「いま、会いにゆきます」「そのときは彼によろしく」「ただ、君を愛してる」などで有名な作家・市川拓司さん。
彼が診断されたのは「注意欠陥・多動性障害(ADHD)」。アスペルガーにほとんど該当するというものだそうです。

今年6月には「ぼくが発達障害だからできたこと」という書籍を出版したばかり。
他人に指摘され、発達障害と診断されるまでのきっかけから、自らの「障害」を認めた今現在に至るまで「発達障害と診断されていっそすがすがしかった」と潔く語る彼の生き様が綴られています。

ずっと昔から、困った子供・お前は間違っている生徒と言われ続けた発達障害である彼が、なぜベストセラーの小説をかくことができたのか。

ずっと「困った子ども」で「間違っている生徒」で、作家になる以前に勤めていた会社でも問題行動ばかり起こし、同僚から「勘弁してよ」といわれるのが常だった。その根っこに障害があるとわかったとき、市川さんは「いっそすがすがしい」と感じたという。

確かにその通りかもしれません。
ずっと昔から他人から指摘・批判され続け、悩み苦しみ大人になった時「君のその他人と違う言動・行動は障害によるものだよ」と言われたら、私だってきっと納得するし、むしろ救われた気持ちにすらなるかもしれない。

「社会は発達障害に対して、どこか悲壮感みたいなものを求めていますよね。本書にはそうしたネガティブ要素がないので、違和感を覚える方も多いと思いますが、僕にとっての現実はこんなモンなんです(笑)。子どものころ、教師から『私の教師生活30年で一番手がかかる子』といわれましたが、毎日がアメリカのおバカ番組『ジャッカス』みたいで、ケタ外れのことをする僕をクラスのみんなは『面白い、面白い』といってくれました。

この本は、世間一般のよくある”カミングアウト”に対する悲観的な要素は持ち合わせていないことから(笑)、もしかして私発達障害なのでは?と今現在悩んでいる人や、同じく発達障害と診断された当事者、そして実際に発達障害(疑い含む)の人と働いている人など、いわゆる”ちょっと変わった人”ワールドに悩んでいる人は、是非手にとってみてはいかがでしょうか。

きっとさらっと読めることでしょう。

ただ、個人的には「障害×アーティスティック」な分野で世間で活躍できる・受け入れられる人はまだまだ一握りで、さらにそれが一般の企業となるとコミュ力を求められる現代、「変な人、勘弁してよな人」扱いされていることのほうが多いように感じます。

作家や芸術家という原始的分野と発達障害の相性はなぜここまでにいいのか。

もしかすると、逆に現代の社会で普通に働いて生きていられる人のほうが「進化しすぎた感・適応しすぎてる感」があるように感じます(笑)

「発達障害者のサンプルを見せたい。僕がこの本を書いた最大の理由はそこにあります。レッテルやキャプションをつけるだけでは、ダメなんです。実際に生きて、動いて、しゃべっている、僕という発達障害者のサンプルのひとつを見せることによって、一般の人たちにビビッドなイメージを喚起してもらいたかった」

障害がわかったとき、いっそすがすがしかった!『ぼくが発達障害だからできたこと』市川拓司インタビュー【前編】 |…『ぼくが発達障害だからできたこと』(市川拓司/朝日新聞出版) 「発達障害者のサンプルを見せたい。僕がこの本を書いた最大の理由はそこにあります。レッテルやキャプションをつけるだけでは、ダメなんです。実…ddnavi.com

via:ダ・ヴィンチニュース

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