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2024/3/10:フリーペーパーvol.96発刊!

初心者でも簡単にわかるパソコンの基礎知識

パソコンの基礎知識

パソコンの話について行けなかったり、パソコンの事を聞かれたりして困ってしまうことはありませんか?

近年、スマートフォンやタブレットなどが主流となり、逆にパソコンが扱えないという人も少なくないという状況が生まれつつあります。ということで、現役のパソコンについての基礎知識について説明していきます。

パソコンの中枢となる「CPU」

パソコン内部には約3cmもの小さな装置「CPU」が入っております。CPUは、データの処理、他の機器へのデータ送信や命令など、パソコンの中枢的な仕事を行っています。

CPUの中には、DVDの読み書きするDVDドライブやデータを画面に映すモニターなど他の機器に命令をする「制御装置」、読み取ったデータをCPU内に入れる「入力装置」、入れたデータを処理する「演算装置」、処理したデータを記憶する「記憶装置」、記憶されたデータをモニターやプリンターなどに送る「出力装置」の5つの装置が備わっているのです。

3cmもの小さなCPUに5つの装置が入っているとはビックリですね。

その他の機能とそれぞれの役割

パソコンにはCPUの他に、

CDやDVDを読み書きする「ディスクドライブ」
データを画面に映す「モニター」
音を出す「スピーカー」
印刷する「プリンター」

などの装置があります。
これらの装置のみでは全く動きませんが、CPUからの命令にて初めて動作するのです。

データを入れる装置

データを読み取って、パソコン内のCPUにデータを入れる装置です。

種類として、
CDやDVD、SDカードなどのデータを読み書きする「ディスクドライブ」、「カードリーダー」インターネット回線を使用してデータを送受信する「LAN」、文字を打ち込んでデータを入れる「キーボード」、アプリケーションの実行やファイルを開くなどパソコン利用者の要望をCPUに伝える「マウス」などがあります。

処理されたデータを保存する「ハードディスク」

CPUで処理された大事なデータを保存するのがハードディスクです。ハードディスク内には金属の円盤が入っており、その円盤にデータが保存されます。データはカセットテープと同じように「磁気」を使って保存されるので、パソコンの電源を切ってもデータは消えません。今では、大事なデータ保存に利用されています。

デメリットとして、ハードディスクの保存や読み込む速度はかなり遅く、データの移動やコピーに時間がかかります。円盤に傷が入りやすいので、衝撃に弱いです。

私が子供の頃使用していたハードディスクは写真が5枚しか入りませんでしたが、今では100万枚も保存できるので技術の進歩に凄みを感じました。

CPUとハードディスク間のデータを高速にする「メモリー」

CPUとハードディスクとの間でデータが行き来していますが、ハードディスクの読み書きは遅いのが原因でエラーを発生させてしまいかねません。そこで登場するのが「メモリー」です。メモリーはデータの読み書きが速いので、CPUとハードディスクとの間に入りデータを高速に渡しています。

ですが、メモリーのデータ記憶容量は少なく、電源を切るとメモリー内のデータがすべて消えてしまうので、データの保存には向いていません。

パソコン利用者にデータを見させたり保存したりする「データ出力」

電気信号のデータを人が読めるようにモニターや印刷物に映し出させたり、CDやDVD、SDカードに書き込んだりします。

主な装置として、モニター、プリンター、ディスクドライブ、カードリーダーなどがあります。

保存されるデータの一連の流れ

ファイルを操作すると、上記の紹介に登場してきた各装置たちにいろんなデータが流れて行きます。SDカード内の写真をハードディスクに保存すると、下記のようにデータが流れます。

1.まず、パソコン利用者がSDカードをカードリーダーに差し込むと、CPU(制御装置)がカードリーダーに「データを読み込め!」と命令を出し、カードリーダーにて写真データを読み込みます。

2.読み込まれた写真データをCPU(入力装置)がCPU(記憶装置)に送り、記憶されます。

3.記憶された写真データをパソコン利用者が操作しやすいようにCPU(演算装置)によって「ファイル化」されます。

4.そのファイルはCPU(記憶装置)にて記憶され、CPU(出力装置)によってメモリーに送られます。

5.送られたファイルはメモリーによって記憶されると、CPU(制御装置)がメモリーに「ファイルをモニターに送れ!」と命令します。

6.モニターがファイルを受け取った後、CPU(制御装置)はモニターに「画面にファイルを映し出せ!」と命令します。

7.モニターが画面にファイルを映すと、それを見たパソコン利用者がファイル保存の要求をかけ、要求を受け取ったCPU(制御装置)がメモリーに「ハードディスクにファイルを送れ!」と命令します。

8.メモリーがファイルを送った後、CPUがハードディスクに「ファイルを保存しろ!」と命令し、ハードディスクは受け取ったファイルを保存して終りとなります。

難しい操作を簡易にしてくれる「OS」

OSは、パソコン利用者と各装置の間に入り、上記のようなかなり難しい操作を代わりに操作してくれます。

上記の操作の流れを見ると難しく感じられますが、パソコン利用者の操作は「SDカードの差し込み」と「ファイルの保存要求」のみです。このように、OSが難しい操作を簡略化してくれているのです。

更に、OSを扱いやすくさせるためにブラウザやOfficeなどのアプリケーションが活躍しています。

キーボードにて長い文章を打ってパソコン操作をする昔のOSと比べると、「今のOSはかなり楽になったなぁ」と思ってしまいます。

まとめ

情報化社会となる今、世界中につながるネットワーク回線を利用したパソコンは、「ニュース」や「天気予報」、「経済状況」や「発展状況」など世界中のいろいろな情報収集ができる画期的な情報収集源となっております。

その他にも、日本では購入できない世界中の様々な商品の購入、世界中の人と顔を見ながら話せる「ビデオチャット」、世界中で書かれた写真入りの様々な人々の日記など様々な使い道ができるので、私は毎日欠かさず、パソコンのお世話になっています。

世界中と繋がるパソコンの利用方法は限りがないので、今後、どういうものが開発されるか楽しみです。

 

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