あなたは、虹は何色(しょく)だと思いますか?
たいていの人が、「虹は七色」と答えるでしょう。
しかし、本当に「七色」でしょうか。
虹の色は何色だと思うかは、国によっても違うそうです。
「虹は六色」だと考える国も存在するらしく、リンゴのマークのあの会社のロゴは、昔のものは六色で構成されていたそうです。
虹の中に何色存在していると思うかは、国、そして文化によって色数に差が出るようです。
「七」や「六」以外も見受けられるようなので。
虹の色を数えるとするなら、あなたはどこを色と色の「境目」と考えますか?
「色相環」というものをご存知でしょうか。字の通り、「色相(しきそう)の環(わ))」というわけですが、「色相」とは一般的に言う「色」とほぼ同じ意味でしょう。
「色相環」は、その環の中の場所によりグラデーションで異なる色が存在しているので、はっきりとした「色の境目」は存在しません。
虹も似たようなもので、本来そこに「色の境目」は存在しないのです。
どこまでを同じ色と見て、どこからを違う色と見るかは、見ている人間次第なのです。
作中4コマ目の色は、どこまでが赤でどこからが黄色でしょうか?
そして、赤と黄色の間にオレンジ色を認めますか?認めませんか?
このグラデーションには、名もなき無数の「色」が存在しているのが、わかりますか?
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