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2018.9.10:フリーペーパーVol.30発刊!

熱くなれるギリシャ神話の主柱となったゼウス英雄譚の紹介

「ギリシャ神話」に登場する神「ゼウス」

よくテレビや映画・ゲームなどでよく登場する「ゼウス」は、「ギリシャ神話」に出て来る人物というのはご存知でしょうか?「ゼウス」は「ギリシャ神話」で登場する主要キャラクターと言える人物ですが、残念ながらまだ多くの方にはまだ認知されていないようです。

そこで今回、「ギリシャ神話」に登場する「ゼウス」に関しての紹介をしたいと思います。

「ゼウス」とは?

ゼウスとは、ギリシャで生まれた神話「ギリシャ神話」に登場する全知全能たる神の頂点で、すべての宇宙の秩序や天候・生物や神々を守る存在です。ゼウスの手にはすべての宇宙を破壊するほどの凄まじい雷を放つ武器を持っており、それを使って全宇宙の制御や天候の制御を行っています。

「ギリシャ神話」に登場する「ゼウス」物語の紹介

ギリシャ神話は、紀元前15世紀の古代ギリシャにて本や詩・語りにて形成された、神々がまるで人間のような愛憎ある歴史的物語です。この神話は、伝承文化として語り継がれており、主に哲学や思想・宗教などの教養に役立たれています。

そういうことで、ギリシャ神話で活躍したゼウスに関する物語を大まかに紹介して行きたいと思います。

何もない世界

神がまだ存在していない場所に、混沌の空間(何もない空間)の神「カオス」が誕生しました。そのカオスから地母神「ガイア」が産まれ、さらにガイアから天空神「ウーラノス」が産まれた後、ガイアはウーラノスに全宇宙を統治させたのです。親子であるガイアとウーラノスの間から、末弟「クロノス」を率いる山よりも巨大な体を持つ12柱の神「ティーターン(タイタン)」たちが産まれ、「クロノス」はウーラノスを引き継いで全宇宙を統治しました。

カオス神はどのように誕生したのかも気になる所ですが、何もないカオスの世界にガイアが創造した宇宙が出来たことがわかります。

ウーラノスの時代

ウーラノスは、ティーターンのうち、単眼を持つ「キュクロープス(サイクロプス)」と百の手を持つ「ヘカトンケイル」の醜さが理由で、「タルトロス」という奈落の穴へと幽閉させました。それに怒ったガイアは、クロノスにウーラノスの性器を切り捨てさせ、その流れた血でガイアは下半身が竜の、山を持ち上げるほどの怪力を持つ「ギガース(ギガンテス)」を産んだのです。

キュクロープスなどの異型な醜さで幽閉するウーラノスの行動は、人間によくある「差別」を思い浮かばせます。ガイアの行動には、我が子に対する母性の働きが感じられました。

クロノスの時代

クロノスは父ウーラノスと同じく、醜いギガースをタルトロスへと幽閉しました。その後、ティーターンのうちのクロノスと「レアー」の間に、「ハーデース」・「ポセイドーン」・「ヘーラー」・「ヘスティアー」・「デーメーテール」が誕生するが、「子に権力を奪われる」というガイアの予言でクロノスは子供全員を体内に飲み込んだのです。

クロノスは結局、父と同じ行動を取ったのですね。クロノスの行動を見ていると、子供が社会人になって初めてわかる父の思いが頭に浮かび上がって来ます。

「ゼウス」誕生

最後に産まれた「ゼウス」は、母「レアー」の作戦で飲み込まれずに済み、その後、ゼウスはクロノスに神酒「ネクタール」を飲ませて兄弟たちを吐き出させました。それから、ゼウスは最高の神へとなります。

レアーの子供を大事にする心は、ガイアから受け継がれた母性本能がそうさせているのではないでしょうか?レアーのおかげでゼウスは最高の神になれたのですね。

ゼウスとクロノスとの戦い

ゼウスは、クロノスを倒すためにガイアから「幽閉されたキュクロープスらを仲間にすれば勝利できる」という助言を聞き出し、ゼウスはキュクロープスらを助けて彼らにネクタールと不死となる神食「アムブロシアー」を与えたのです。

その後、ゼウスはヘーラーなどの妻たちと子供たち(アポローン・アテーナー・アプロディーテーなど)とポセイドーンをグループとした「オリュンポス12神」と、ハーデース・キュクロープス・ヘカトンケイルを仲間にしました。

そして、鍛冶技術を持つキュクロープスはゼウスに万物を破壊し尽くす「雷霆」、ポセイドーンに大海と大陸を支配する「三叉の矛」、ハーデースに姿を消すことができる「隠れ帽」を与えたのです。

そして、オリュンポスたちを率いるゼウスは、ティーターンを率いるクロノスに戦いを挑みました。この戦争「ティーターノマキアー」は10年間続き、その両者が打ち合う究極なる力は、山が根本から大きく揺らぎ世界を崩壊させるほどの大規模な戦いとなりました。

