

クライミングをはじめるにあたって準備するもの

クライミングを始めるにあたり、

・ハーネス
・安全環・(ロープ)
・クライミングシューズ
・エイト環

これらを準備する必要があります。

実際にクライミングを体験するには、鹿児島県の場合、鹿児島市谷山にあるボルタリングジム「キロニコ」にて体験することができます。キロニコでは初回、インストラクターの講習会で体の動き方を教えてもらうことができ、しっかりとボルタリングの動作を身につけることができます。

鹿児島市谷山のボルダリングジムKIRONICO(キロニコ)
http://kironico.com/

私のフリークラミング体験

私がフリークライミングを初めたきっかけは、登山部に所属していた頃、「将来、危険なルートも行くのではないか?」「何かしら役に立つことがあるのではないか」と思ったことがきっかけで、フリークライミングを始めました。

一歩も進めなかった初心者の頃

初めは、山岳部の友達と人工壁(ジム)に通いました。通っていたと言っても、週1日〜2週に1日程度のものでした。はじめて人工壁に取り付いたとき残念ながら、一歩も(次の石に)進めず、腕がパンパンに張ってしまい、人口壁に張り付くことすらできなくなり、その時はとてもショックでした。さらに、パンパンに張った腕は、その後2、3日間ずっとパンパンに張ったままで、鉛筆を持つことすらも困難な状態が続きました。

徐々にコツつかみ楽しさが分かるように

その後、週2日以上のペースで通い始めてみたところ、15分の休憩時間を挟めば、再び挑戦できるまでになりました。また初心者のころは、落ちるのが怖くてできるだけひじを壁際にくっつけ、足もできるだけ伸ばし、バランスのことなんて全く考えられませんでした。しかし、できるだけ肘をのばし、腰と足先はできるだけ同じ場所で高い位置へ保ち、一気に腰をうえに押上げ、腕も高い位置の石を取りに行く練習を何度も繰り返していくと、バランスも自然と取れるきれいな体系となり、だんだんボルタリングのと面白さが分かってきました。

シューズは小さめのサイズを

クライミングシューズはできるだけ小さいものを選び、足の指で石を縦に掴むようにして登っていきます。当時、懸垂20回はできましたが、指力が必要なので指懸垂ができる石膏のようのボード練習し、5回連続でできるようになりました。(懸垂と指懸垂とは、使う筋肉がちょっと違うようです。)

ちなみに、私のグレードは、
リードクライミング:11c(屋外:10d)
ボルダリング:5d(屋外:5a)

2020年東京オリンピックに採用が決定!

2020年の東京オリンピックでは、正式種目として採用されました。これまで、マイナー競技と言われてきたフリークライミングですが、これをきっかけに、やっとメジャーな競技となる日がきました。

東京オリンピックのフリークライミングは3種目

東京オリンピックでのフリークライミングには3つの種目があります。

・スピード
世界共通のスピードルートで設定された、高さ15メートル、95度に前傾した2つの壁に、2人の選手がタイムを競い合います。

・ボルダリング
高さ4メートル程度の壁に、4分の制限時間内で極限まで難しく設定されたコースをいくつ登れるかを競います。

・リード
6分の制限時間内に、高さ15メートル以上の壁をどこまで登れるかを競います。

2017年ボルダリングワールドカップに出場した日本代表選手

日本の選手は、レベルの高い選手が多く、東京オリンピックでの活躍に期待しています。
ちなみに、前回のボルダリングワールドカップに出場した代表選手たちです。

<男子>
楢崎 智亜(21)
藤井 快(25)
原田 海(19)
緒方 良行(20)
土肥 圭太(17)
渡部 桂太(24)
杉本 怜(26)
村井 隆一(23)
藤脇 祐二(22)
高田 知尭(23)
波田 悠貴(21)

<女子>
野口 啓代(29)
野中 生萌(21)
小武 芽生(21)
尾上 彩(22)
中村 真緒(18)

その時の模様がYouTubeで見ることができます。
日本のみならず、世界レベルの実力をぜひ見ていただきたい。

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