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2024/4/10:フリーペーパーvol.97発刊!

首下麻痺のボーカル 奥野敦士、ROGUE「終わりのない歌」への想い

なんて格好いいっ!!YouTubeで「終わりのない歌」を聴いて、しびれました!

みなさんは、1990年に解散した伝説の4人組ロックバンドROGUE(ローグ)をご存知でしょうか。ボーカルの奥野敦士さんは、転落事故で頸椎を損傷したことで首から下が全く機能しなくなりました。腹式呼吸ができずに歌声を失ったといいます。

いままで出来たことが突然、出来なくなる。歌うことはもちろん、それは日常生活を送るうえでも大変なことだったと思います。

奇跡体験アンビリバボーにも出演されたようで、こちらの記事にバンド解散の理由やどうやって歌声を取り戻したかが書かれていました。

車椅子の安全ベルトをきつく締めてもらった。 すると、お腹を押してもらった時と同じように声が出せたのだ! お腹に圧力をかければ、腹式呼吸と同じ状態になり声がでるかもしれない。 それは、歌いたいという執念からひらめいたアイディアだった!!
以来、毎日声のリハビリを繰り返した。 感覚のない腹筋を鍛え、腹から声を出すために。

本当だ!たしかに声が力強くなりました。(試してみた)

今年6月には、ライブイベント「G-Beat Gig Box(GBGB)」が開催され、ROGUEをはじめクレイジーケンバンドやFLYING KIDS、JUN SKY WALKER(S)など豪華キャストに加え、私も大好きな初登場となるMr.Childrenも参加し、熱いパフォーマンスを見せたんだそうです。

このイベントGBGBは、ROGUEが障害者への福祉の充実を訴えるために実施している音楽イベント。

今年で4回目を数えるGBGBは、必要経費を除いたすべての収益を福祉車両の購入費用および、バリアフリーな社会をつくることを目的とした寄付に充てるというチャリティーイベントで、今回は会場となったヤマダグリーンドーム前橋に会場札止めとなる9,000人を集め開催された。

奥野さんの意志に動いた多くのメンバー、さらにミスチル好きな私としては桜井さんの粋っぷりに思わずニンマリです♡

https://twitter.com/Hana93Haru/status/746701475976339457

リハビリ中に歌っていた「この素晴らしき世界」、とても首から下が麻痺しているなんで感じさせない素敵な声です。

そして、最初にも書きましたがROGUEの「終わりのない歌」。ぜひぜひ聴いてみてください!本当に素敵です、特に歌詞が最高。首から下の自由を失い、腹筋も動きません。どうしてそこまでして歌うのでしょう。少し苦しそうではありますが、でもとても楽しそうな奥野さんの歌声にひきこまれます。

ROGUEのギタリスト、香川さんの思いもぐっときました。

映像をインターネットに公開すると、歌声を聴いた友人達から驚きの声が寄せられた。 だが、香川は決して見なかったという。 香川は、ハンディキャップのある人が頑張っていると見えてしまうのが怖かったのだ。 ファンを熱狂させたあの歌声を知るからこそ、同情したくなかった。

会場で流された映像で初めて奥野の歌声を聞いた。 香川はこの時「何だ歌えんじゃん」と思ったという。

奥野さんの歌への情熱と、香川さんの奥野さんの歌声への思いがあって、ROGUE再結成が実現したんですね。好きなものに向かう気持ち、そして音楽には共通して人と人を惹きつける力があるように思います。

GBGB、次回は来春を予定しているとのこと。

『ap bank fes ’12』では、体温調節や褥瘡(床ずれ)の問題などの理由で、奥野が歌う映像と共に桜井による「終わりのない歌」が披露されたのだが、4年越しの悲願とも言える今回の共演で歌われた「終わりのない歌」は、無条件で人々の心を打つものがあった。改めてあたたかい曲だと感じるのと同時に、同じ歌を共有しながら笑顔で歌うふたりの姿には、純粋な「生への共感」を見出すことができた。

重度のハンディキャップを抱えながらも逆境を乗り越え、今もなお熱く歌う奥野さんならではの説得力を感じられそうです。

伝説のバンドROGUE×ミスチル桜井和寿。ROGUE主催『GBGB』で4年越しの共演がついに実現

via:M-ON MUSIC

http://natalie.mu/music/news/192258

via:音楽ナタリー

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