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2024/11/10:フリーペーパーvol.104発刊!

車いすは☆あたり前!シリーズ①

国の特定疾患に入る難病「脊髄性進行性筋萎縮症」を持つ車椅子ママの「ワタシ」と、出生数30週2日という極低出生体重児で産まれながら、超健康に育つワタシの宝物「♪るーるる♪」との記録です。
たくさんのママ達と共感し、未来の車いすママ達の参考になれたら幸いです☆(*˘︶˘*).。.:*♡

*我が家の紹介*
パパ=♪るーパパ♪
ママ=ワタシ
長男=オンくん(犬)
長女=♪るーるる♪
次女=クミコ(猫)
叔父=TK(ワタシの弟)

「車椅子ママの子育て記」前回からシリーズ化をお届けしましたが、第一弾の車椅子ママの子育て記!結婚から出産シリーズ①では、たくさんの反響を頂き、ありがとうございました!
「結婚から出産シリーズ②」を書きたいところではありますが、今回はシリーズ化第二弾をお届けしたいと思います。

選んで来てくれた☆

今回から始まるテーマは「車いすは☆あたり前!」シリーズです。
今日、車いすは身近なものとして世の中に認識されています。
それでも、車いすユーザーと関わったことがない人や、車いすを間近で見たこと触れたことがないという人は多いかもしれません。

諸説あるなかで、信じるか信じないかは別として、赤ちゃんがお腹に宿る時に親を選んで生まれてくるというお話しを聞いたことがあるかと思います。
♪るーるる♪ワタシの元に、車いすのママを選んでやってきてくれました。
親を選んでやってくるという話しが本当であれば、どれだけの覚悟があってワタシの元にやってきてくれたのか。。。☆

それを想像すると、頭が上がりません。

どうか、このまま純粋で☆

ワタシは生まれた時からこの身体で、この人生を歩むのが当たり前でしたが、この身体でこの人生を歩んでいる母親に対してどう思うのでしょうか?
ワタシの母親は健常者なので、そればっかりは想像も付きません。

「なんで歩かないの?」
「なんで周りのお母さんと違うの?」

想像するのは、こんなことばかりです。

ある歳にワタシ自身、自分は障害者なんだということを強く気付かされたことがありました。
周りと違うということは分かっていましたが、「ただ歩けないだけ。」そう思っていたので、これは障害なんだと気付いた時はショックを受けたものです。

♪るーるる♪もいつか、そういう風に強く気付く日が来るのでしょうか?
それとも、ずっと当たり前のこととして生きていくのでしょうか?

少なくとも今はまだ、本当に純粋で当たり前のこととして何の疑問も持っていないようです。
車いす当事者のワタシ純粋すぎてビックリするくらいの出来事が起きたり、心がジワ〜ンと暖かくなるような言葉をたくさん言ってくれます。
それは、ワタシや車いすユーザーの友人にとって、とても嬉しくほっこりする瞬間なのです☆

このホッコリや、ジワ〜ンとした瞬間、ビックリした出来事などを「車いすは☆あたり前!シリーズ」で月日はランダムにお届けしていきます!

ソファー椅子

1回目の今回は、ぐるぐる回る移動式のソファー椅子で遊ぶのにハマっていた時のお話しです。

我が家では、家の中でもワタシが車いすで動くため場所を取るソファーは置きにくく、タイヤの付いたぐるぐる回れるソファー椅子を使っているのですが、これはある程度の年齢の子だと格好のおもちゃと化します。
子供にとってはとても楽しい乗り物ですが、動くは回るはでバランスを崩しやすく、コケたら危ないので♪るーるる♪には気をつけるように日頃から強めの注意をしていました。

そんなある日、ワタシの友人が遊びに来ていて、楽しいこと美味しいものは分かち合おうとする♪るーるる♪は、楽しくて仕方ない椅子の遊びを友人と分かち合おうとしたのです!
しかも、乗る方じゃなく回す方の役をしたくて。(笑)

漫画

illustration by|えりこ

この出来事が起きたとき、ワタシは他の子と話をしていたので気付かず、後日聞きました。
移乗が難しいということを自然に分かっていて、少し身体の小さい友人を抱っこ出来ると思ったのでしょう。
遊びに断られたことの理由が「移乗出来ないのか!」という発想になったことが、愛おしくてたまりませんでした☆

♪るーるる♪に抱っこされる日がくるのは、あと何年後のことやら。。。☆

 

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