社会不安障害」という言葉をご存知でしょうか。英語ではSADとも訳され、今急激に増えている精神障害だといいます。

「社会不安障害」または「社交不安障害」と呼ばれるように、日常での不安や緊張、それに伴い現れる身体症状など、一般的な人前での行為に恐怖を抱き極度に緊張しすぎてしまい、手が震えたり顔が赤くなったり動悸がするといった症状が特徴です。

「あがり症」とも呼ばれますが、ただの緊張や恥ずかしいといった感情だけでなく「恐怖」によって当たり前の社会交流ができないというのです。

最近ではうつ病やアルコール依存症の方も増えているといいますが、実はこの社会不安障害(SAD)が3番目に多い精神障害だといいます。

社会不安障害(SAD)とは?
社交恐怖症とも呼ばれるSADは、特に馴染みのない人の前に出た時や、他人に判断される可能性がある時などに強い恐怖感を覚える精神障害だ。こうした状況に置かれた(あるいはそれを予期した)時に強い不安を感じ、パニック発作を起こすこともある。

私はこの病をこの記事を見るまで知りませんでした。

アメリカでも多いと言われるこの病ですが、日本でも増加傾向にあるといいます。もしかすると私の近くにも、実は精神障害(SAD)で悩んでいる人がいるのかもしれません。
世の中の多くの人が当たり前に社会生活を送っている中、強い恐怖感などに襲われ仕事ができないだけでなく、当然のことのように行っていた挨拶や買い物といった行為に対し、極度の不安に押しつぶされるのです。

特定の状況(たとえばスピーチをしたり初めての人に会ったり)においてのみ、こうした考え方に陥って不安を感じる人もいれば、大部分または全ての社会的状況においてそうなる人もいる(重要なのは、不安に陥っても罪悪感や羞恥心を抱くべきではないということ。そうした思考の大部分は、恐れている状況に置かれた時やそれを予期した時に自動的に引き起こされるものであり、自覚がないこともある)。


社会不安障害に対する治療として、認知行動療法(CBT)というものがあるそうです。
過酷かもしれないですが、恐怖や不安を理由に回避していた状況に「敢えて置く」のだといいます。恐怖を覚える場面にさらすということは、患者が自分の不安に鈍感になり、自信を持つのを手助けするといいます。

この治療では、社会的スキルやコミュニケーションスキルの習得も治療に含まれているとのこと。自らのトラウマやストレスを向き合い、そのものの受け取り方や考え方(認知)に働きかけることでストレスに上手に対応できる心を作っていくといいます。

私も普段不安を感じることは多々あります。初めて会う人と会話をしたり大勢の前で話をする場合など。ただ、このSADを抱える人はこうした不安が強いため学校に行けない・会社に行けない人が多いのです。

もしかすると単なる「人見知り」ではなく、病気だったという可能性もあるということです。周りに理解されないが故に孤独になりやすい社会不安障害を抱える方。落ち込んでいる人には、ただ無理に励ますだけでなく、人一倍緊張や恐怖感を感じている声に耳を傾けてみようと思いました。

うつ病、アルコール依存症に次いで3番目に多い精神障害SAD | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン…社会不安障害(SAD)を抱えて生きるのは大変だ。大半の人にとっては当たり前の社会交流がきっかけで強い不安を感じたり、自信を喪失したり、後ろ向きな思考回路に陥ってしまったりする。だが幸運なことに、SADは治療が可能だ。認知…forbesjapan.com

via:Forbes Japan