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2018.8.10:フリーペーパーVol.29発刊!

あなたはドラム式派?縦型派?車いすユーザーの視点で考える洗濯機の選び方

新生活が始まり、新しく家電を買いそろえた人も多いだろう。
家電のなかでも価格も、必要なスペースも大きい洗濯機
選ぶときは慎重になるものだ。

今回はそんな洗濯機選びを、車いすユーザーの視点から考えてみた。

わたしがドラム式を買った理由

先日、それぞれ自立している車いすユーザーの友人たちと、洗濯機の話題になった。

「ドラム式の洗濯機、あこがれるけど高いよねー」
「車いすでも使いやすいんだけど、やっぱ値段がね」
「…わたし、ドラム式を使ってるよ!」(ドヤッ)「えっ?!!」

そう。わたしはドラム式洗濯機を選んだ。

ひとり暮らしを始める前は、縦型の洗濯機を使用していた。
洗濯機を支えに、つかまり立ちをする姿勢でドアの開け閉めや操作、洗濯物を入れていた。

だが、つるつるボディで揺れる作りになっている洗濯機につかまるのは至難の業!
身長の低い自分はどうにか洗濯物を入れられても、取り出すことはできなかった。
ひとり暮らしをすることが決まった際、わたしは思ったのだ。

自分で洗濯ができるよう、ドラム式を買おう!」

ドラム式のメリットとデメリット

車いすユーザーにとって、ドラム式洗濯機のメリットは以下の通りだ。

・側面に扉があるため、洗濯物を出し入れしやすい
・届く範囲が限られているぶん、洗濯機の上のスペースが使えることがうれしい
・収納や動線も限られているぶん、室内干しのスペースが必要ないこと

ちなみに、わたしは一応、お出かけ着は乾燥機を避けて室内干しにしている。
また、実際に使用して気付いたメリットもある。

・身体を動かすことがキツイとき、乾燥機を使用すると楽!

である。人より体力や筋力がないため、いまの暮らしを続けるためにも、ドラム式でよかったと思うのだ。

鹿児島に住んでいる身として、雨の日以外も灰が降る日に洗濯物が乾かせること、洗濯中の様子を見られるのも魅力だ☆(ちょっと見入ってしまう)。

だが、友人たちと話したときにドラム式洗濯機を使用していたのは、わたしひとりだった。
縦型でも工夫して洗濯ができる人もおり、家族やヘルパーさんにお願いしている人もいる。

ドラム式のデメリットとして、第一に価格。縦型に比べて、やはり高い。
わたしはちょうど近所の電気屋さんが大特価セールを行っており、驚くほどの価格で手に入れたが、この値段だったから…という気持ちも正直、大きい。

その他のデメリットして、

・横に開く扉が邪魔、車いすが当たり洗濯機を置くスペースによっては結局使いづらい。
・少ない容量のドラム式がないため、ひとり暮らしには勿体ない感。

などがあるだろう。

あなたに合った洗濯機を

扉に関しては、わたしも左右どちらかにスライドできる扉の開発を願っている。
価格もやはり問題で「買い替えのときが来たらどうしよう」とも思う。
自分が使っているため、今回はドラム式のメリットとデメリットから洗濯機選びについて考えてみた。

できることを自分ですることはもちろん大切だが、無理をし過ぎないことも生活を続けていくために同じく大切なことだ。

自分にできること、工夫できること、価格などを踏まえ、洗濯機選びの参考にしてもらえると嬉しい。