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2024/3/10:フリーペーパーvol.96発刊!

障害を隠して入社?医療機関とハローワークが連携で障害者の働くをサポート

ハローワーク 障害者就労

障害を抱える人の中で、就職を望む人はたくさんいます。しかし、健常者でも就職は困難な時代、障害者雇用枠での求人を募集している企業が年々増えてきているとはいえ、なかなか難しいのが現状です。

無事に就職し順調に働きだしたとしても、体調不良や周囲の配慮が足りなかったという理由などにより早期離職するケースが相次いでいるといいます。

しかし、就職を希望する精神障害者は年々増え続けているんです。

障害のある人の雇用が企業などに広がる中、就職を望む精神障害者が増え、大阪府内の医療機関とハローワークが連携して就労支援に乗り出した。

そんな中、企業側と本人の間での相互理解を深めてもらえるよう、医療機関とハローワークが就労のバックアップをしていく取り組みが開始しました!これは障害者にとっては嬉しい取り組みですね。

就職はもちろんの事、新たな社会へ一歩前進!頑張るぞ!と背中を押してくれることでしょう。

「企業にはみなさんの症状を説明し、就職後もフォローしていきます」 精神障害者らがリハビリに通う寝屋川市の「長尾会クリニックデイケア」。2日、ハローワーク枚方の職員が訪れて就職支援の内容を説明し、利用者ら約30人が耳を傾けた。

この施設では約3年前から就職をしたいという方が増加しているとのこと。しかし、自分が障害を持っている事を企業へ明かさずに無理をして働き、そのまま体調を崩していくケースが多いのだといいます。

例えば僕自身の事ですが、僕は難病を患っています。病気の事を企業に話すと理解してもらえない、難病と聞いただけで不採用になると思い黙って面接を受けた事がありました。

https://twitter.com/Rainbow_Gamer24/status/737963611683885057

採用はされましたが、後に病気が知られてしまい、クビになった…という辛い過去がありました。

その頃は、障害者差別解消法や雇用促進法といった法律もまだ無い頃、「合理的配慮」というフレーズもまだまだ世の中には浸透していない頃でした。理解してもらえずとても残念でしたが、今年4月から障害者差別解消法ができたこともあり、昔に比べると企業側の配慮も増えてきているはず…!

働きたい気持ちはあるのに!病気だからなんだよ!と当時は内心イライラを抱えていた自分がいました…。

と、話を戻しますね。

運営する「医療法人長尾会」の長尾喜一郎理事長は、「働くことは自信、自立につながる。自分に合った働き方ができれば、高い能力を発揮する精神障害者は多い」と話す。

そうなのです、企業に自分の障害についての理解と、ちょっとした配慮を少しでも行ってもらえたら、少しでも耳を傾けてもらえたら、健常者の人と同等の力を発揮できる可能性は十分にあるのです。それ以上の大活躍もできると僕は思っています。僕ももう少し理解をしてもらえていたなら、隠れた才能が目覚めて今では課長さんクラスになっていたかもしれません(笑)

そして、

各医療機関は、就労を希望する障害者をハローワーク側に紹介し、症状や体調などを伝える。これを受けてハローワークは、企業訪問などで精神障害者向けの求人を探し、企業に本人の症状などを明らかにした上で、採用を後押しする。

精神障害者の方の中には、相手とのコミュニケーションを取ることが苦手な人も多く、偏見を持つ人からは「障害者の採用なんて余計なことをするな」とか「一緒に仕事をすると負担になる」など理解してもらえない声もたくさんあり大変残念です。

そこで、この取り組みによってハローワーク・医療機関・職場が連携し、必要な対応について定期的に話し合う場を設けることにより、困ったことがあったらすぐに相談できる、安心して働く事ができる、と喜ぶ声もでているようです。

相談できる人が側にいるって本当にありがたいことなんです!

障害者雇用に詳しい法政大現代福祉学部の眞保智子教授は「安定して働き続けることができれば、治療の効果も上がる。今後は福祉機関にも連携を広げ、地域全体で支援することが望ましい」と話している。(坊美生子)

社会福祉士の方や介護福祉士の方にも連携して支えてもらえてくれれば、より安心して仕事に取り組めるようになるはずです。

現在は大阪を含む22の都道府県が同じような取り組みを始めているのだそうです。そして障害は精神だけではなく、身体、知的、そして難病患者の方とたくさんいます。障害を持っていますが、働きたい気持ちは皆強くあるのです。

こういった他分野が連携しての障害者への就労サポートがもっと全国に広まることはもちろん、障害をもっていても仕事はできるという事が、当たり前な世の中になり、健常者とか障害者という言葉や差別は全く必要ない時代になってほしいものです。

精神障害者、長く働いて…医療機関とハローワークが連携し就労支援

via:yomiDr

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