照りつける太陽。アスファルトにこもる熱。日々の生活に追われ、暑さにやられて疲れた身体…。
ときどき、無性に思いませんか。
「あー!自然のなかで、ゆったり過ごしたーい!!!」(BGMはオースティン・マホーン)
だけど、悲しきかな。
山道。砂浜。ごろごろ石。電動車椅子ユーザーがどっぷりとした自然を楽しむのは、なかなか難しいことです。
ホッとするどころか、さらに疲れてしまう可能性も大!
旅の気分を味わえて、自然を満喫できる場所。
どこかにないものかー( ノ>Д< )ノ!!!
というわけで行ってきました。
ここは熊本。水前寺成趣園です!
鹿児島から熊本まで、新幹線で1時間弱。
そこから市電に乗って約40分。
電停から少し歩くと、街のなかとは思えない景色が現れます!
「余は…満足じゃ…。」そう呟きたくなる、タイムスリップ感!
ところで、水前寺成趣園ってどんな所?
初代熊本藩主、細川忠利公が清水が湧くこの地を気に入り、1636年(寛永13年)頃から御茶屋を築きました。
三代目藩主、綱利公の代に現在の庭園の形が完成され、桃山式の回遊庭園は東海道五十三次を模したといわれています。
園内には細川家の歴代藩主を祀る出水神社、稲荷神社、庭園を眺めながら楽しめるお抹茶やご飯屋さん、お土産屋さん、休憩所もあります。
ちなみに障害者手帳を提示すると、介助者1名まで料金が半額になりました☆
いざ、行かん!緑もゆる世界へ
当初の目的のひとつが行けなくなり、実は前日に急きょ、水前寺成趣園に行くことが決まりました。
介助者がいるとまた違いますが、車椅子ユーザーだけで園内すべてを楽しむことは少し大変です。
急な坂道を勢いで上ったものの、砂利道ですべり、恐怖で立ち往生。
何度か、通りすがりの人に手伝ってもらいました。
途中から四駆で山の中を駆け巡っている気分になり、それはそれで面白かったですw
ちなみに庭園を歩いているなか、わたしは水前寺清子さんの「三百六十五歩のマーチ」が頭のなかで流れていたのですが、お名前の水前寺はここから付けられたそうです☆
天気が良く、鯉が泳ぐ澄み切った池には空が反射され、本当に綺麗でした。
春は桜、秋は紅葉、冬は雪景色と、行く季節ごとで違う景観が楽しめそうです。
ただ、今の時期は日焼け止めが必須です!
うっかり塗り忘れたわたしは、腕が大変なことになりましたw
熊本は、鹿児島から日帰りで楽しめます。
ゆったりとした時間を味わいたい方は、ぜひ検討してみてください。
庭園を見て、あなたも呟くことでしょう。
「余は…満足じゃ…。」
via:水前寺成趣園
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