最終的に、百の手を持つヘカトンケイルの一度に300ものの巨大な石の投石や、ハーデースの隠れ帽を使ったティーターンたちの武器強奪などみんなの協力で、クロノス側の力を奪ったのです。

決め手となるゼウスの雷霆から放つ聖なる炎は、瞬く間にティーターンたちの目を焼いて視力を奪い、天地を逆転させ、地球や天界の崩壊や全宇宙・根源となるカオスすら焼き尽くす威力が、オリュンポス12神たちに勝利をもたらしました。

ゼウスは負けたティーターンたちをタルトロスに幽閉した後、ゼウスは天界の神、ポセイドーンは海界の神、ハーデースは冥界の神となり、オリュンポスたちの支配が始まりました。

ここでは、ゼウスに仲間への思いやりと指揮を取る技量があることがわかります。それを答えるように仲間たちは、ゼウスに身を捧げていますね。

「ギガントマキアー」戦争

ティーターンを幽閉させたゼウスの行動に怒りを買ったガイアは、オリュンポスたちにギガースを仕向けた戦争「ギガントマキアー」を起こしました。ギガースの「神々の力では不死であるが人間の力なら倒せる」との弱点を突いたゼウスは、人間と交わって神と人の力を持つ「ヘーラクレース」を誕生させ、オリュンポスに加えました。そして、ギガースとの長い戦いの末、ゼウスの雷とヘーラクレースの矢と神々の力にて倒されたのです。

身内よりも、自分に授かった子供を優先するガイアの行動が見受けられます。ゼウスの行動には、この世を平和にしたい保守的な感じが伝わってきますね。

史上最強の魔物「テューポーン」とゼウスとの戦い

ギガースの負けを惜しむガイアは、半人半蛇で星々にぶつかるほどの巨大な史上最強の魔物「テューポーン」を誕生させ、オリュンポスたちを襲わせます。

テューポーンはまず、目から灼熱の炎で世界を火の海にさせた後、天空にある宇宙に突進し暴れまくりました。それを阻止しようとゼウスは雷霆とアダマスの鎌での攻撃と、応戦するテューポーンの万物を焼き尽くす炎の衝突は、全宇宙を焼き尽くされ混沌(空の空間)と化すほどの規模となったのです。

戦いの最中、テューポーンはゼウスのスキをつき、蛇となる足で締め付けた後、武器(雷と鎌)を取り上げたました。

その後、テューポーンは手足の腱を切り取り熊の皮に隠して、半人半獣の竜女「デルピュネー」を見張りにつかせたのです。その後、ゼウスをコーリュキオンの洞窟へと幽閉し、治癒のためにガイアの元へと帰っていきました。

それを知った旅人や商人の神「ヘルメース」と羊飼いと羊の群れを監視する神「パーン」はゼウスを救出するために、デルピュネーを騙してゼウスの手足の腱を盗み出した後、ゼウスを治療しました。

復活となったゼウスは、再びテューポーンに戦いを挑もうとしますが、テューポーンは運命の女神「モイラ」たちからどんな願いも叶う「勝利の果実」を強奪して食すはずが、望みが叶うことのない「無常の実」を食べてしまい、力を失ったのです。

不利となったテューポーンは、ゼウスから逃がれるために全山脈を投げつけたが、ゼウスの雷霆によって弾き返され山脈の下敷きとなった後、ゼウスはテューポーンをエトナ火山に叩きつけて火山の下に封印しました。

ガイアが宿した究極なる魔物「テューポーン」には、ゼウスに対するガイアの強大なる怒りが表現されているように感じられました。それに対するゼウスの行動には、ガイアの怒りを鎮静したい思いが込められているのではないでしょうか?

全宇宙を支配する全知全能なる神「ゼウス」

その後、ゼウスに歯向かう者がいなくなることで神々の頂点となり、全宇宙を統制したのです。

しかし、支配者となったばかりのゼウスに対して全宇宙のあらゆる物質は反抗的で、支配から逃れようと攻撃する暴走は大陸がねじ曲り、山々はバラバラに引き裂かれて岩石や火砕流を吐き出し、河は流れを変えて海は隆起し全ての大陸は海中へと没され、世界は混沌と化してしまったのです。それを重く見たゼウスは、暴走を抑えるためにあらゆる物質を正当化すると、暴走は収まり全宇宙は調和されたのでした。

ゼウスには、全宇宙を制御できるほどの壮大な力が携われたのですね。その力によって、現世界の平和維持に繋がっているかと思われます。

まとめ

ギリシャ神話に登場するゼウスはいかがだったでしょうか?
ゼウスが偉大な人物になれたのも、ゼウスの周りにいる神々の力があったからこそ様々な難関をくぐり抜けられたことがわかります。ギリシャ神話はかなりの物語が詰まっており、この他にもまだまだ沢山の物語がありますので、興味本意にも良いかもしれません。