西日本、東日本とまた分けるか、地区ごとに分けてみるなど
第100回夏の高校野球が8月5日に開幕します。100回記念とあって、北海道と東京以外にも2校出場する県も増え合計56校の代表校が集まります。過去は抽選で近隣同士が対戦しないように西日本、東日本と分けて抽選していましたがまた戻してみてはどうでしょうか?また地区ごとに分けられないのでしょうか?
ざっくり
西日本、東日本に分けると不公平があるから
高校野球の抽選は以前東西に分けて抽選をしていました。近い県同士が初戦で対戦しないようにするために、例えば九州地区だったら東北地区や関東地区といった離れた地区の高校と当たるようにしていました。
やっぱり夏の甲子園、初戦は東西対戦がいいような気がする。東西の境である北信越地区の石川県と富山県が不公平だと主張して2007年からオープンに変わった。 ならば直接対決を回避するために東京・北海道同様石川県・富山県で予備抽選をすればいい
— Black Moomin (@shun_hasegawa) 2011年8月16日
北信越地方や近畿地方が大体境目にあるから不公平
西日本と東日本はどこで分けられるのかもいまいちピンとこなく、近畿地方や北信越地方辺りが西日本と東日本と分けられるのだそうで、「不公平」との声も上がり2007年からフリー抽選となったのです。
ただし、北海道と東京は必ず2校は出場するので、1回戦で対戦しないように抽選しています。
フリー抽選から10年以上、固まった対戦もあった
過去の記事で書いたことなのですが、例としてあげると第95回大会で九州地区同士が初戦で2回も連続で続いたことがありました。大会第5日目に…
樟南(鹿児島)ー 佐世保実業(長崎)
延岡学園(宮崎)ー 自由が丘(福岡)
と連続で九州対決が実現しました。そしてもう九州地区が2校は初戦で姿を消すことも意味します。
夏の全国高校野球選手権大会の組合せ抽選は来週の月曜日
いよいよ夏の甲子園初戦の対戦カードが決まります!今年も例年どおり東西対決やなくフリー抽選になります!去年は珍しく九州対決がなかった選手権!2年前は大会5日目に、自由ケ丘-延岡学園、樟南-佐世保実と連続で九州対決が組まれました!— 使いません (@yakyu20140705) 2015年7月30日
このように同じ地区同士が初戦でぶつかるのはやはり野球ファンの自分としては「うーん」となってしまい、東西抽選だった境目のある県の気持ちがよく分かる気がします。
優勝経験校が1日に5校も固まった日もあり、フリー抽選の楽しみもある
第99回大会で、大会第4日目に
広陵(広島)― 中京大中京(愛知)
横浜(神奈川)ー 秀岳館(熊本)
興南(沖縄)ー 智弁和歌山(和歌山)
大阪桐蔭(大阪)― 米子松蔭(鳥取)
と、優勝経験校が5校も1日に固まったこともありました。まるでベスト8のような組み合わせが初戦で試合をすることになったのです。この日は高校野球ファンが早朝から甲子園球場に集まり、混雑防止に警備を強化して外野席を有料にしたり、長蛇の列ができるほどなど色々と話題になりました。
フリー抽選でもこのように強豪校が初戦で一気に対戦が決まるのも「もったいない」という方もいるし「ワクワクする」という方と賛否両論です。
<第99回甲子園>優勝候補が集まるこのブロックが凄すぎる。(笑)
▼ 第4日目・8月10日(木)
第1試合 広陵(広島)-中京大中京(愛知)
第2試合 横浜(神奈川)-秀岳館(熊本)
第3試合 興南(沖縄)-智弁和歌山(和歌山)
第4試合 大阪桐蔭(大阪)-米子松蔭(鳥取)— Takeo Anzai (@1401anzai) 2017年8月4日
春のセンバツのように同地区が初戦で対戦しないように分ける
春のセンバツ高校野球は、同地区が初戦でぶつからないように抽選します。夏の高校野球も1回この地区ごとに分ける抽選もしてみれば?とも思ってます。
抽選方式を変えるのは難しいかも
でも実現するのはやはり難しいのでしょうか?49代表校をまず地区ごとに分けるのは簡単そうで、そうでもないのかな?と。それは高野連の方々も承知かもしれません。
万が一、地区抽選が実現したら例えば九州・沖縄は8県あり、8校は出場するので準々決勝で8校すべて九州が揃ってしまうという大会も可能性は0%ではないでしょうが難しいですかね…。
今年は100回記念、56代表校のうち9都道府県2校出場するので、あまりグチャグチャと抽選方式をいじるのも大変かもしれないので、今のままのフリー抽選方式が1番納得でしょうか。
でも、また東西抽選、もしくは地区ごとに分ける抽選、そして新しい抽選方式も見てみたいものです。
明日、いよいよ100回記念大会の組み合わせが決定します!今年も強豪校同士が1回戦でぶつかるのか?隣県との高校と1回戦で当たるのが多くなるのか?が注目です!
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