8月にブラジルでリオデジャネイロオリンピックが開催されます。日本代表が日の丸を背負って世界の国々とスポーツで競技する一大イベント。経済の停滞や治安の悪化など不安な声も多いようですが、名所や絶景も多いリオでの開催、とても楽しみです。
サッカーに焦点を当てると、男子は出場決定しましたが、女子なでしこジャパンは残念ながらオリンピック出場を逃してしまいました。男子サッカーに金メダルの期待が高まります。
そんな中、世界各地ではロボットのサッカーワールドカップ「ロボカップ2016」が開催されていたのをご存知でしょうか?
ロボットがサッカーをする時代。しかし、このロボット達の動きがあまりにも鈍くてイライラして見ていられないと言った意見が多数だったのだとか(笑)いくら高性能なロボットの開発が進んでいるとはいえ「ま、まぁロボットだしね…」と苦笑いしてしまいそうです。人間の動きと比べればまだまだほど遠いのが現状…
と、思いきや。
本物の人間と間違えるほどリアルな「人工筋肉」の開発が日本で進んでいるといいます。
・東京工業大学と岡山大学の両大学発のベンチャー企業が開発
東京工業大学と岡山大学の両大学発のベンチャー企業「s-muscle」が開発を進めているというその人工筋肉は、空気圧で動作する「マッキベン型」というもの。・空気圧によって人間と同様の動きをする人工筋肉
このマッキベン型の人工筋肉は、ゴムのチューブの外側にメッシュが張り巡らされており、空気を入れるとそのメッシュの網目のパターンによって、チューブが横に膨らみながら縦に縮む構造になっているという。
空気圧を利用した人工筋肉ということです。従来にはない、細くしなやかな人工筋肉と謳うように、人間と同様の動きが可能なため従来のロボットとは比べものにならないくらいリアルな動きを見せてくれるといいます。さらに繊細な動きが可能になれば、介護や補助具、パワースーツといった衣服型の装置はもちろん、多くの用途に使用出来る可能性を秘めていそうですね。
見た感じは理科室の人体模型といったところですが、将来的に私たちの生活に欠かせない存在になりそうな画期的な発明です。
人型ロボットが出てくる映画と言えば「ターミネーター」や「スターウォーズ」といった映画が有名ですが、いつかはSF映画の物語を超えるリアルなロボットとの共存生活が現実になるかもしれません。障害を抱える人たちを支えるロボット開発の進化にもますます期待です。
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