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2019.03.10:フリーペーパーVol.36発刊!

感染すると100%完治不能な天然痘の脅威

世界で大流行した天然痘の脅威

天然痘は昔、世界で大流行し、多くの方々を死に追いこむこととなりました。現在は感染者がいないため、天然痘を知らない方が多いと思いますが、この記事を読むことで、天然痘の恐怖を知ることとなるでしょう。

天然痘とは?

「天然痘」とは、紀元前から存在する、感染系の非常に強力なるウィルスです。現在でも天然痘の治療薬は無く、発症したら最後、絶対に治りません。

天然痘に感染すると皮膚のあちこちに白い大きな斑点状のできものが現れ、高熱・頭痛・腰痛などで体力を奪われ、最後には死に至ります。

天然痘ウィルスの発生源は、アフリカに生息するリスなどの「齧歯類(げっしるい)」と言われています。齧歯類の動物が持つ天然痘ウィルスはいろんな動物へ移り、その動物と接触した人へと感染して行きました。動物から人へと感染した天然痘ウィルスはアフリカ大陸へ広がって行き、そして、多くのアフリカ人の命を奪って行ったのです。

多くのアフリカ人の命を奪った後、天然痘ウィルスはアフリカ大陸の北方にある、イタリアやフランス・ドイツ・スペインなどのヨーロッパへと広がって行き、ヨーロッパ中の人々へ次々へと感染して多くのヨーロッパ人が次へ次へと亡くなって行きました。

天然痘ウィルスが大勢のアフリカ人に感染してた頃、アフリカ大陸の開拓や奴隷を奪いに来ていたアメリカ人にアフリカ人の体内にある天然痘ウィルスが何らかの形でアメリカ人へと移り、それを気づかずにアメリカ本土へと戻ったアメリカ人の体から天然痘ウィルスが徐々に北アメリカ大陸へと広がります。そして、多くのアメリカ人やインディアンに次々へと感染し、その後、多くの死者を出したのです。

アフリカの密林地帯は未知となるものが多く、プラスとなる新たな発見がある分、天然痘やマラリア・エイズなどのいろんなウィルスが潜伏しているので怖いですね。

天然痘の治療は対処療法のみ

天然痘が世界中に拡散され多くの感染者を出しましたが、治療法が無く、最善の方法として隔離して高熱や頭痛・腰痛の痛みを和らげる薬の投与しかできなかったのです。そして、その激しい痛みが体力を奪い、多くの方々が亡くなって行ったのです。

天然痘のワクチン

天然痘の感染患者を治すことはできませんでしたが、まだ感染していない人々にウィルスを感染させないようにするワクチンが開発されました。

天然痘ウィルスのワクチンは、天然痘より症状の軽い「牛痘(ぎゅうとう)」ウィルスを投与して抗体を作るという危険な方法でした。天然痘の感染患者数は大幅に減りましたが、「牛痘」ウィルスから来る軽い頭痛や腹痛・一時的な皮膚の体白い斑点の現れで、苦痛をもたらしました。

そこで、天然痘ワクチンをウサギの睾丸を通して牛に投与したり、天然痘患者の皮膚にある斑点のかさぶたを粉末状にするなど、天然痘の毒素を弱体させた牛痘ウィルスよりもさらに軽いワクチンが開発されたのです。

感染患者には気の毒ですが、天然痘ウィルスワクチンが多くの人々を救ったのですね。自分がこの時期に生まれていたことを思うとゾッとします。

現在

天然痘ウィルスは現在、人への感染者は0となっており、研究施設などの機関を除いて世界では皆無となっています。ごく一部の医療機関には、万が一のために天然痘ウィルスワクチンが保管されています。研究施設などの機関に残っている天然痘ウィルスが洩れないとは限らないので、まだ安心とは言えませんね。

まとめ

アフリカには、天然痘やマラリアなど治療不可となる多くの種類のウィルスが見つかっており、沢山の犠牲者が出ています。世界中のみなさんが安心して生活できるよう、いち早く探索や開発が進み、悪影響のあるウィルスがこの世界から抹消されることを祈ります。